ユージ
俺はユーザが距離を詰めてくる前に、殺戮の剣を召喚する。
これで太陽の剣の発する高熱の中でも問題なく活動できるようになる。
俺は即アポロを回収しにユーザの方へ駆け出したが、ユージも体表を変化・適応させて高熱の中に入り込んできた。
一瞬俺が早く、アポロにたどり着いた。
俺は引き抜いてオスクロルで切りかかる。
ユージは俺の頭上に飛び上がり回避。そのまま右の拳を叩き込んでくる。
俺はアポロで受け止める。ユージの拳が焼ける音がしたが、同時にアポロも粉砕された。
俺は一瞬退くーー振りをした。
ユージはその一瞬の隙を逃さんと踏み込んでくる。
(引っかかった!)
俺は、顔面めがけて飛んでくるユージの左拳を掴む。
そして間を置かずにオスクロルで斬撃。
したのだが、そこにユージの姿はない。
ユージは自分の左腕を切り離して俺の背後に回っていたのだ。
まあ、そこまで読み通りだったけどな。
俺はユージの背後からの攻撃を避けながら、心臓を貫いた。
『ウゲボッ』
「惜しかったな、ユージ」
ユージは歯を食いしばり俺を睨みながら、地面に倒れ込んだ。
ーーーーー
視点ユージ
また負けるのか……
ギルドマスターの時もこいつに負けたんだ。
こいつのせいで、キトも……
(ギルドマスター!コーヒーをお持ちしました!)
満面の笑みを携えて仕事をする彼女も殺した。
許さない。あの幸せな日々を壊したこいつだけは!
体の中が熱くなる。
復讐の炎が体を焼いている。
今なら、シャドウですら蹂躙できる!
倒れかかった体を抑え、シャドウを強く睨んだ。
『シャドウーー俺が勝つ』
一瞬で天界を埋め尽くすほどの魔力がシャドウを直撃した。




