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誰に知られることもない物語  作者: 一条 夜月
5/6

第1章 1話-4

これで1話終了です

2話のストックがほとんどなくて更新が滞った場合「あ、こいつ飽きたな」とか思いつつまったり待ってて頂けるとありがたいです

とりあえずは自分の役職を傭兵にしよう。まずはこの世界に馴染まなければ。どうせ帰れないのならばせめて居心地良く過ごしたい。メニュー画面を再度開き、ステータス欄からメイン役職を傭兵に設定すると、ピロンと間抜けた音と共にステータス画面上部にテロップが現れた。


『メイン役職レベルが250になりました!

役職ランクが1上がり、ごろつきから走り出しの傭兵になりました!

スキルが解放されました!

【先制の一手】のレベルがMAXになりました!

【盈月】のレベルがMAXになりました!

報酬がアイテム一覧に贈られます』


……役職を選ぶだけで報酬が貰えるとかなんてちょろいゲームなんだ……。いやゲームではなくこの世界は現実で、死という概念もあるのだからそんな緩くはないだろうけど。なんだか少し、気が抜ける。【先制の一手】とかは多分スキルのことだろう。ステータス画面をスクロールさせていくとスキルの詳細が表示されていた。サブ役職はスリと魔法使いの弟子にする事にした。運の上昇はかなり魅力的だし、魔法使いの召喚獣の使役も捨てがたかったからである。私はもふもふとした生命体が好きなのだ。割り振りも適当に考えた結果、ステータス画面は随分充実したものとなった。



『ステータス

名前:勇者

性別:女

年齢:17

身長:160cm


メイン役職 走り出しの傭兵 Lv 250

サブ1役職 スリ Lv 125

サブ2役職 魔法使いの弟子 Lv 125


体力 1503

攻撃力 3(+1000)

物理防御力 753

魔法防御力 753

回復力 753

魔力 753

敏捷性 753

運 753


スキル一覧

【先制の一手】(ごろつきスキル)スキルLv Ⅴ

戦闘もしくは決闘開始直後に使用可能

開始直後から約10分間全ステータスが2倍

しかしそれが過ぎると30秒の硬直時間が発生する

称号により10分は30分、2倍は6倍、30秒は15秒に変更されます


【盈月】(走りだしの傭兵スキル)スキルLv Ⅴ

半径20m以内の敵全てに攻撃力×100の物理攻撃を与える

再詠唱時間2分

称号により20mは60m、攻撃力×100は×300、詠唱時間は1分に変更されます


【バンドオブファイア】(魔法使いの弟子スキル)スキルLv V

攻撃力×200の火属性攻撃

遠距離(200m)から対象物を設定し、放つ

魔力量5、再詠唱時間10秒

称号により攻撃力×200は×600に、200mは600mに、10秒は5秒に変更されます


【ウォーターフォール】(魔法使いの弟子スキル)スキルLv V

水属性攻撃という事以外同上』



勇者の称号、チートすぎやしないだろうか。完全にゲームバランスを壊していると思うのだが。ああ、この世界はゲームではないのだった。異世界から召喚されるという理不尽を考えるとこれくらいは当たり前なのかもしれない。どうやら本来ステータス合計値は4n+1(nはメイン役職レベル)になるそうだが転生ボーナスと勇者の称号が仕事しすぎである。すでにレベルMAX値に近い値を叩き出してしまっているらしく、アリシアに大変驚かれてしまった。なお、最初の役職説明時に傭兵は攻撃力が高い、なんて書いてあったがそれはステータス値を自由にわりふれないこの世界の人基準なようだ。つまりステータスの割り振り作業も転移ボーナスなのだろう。他にも学ぶことは多々あるが、今後の活動拠点としていいと案内された部屋に辿り着いてしまった。私も色々ありすぎて疲れたし、休ませてもらう事にする。その部屋で異世界だというのに風呂という概念がある事に驚かされたが、もう考えるのが面倒なので全て気づかないふりをした。


こうして、私の異世界生活1日目は幕を閉じたのだった。

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