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始まり

 新しく暮らす住居は駅から徒歩五分の少し大きめのマンション。

 僕の部屋はその三階にあるらしい。後ちょっと下にしてくれたら楽だったものを。

 軽くため息を吐いて、マンション内のエレベーターに乗る。実際のところ、結局エレベーターに乗るのだからあまり関係はない。

 エレベーターから降りたらすぐ近くにある。番号は確

か……


「これか」


 鍵を入れてみると、ぴったりあった。開けて、中に入

る。

 生活に必要なものは既に整ってある。両親が、先に引越し業者に頼んでいたらしい。

 もしかしたら、僕が頼むまでもなく、行かされていたのかもしれない。

 中に入って荷物を置く。

 リビングの横にあるドアは、寝室になっている。一人暮らしにしては広いような気もするが、これが普通なのか。

 置かれてるソファーにドシッと腰を下ろす。

 無事たどり着けた安心感はすぐに消えた。

 それよりも、今日から数日後にある学校が不安になる。初日は高校の入学式だけで終わりだけど、どうなることやら。

 どうでもいいことを長々と考えていると、いつの間にか眠ってしまった。


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