表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白梅の鬼ここめ  作者: 音琴 鈴鳴
改変前
10/29

2-1話 始まり

カタリ コトリ


家の中は


誰にも見せまい



‐レンカ‐



自分からと言うよりは


連れ去られる形で


白梅さんに

連れてこられたのは


山の奥の奥にある小さな町だった。


そこで、始まった


白梅さんとの無理矢理な


新婚生活。



もう逃げ出したいと


何度、思ったことだろうか。


だけど、逃げれるわけもなく


私はどうなっていくんだろうと


今日も不安になるのだった。


桜が咲いたら


二人で寄り添い


向日葵が咲いたら


共に歩き


秋桜が咲いたら


言葉を交わし


雪が降れば


愛しあう



これは


物語ではなく


一つの恋歌‐レンカ‐


私達の歪んだ恋のための歌だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ