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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

短編詩集

あの日のこと

作者: 楠木 翡翠

【作者より】

拙作は先週の大雨洪水のことを書いています。


気分を害するかもしれませんので、苦手な方はブラウザバックをおすすめします。

あの日から1週間以上が経った


断続的にバケツを何回もひっくり返して降り続いた雨


外に出ると、強い風が吹き


傘をさして歩いたとしても


傘の役目はほとんどない


道路は大きな水溜まりと化し


私のくるぶしまでの深さになっていた


私の身体(からだ)はそれらによってずぶ濡れになった


家の近くに流れる川の色は茶色く濁り


川が氾濫(はんらん)


避難勧告が発動されたところがあり


堤防が決壊したところがあった


幸いにも家が無事だった私はテレビをつけてみると


あちこちでこのことについて報道されており


私が住んでいるところ以外にもたくさんのところで被害が受けていた


いつも通勤で使っている道路はあちこちで通行止めになり


たくさんの思い出が詰まった家や学校に公園は


床上浸水や建物ごと流されしまい


泥や雨水、瓦礫(がれき)が視界に飛び込んでくる


いつも見慣れている街並みが


一瞬にして変わってしまっていたのだ


たくさんの人が救助を求めていた中でどれだけの人の命が救われたのだろうか?


また、どれだけの人の命を救うことができなかったのだろうか?


たとえ、救われたとしてもこの災害の怖さがトラウマになる者が少なくともいると思う


被害を受けた人々を心の傷は癒えない……



最後まで読んでいただきありがとうございました。


2015/09/19 本投稿

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