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どんな悩みも水無月くんにお任せ!!  作者: たかべー
新・相談部始動編!!
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強みの活かし方!!

 世の中は常に人々の弱点、いわゆる短所に焦点を当て、それを克服することが大事なことであると教えてくる。とりわけ、教育ではそれが顕著である。ほとんどの学習プログラムが、最低限の知識を教えることに特化しており、平均的な人、言い換えると、本当の自分ではない人、になるための支援を目的としている。多くの親や教師たちは、子どもたちが最も成功する可能性のある分野により多くの時間を割こうとせず、成績の悪い科目に時間を割くべきだと考えているのである。このように、学校では欠点を克服することが良いことだという風潮が蔓延しているのである。そして多くの子どもたちは、普通になろう、みんなと同じになろうと頑張って、自分自身を抑えているのである。

 しかし、それは間違っている。短所を克服するには膨大な時間がかかるだろう。たとえ克服できても、あまり使う機会がないかもしれない。場合によっては、克服できずに諦めてしまうかもしれない。そうなると、限りある人生の時間がもったいないのではないだろうか。それよりも、長所を伸ばすことにエネルギーを注いだ方が、人は何倍にも成長するのではないだろうか。

 人は誰でも生まれ持った強み(長所)がある。強みとは、自然に発揮されるものであり、特に努力しなくとも、簡単に自然にできることである。その強みを自覚し、活かすことができるようになると、飛躍的に成長することができるのである。無理して頑張って何かになろうとしていくより、ありのままで、より自分らしく生きていく方が人生を楽しく過ごせるだろう。

 自分の強みを自覚し、上手く活かすことができると、自分を非難し過ぎることが減ったり、身の回りにある素晴らしいものに気づき、畏怖の念を抱いたりすることができる。強みは、自己受容、自律性、目標達成、健康、レジリエンスなど、他の多くの利点と強く結びついており、人生のポジティブな部分を強めてくれる働きもある。また、ネガティブな経験をしても、上手くバランスを取って、その経験から学び、モチベーションや注意力を高め、成長に繋げてくれるのである。

 さらに、強みを最大限に活かしている人は、そうでない人と比べて、幸福感や生産性が高いという研究結果もある。強みを上手く活かすと、ストレスが減り、対応力が高まり、人間関係のいざこざが減り、うつが緩和され、健康になれるのである。

 そんな万能な強みを、多くの人は、自分にとってできて当然のことなので、当たり前のものだと思い込み、見落としてしまいがちである。しかしそれは、非常にもったいないことである。自分の強みを周りの人が持っているとも限らないし、その逆も然りである。また、多くの人は、自分の得意なことを知っていると思い込んでいるが、大抵は間違っているのである。そして残念なことに、その人たちは間違った方向に向かうことに貴重な人生を費やしているのである。

 そうならないためにも、できる限り早く自分の強みを見つけ、それを伸ばし、さらには周りの人の強みを伸ばすのを助けることが重要だろう。今の教育現場のように、弱いところばかりを直すことに一生懸命になるのではなく、強みを活かして人の役に立つことをしよう。何かになろうとするのではなく自分らしく、同じになるのではなく多様に、そんな社会になれば、もっと多くの人が生きやすくなると俺は思う。

 

 自分の強みを分析するには、VIA性格診断とストレングス・ファインダーがオススメだ。関連書籍を買うか、ネットで診断してみるといいだろう。

 ちなみにVIAによる俺の強みは、好奇心、向学心、知的柔軟性(批判的思考力)、慎み深さ(謙虚さ)、自律心だった。

 好奇心が高い人は、新しさを求め、何でも積極的に経験しようとする。成長したり、能力を身につけたり、刺激が高まるような活動に魅力を感じるのである。

向学心は、学習への情熱や学習すること自体への欲求である。好奇心と結びつきが強いが、別物である。好奇心の原動力は知識を追い求めていくことだが、向学心の原動力は、自分の知識を膨らませることである。向学心が高い人は、新しい内容と情報を大事にし、知識の基盤を深め、能力と自己効力感を高めることができる。新たな挫折や挑戦を、学びや成長の機会と捉えることで、忍耐力を高めることができる。

 知的柔軟性(批判的思考力)は、理性的で論理的な選択を行って、アイデア、意見、事実を分析的に評価する力のことである。複数の視点から物事を見ることができるため、特に変化が起きた時に上手く対処することができる。偏見が少ないので、より正確な意思決定ができたり、柔軟で寛容な姿勢で物事を考えたりすることもできる。また、個々の出来事に左右されることが少なく、暗示にかかったり操られたりしにくいのである。

 慎み深さ(謙虚さ)とは、自分の成果を正確に評価することである。自分に自惚れたり、注目を浴びようとしたり、自分を特別な存在だと思ったりしないことである。本当に謙虚な人は、自分のことを評価して、自分が何者なのかきちんと理解しているが、自分の過ちや無知さ、不完全さも自覚しているのである。慎み深さは、自尊心や自己肯定感、忍耐力、自律心、親切心などと繋がっており、これらの能力が高いのである。

 自律心が高い人は、効果的に物事を実行できるという自信が適度にあり、目標を達成できる可能性が高い。感情のコントロールが上手く、不安や鬱の症状が少なく、良好な人間関係を築くことができるのである。

 このように自分の強みについて知ると、自分にはこんな能力があるのか、たしかにこれは当てはまるな、これを試してみよう、などと思わないだろうか。今まで自信の持てなかった人でも、自信が湧いてこないだろうか。強みについて詳しく調べてみると、知らないことがたくさんあることに気づくはずだ。俺も自分の強みを知った時は驚いたし、最初は疑った。しかし、意識してみると、日常でこれらの強みを活かしている場面があったり、上手くいった時は、幸せな気分になったりしたこともあった。

 人には一人ひとり強みというものが存在する。そして、どの強みが良い悪いということはなく、生まれ持った強みはどれも素晴らしい能力である。それをより多くの人が知り、活かすことができるような社会になればいいと願っている。


 ある日の放課後。この日、牡丹さんと霞さんとカスミンは、絵を描くために一緒に出掛けるということで部活を休んでいた。他のメンバーはいつも通りで、俺はひまわりさんと雑談していた。

「先輩は、お花とか詳しいですか?」

「花…? うーん、そこまで詳しくはないな……」

「そうですか…」

「ひまわりさんは、花、好きなのか?」

「好き嫌いを聞かれると、好きな方です。でも、私もあまり詳しくはないです」

「そっか。でも、急にどうしたんだ? 花に興味が湧いたのか?」

「いえ、そこまでではないんですが、私の名前…一応花なので…」

「ひまわり…花言葉は憧れ、情熱、あなただけを見つめる、だな!」隣で会話を聴いていた桔梗さんが突然決め顔で言った。

「へぇー、そうなのか!」俺はとりあえず相槌した。

「ちなみに、ひまわりは本数でも花言葉が変わるんだぞ!」桔梗さんはさらに得意気な顔をして言った。

「へぇー、どう変わるんだ?」

「1本は一目惚れ、3本は愛の告白、7本は密かな愛、11本は最愛、99本は永遠の愛、108本は結婚しよう、999本は何度生まれ変わってもあなたを愛す、だ!」

「へぇー、そうなのか! 桔梗さん、花に詳しいんだな!」

「いや、我は花言葉を知っているだけで、花のことはそこまで知らん」

「あっ、そうなのか……じゃあ、桔梗の花言葉は…」俺がそこまで言いかけたところで、桔梗さんは待ってましたと言わんばかりの様子で答え始めた。

「桔梗の花言葉は永遠の愛、変わらぬ愛、気品、誠実、だ!」

「へぇー、一途な感じなんだな!」

「そ、そうだな…」桔梗さんはなぜか照れた反応をしていた。

「ワタシの名前の花言葉は、イギリスでは不変、節操、二ホンでは謙遜、変わらぬ心、デス!」会話を聴いていたベルさんが参加してきた。

「へぇー、国によって違うんだな!」

「ハイ! それぞれの国の文化や歴史によって違うようデス!」

「花言葉の起源は、17世紀のトルコの風習であった『セラム』だと言われている!」桔梗さんが教えてくれた。

「セラム?」俺は聴きなれない言葉を繰り返した。

「セラムとは、物に想いを託して、気持ちや言葉を伝える表現方法のことだ。この習慣がヨーロッパに伝わり、特にフランスで大人気になったそうだ。その時、恋愛に関する意味が花に込められるようになったのが、花言葉の起源だと言われている!」

「へぇー、そうなのか!」俺が相槌を打って話を聴いていると、桔梗さんは上機嫌な様子で解説を続けた。

「日本に伝わってきたのは、明治初期と言われていて、最初は伝わってきた意味のままで花言葉を使っていたらしいが、少しずつ日本の歴史や風習に合わせて変わっていったらしい!」

 桔梗さんが得意気な顔をして語り終えたその時、部室のドアをノックする音が聴こえた。ひまわりさんが「どうぞ」と声を掛けると、ゆっくりとドアが開き、見覚えのある女の子が「し、失礼します」と言って、中に入って来た。

「木ノ花さん!」ひまわりさんがそう言ったのを聞いて、その名前もどこかで聞いたことがある気がしたが、よく思い出せなかった。

「ひ、久しぶりです…副会長…と相談部のみなさん」そう言って彼女は椅子に座った。

 彼女の発言からして、以前にも相談に来たことがあるのだろうと思ったが、いつ、どんな内容だったのか思い出せないでいた。

「アナタハたしか…」ベルさんもなんとなく覚えがあるようで、思い出そうとしていた。

その時、桔梗さんが「木ノ花可憐。一年C組で、前に一度相談に来たことがあるな!」と説明してくれたのを聞いて、俺は思い出し、ベルさんも同じような顔をしていた。

「あ! 思い出しまシタ! 前に社交的になりたいという相談に来た方デスね!」とベルさんが言うと、彼女は「あ! はい。そうです」と認めたので、記憶が正しいことがわかった。

 彼女の名前は木ノ花可憐きのはなかれん。一年C組で、前回は社交的になりたいという相談でここに来た。当時を思い出してみると、たしかあの時は、俺とひまわりさんがバチバチしていたような気がするが、大丈夫だったのだろうか、と少し心配になった。

「あの時はたしか…翔とひまわりちゃんがケンカしていたけど、木ノ花ちゃんは大丈夫だったのか?」紫苑が直球な質問を投げかけた。

 俺は(ケンカじゃねぇ!)とツッコみたかったが、その言葉を心の中で抑えた。それよりも彼女の答えの方が気になったので、背筋を伸ばし姿勢を正して聞く態勢になった。ひまわりさんも俺と同じ態勢になっていた。俺はあの時のことを反省しているつもりだが、おそらくひまわりさんも同じ気持ちだったのだろう。

「あ! はい。お二人ともすごかったですね。なんかちょっとでも邪魔すると飛び火しそうで怖かったです…」

「あの時は、ごめんなさい」俺とひまわりさんは答えを聞くと同時に、頭を下げて一緒に謝った。

「え!? あ、いえ、お二人が謝らなくても…」彼女は少し焦っているようだった。

「そういえば、そうだったね! あの時は結局、自己分析をするようにしたみたいだけど、どうだったかな?」時雨がやさしい口調で質問した。

「え!? あ! はい。ビッグ5ですね。すごく参考になりました! 自分の性格を知ることで、別に無理して社交的にならなくてもいいんだって思えるようになって、気持ちも楽になりました!」

「そっか! それなら良かった!」時雨は笑顔でそう言った。

「はい! なので、お二人が謝ることはないです!」彼女は気を遣いながらそう言ってくれたので、顔をゆっくりと上げた。俺とひまわりさんは、彼女が無事上手くやっていることを知ってホッとした。

「じゃあ、今日ここに来たのは、その報告をするためなのか? それとも、また新しい悩み事でもできたのか?」紫苑が本題に入る質問をした。

 その質問を聞いた彼女の表情が少し暗くなったので、おそらく後者なのだろうということを察した。

「何か、新しい悩み事のようデスね?」ベルさんが確認すると、彼女はゆっくりと頷いた。

「そうですか…わかりました。では、話を聴かせてください」ひまわりさんはいつにも増してやる気に満ちているようだった。前回の汚名返上をするかのように…。

 そして彼女は悩み事を話し始めた。

 

 今回の木ノ花さんの悩みは、自分は何も取り柄がない、ということだった。ビッグ5で性格分析をして、木ノ花さんは、内向的で誠実性が高く、協調性はやや低め、好奇心と神経症的傾向は中間という結果だったらしい。この結果自体に不満があるわけではないが、木ノ花さん曰く、自分は保守的で、リスクを恐れて大きな挑戦をすることもなく、ただひたすら好きなことに没頭する性格らしい。内向的で協調性がやや低めなので、友達が少ないことは受け入れることができたらしいが、何の取柄もない自分を情けなく思っているらしい。

 そう思って、今まで本気で取り組んだことのないスポーツ、たとえば、バレーボールやソフトボールなどの球技、短距離走や持久走などの陸上競技に挑戦してみたらしいが、どれも途中で挫折したらしい。元々運動は苦手な方で、それを克服しようと思ったらしい。そして、何度も挑戦しては失敗を繰り返した結果、自信を失い、今に至るということだった。

 木ノ花さんの話を聴いた限り、苦手なことを克服しようと努力したことは素晴らしいことだと思った。それに木ノ花さんには、自分では気づいていない強みがたくさんあると思った。

「私、全然ダメダメなんです…」木ノ花さんは肩を落として、しょんぼりしていた。

「そんなことないです! 木ノ花さんは苦手なことを克服しようと努力したんだから、それは素晴らしいことです!」ひまわりさんが俺の思っていたことを代弁してくれた。

「でも、結局全部失敗しました…」

「人生に失敗は付き物だ! 汝は失敗したという経験をしたのだから、それも決して無駄ではない!」桔梗さんが深いことを言って、木ノ花さんを励ましていた。

「人間誰しも得意不得意はありマス! 苦手なことを克服することも素晴らしいデスが、得意なこともきっとありマスよ!」

「でも…こんな私に…」木ノ花さんの自信喪失は思っていたよりも深刻なようだった。おそらく失敗が続きすぎて、悪いところばかりに意識が向いてしまい、悪循環に陥ってしまっているのだろう。

「木ノ花さんにもいいところがあります! ね! 翔先輩!」ひまわりさんが俺に話を振ってきたので、俺は意見を述べることにした。

「あぁ、俺もそう思う。話を聴いた限り、木ノ花さんは自分の強みに気づいていないだけな気がする…」

「私の…強み…?」

「あぁ……たとえば、リスクを恐れるということは、言い換えると慎重ということだ。この強みを持っている人は、用心深く、決して油断することがないから、無駄なリスクを避けることができる」そう言うと木ノ花さんは「へぇー」というような顔をして話を聴いていたので、さらに続けてみた。「それに協調性が低いということはカリスマ性がある、または一人でコツコツ頑張れるということだ。これは研究者とかCEOなんかに多いらしいから、将来社会的にも成功しやすいらしい!」

「そっ、そうだったんですか!?」木ノ花さんはビックリしていた。

「長所と短所は表裏一体ってよく言いますもんね!」ひまわりさんが補足してくれた。

「そうだな。長所と思っていたことも、使い方を間違えたら短所になるし、その逆も然りってことだ!」

「そ、そう言われれば…そうですね」木ノ花さんも納得してくれたようだった。

「そういえば、木ノ花ちゃんは、好きなことになると夢中になるって言ってたけど、何が好きなんだ?」紫苑がナイスな質問を投げかけた。

「あ! はい……私、花が好きで、よく一人で調べています」

「へぇー、花か! いいな!」時雨が笑顔で共感した。

「Oh! そうなんデスか! ワタシたち、さっきまでちょうど花の話をしていたんデスよ!」

「汝も花言葉が好きとは、なかなか見どころがありそうだな!」桔梗さんが品定めをするように木ノ花さんを見ていた。それに木ノ花さんは「花が好き」と言ったのであって、「花言葉が好き」と言ったわけではない、と心の中でツッコミを入れた。

「花…か。どのくらい詳しいんだ?」紫苑が質問した。

「そっ、そこまで詳しくは…ないです」木ノ花さんは遠慮がちに言ったが、それが謙遜なのか本当なのかわからなかった。

「木ノ花さんはたしか…華道を嗜んでいましたよね?」ひまわりさんが質問した。

「あ、はい。そうです。ご存じだったんですね」

「華道か……ってことは、結構詳しそうだな…」木ノ花さんの答えを聞いた紫苑が、何か面倒くさいことを思いついたような顔をして言ったので、嫌な予感がした。

「い、いえ、そこまでは…」

「では、試してみよう! ピンクバラの花言葉は?」桔梗さんが力試しに突然問題を出した。

「日本では、しとやか、上品、可愛い人、美しい少女、愛の誓い、などで、西洋では、感謝、幸福、などです」木ノ花さんは急に目つきがキリっと変わり、即答した。

 いきなりのことだったので、みんなしばらく黙って固まってしまった。

「桔梗ちゃん、どうなんだ?」紫苑が桔梗さんに尋ねた。

「せ、正解だ……で、では、次の問題だ! トルコキキョウの花言葉は?」

「日本では、優美、すがすがしい美しさなどで、西洋だと、感謝、穏やか、などです」

「せ、正解…」

「じゃあ、俺も一つ出題していいか?」紫苑が木ノ花さんに尋ねた。

「は、はい…」木ノ花さんは頷いた。

「紫陽花は、赤、青、紫、白などいろんな色があるけど、花の色はどうやって色が決まるでしょうか?」というのが、紫苑の問題だった。

「それは、土の酸度によって、です」またもや木ノ花さんは即答した。そして続けて「紫陽花にはアントシアニンという赤色の色素があるのですが、これが土壌から溶け出したアルミニウムと反応すると、青色になります。なので、アルミニウムをたくさん吸収した紫陽花は青色、しなかったものは赤色、中間が紫色になります。また、アルミニウムが溶け出す量は、水の酸性度によって決まるので、土が吸収した水が酸性だと青色、中性だと紫、アルカリ性だと赤色になります。白色の紫陽花は、元々アントシアニンを持っていないため、色が変化せずに白色です」と丁寧に解説してくれた。

「せ、正解…」出題者の紫苑も唖然としていた。

「ちなみに花言葉は、青が辛抱強い愛情、ピンクが元気な女性、白が寛容、です!」

「せ、正解…」桔梗さんも唖然とした様子で言った。

「ハッ! すす、すみません。出しゃばってしまって…花のことになると、ついいろいろと語りたくなってしまうんです…」

 このやり取りを見て、先程の木ノ花さんの発言が謙遜だということがわかった。おそらく木ノ花さんは、俺たち思っている以上に花に詳しいという印象になった。これは立派な強みなので、自覚すると自信を取り戻すきっかけになるかもしれないと思った。

「すごいデス! 木ノ花さんはとてもお花に詳しいんデスね!」

「そ、それほどでも…」木ノ花さんは少し照れているようだった。

「それは木ノ花さんの強みですよ! 花にそこまで詳しい人はあまりいません!」ひまわりさんが俺の代弁をしてくれた。

「そ、そうですか…?」木ノ花さんはまだ気づいていないようだった。おそらく花を調べるのは好きでやっていることだから、知っていて当然という認識になり、強みだということに気づいていないのだろう。

「たしかに、木ノ花ちゃんの知識量はすごそうだ! さっきのやり取りだけでもそれが十分わかった。……だけど、それを強みと言うのは、まだ早いんじゃないか?」せっかくのいい流れを紫苑がぶち壊した。

「は?」「え?」俺とひまわりさんは紫苑に対して蔑みの眼差しを向けた。

「だから、それを確認するために、俺たちと勝負をしないか?」紫苑は木ノ花さんに意味不明な提案をした。

「は!?」「え!?」俺とひまわりさんは同時に驚いた。

「え!? しょ、勝負…ですか…?」木ノ花さんも突然の提案に困っている様子だった。

「あぁ、幸いここには我が校を代表する秀才がたくさんいる。そんな俺たちを相手に木ノ花さんがどれだけやれるのか、力試しをしてみないか?」紫苑は木ノ花さんのやる気を煽るように言った。

「………」木ノ花さんは黙ったまま考え始めた。

 周りの様子を伺うと、ベルさんと桔梗さんはワクワクしているように見えたので、勝負ごとに賛成だと感じ、時雨は中立的な反応で、ひまわりさんは少し心配しているような表情をしていた。

 そして木ノ花さんが考え込んでいる間に、俺は紫苑に抗議をすることにした。

「おい、紫苑! お前はいつもそうやって何でも勝負ごとに持ち込もうとするが、そういうのが嫌な人もいるんだぞ!」俺は小さな声で紫苑に言った。

「だから強制にはしてないだろ? 俺はただ提案しているだけだ。嫌なら断ればいい」

「嫌でも断るのが苦手で、受け入れてしまったらどうするんだ!?」

「そこはちゃんと確認すればいいだろ」

「俺たちに本音を言えるかどうか…」そこまで言いかけたところで、木ノ花さんが決断したようだった。

「わかりました。その勝負…受けて立ちます!」木ノ花さんは真剣な目でそう言った。

「え!?」俺とひまわりさんは声を揃えて言った。

木ノ花さんの答えを聞いた紫苑が「そっか! わかった。じゃあ…」と受け入れようとする前に俺は間に入り、「ちょっ、ちょっと待って! 木ノ花さんは本当にそれでいいのか?」と再度確認した。

「はい! 神無月先輩の話を聴いて、私の花の知識がどこまで通用するのか、試したくなりました! みなさんを相手にするのは恐れ多いのですが、協力してくれると助かります」木ノ花さんはそう言って頭を下げてお願いしてきた。

「そ、そっか…わかった」どうやら決意は変わらなそうだったので、俺も了承することにした。

「それなら、私も全力で協力します!」ひまわりさんが身を乗り出して真っ先に誓った。

「我も力を貸そう!」桔梗さんも堂々とした態度で言った。

「勝負って、一体何をするんだ?」時雨が紫苑に尋ねると、紫苑は説明をし始めた。

 紫苑の提案では、花に関する知識勝負と芸術性を競うフラワーアレンジメント勝負をしないか、というものだった。その提案にみんな納得しかけた時、ベルさんがふと疑問を呈した。

「ソウイエバ! フラワーアレンジメントと似たもので、生け花ってありマスけど、この二つって何か違うんデスか?」

「え!? そっ、それは…」紫苑の反応からして明らかに知らないようだった。俺も知らないし、ひまわりさん、桔梗さん、時雨も知らないようだった。

「あぁ、それはですね…」頼りない紫苑に代わり、木ノ花さんが教えてくれた。

 木ノ花さんの説明によると、フラワーアレンジメントと生け花の明確な違いは、使用する道具にあるということだった。フラワーアレンジメントは吸水スポンジに花を挿していくのに対して、生け花は剣山を使用することが多いらしい。また、作るうえで重視している点も異なるらしく、フラワーアレンジメントは装飾や華やかさ、生け花は芸術性を重視しているらしい。

「へぇー! そうなんデスか! 知らなかったデス!」

「ということは、芸術性を競うのであれば、フラワーアレンジメントではなくて、生け花で勝負ということになるんじゃないですか?」ひまわりさんは紫苑に問い詰めた。

「え!? そっ、そうだな…」紫苑は気の抜けた返事をした。

「ワタシ、フラワーアレンジメントはしたことありますが、生け花はしたことないデス」

「え!? マジか!」紫苑がベルさんを見て言った。

「……! 本当ですか!? エイプリル先輩!」木ノ花さんが興味津々な様子でベルさんに視線を送りながら言った。

「ハイ! 小さい頃に少しだけ習ったことがありマス!」

「そうなんですね!」木ノ花さんは嬉しそうな表情をしていた。

「じゃ、じゃあ決まりだな! 対決はフラワーアレンジメントにして、対戦者は木ノ花ちゃん対ベルちゃん。どちらがより魅力的なものを作れるのかを勝負する。どうかな?」紫苑が先程の件をなかったことにするかのように流れに乗って提案した。

「私は構いません」木ノ花さんが同意した。

「ワタシもいいデスよ!」続いてベルさんも同意した。

 それからさらに内容を話し合った結果、二人が制作したフラワーアレンジメントは名前を伏せて校内に展示し、それを他の生徒に審査してもらうということになった。

 次に知識勝負の内容のついても話し合った。知識勝負については、無難にクイズ大会方式を採用し、一番多く答えられた人が優勝ということになった。参加者は、木ノ花さん、ひまわりさん、桔梗さん、紫苑、俺の5人で、時雨が問題を考える役割になった。

ここまで話し合いをし、この日は解散した。そして、それぞれの準備をして数日後の対決日を迎えることになった。


 木ノ花さん対相談部の対決の日、ベルさんと木ノ花さんは誰よりも早く登校し、家で作ってきたフラワーアレンジメントを校舎の一番人通りの多い場所に机を用意し、それぞれ作品A、作品Bとして飾ったようだ。机の真ん中には投票箱とメモ用紙とペンを用意しており、より魅力的な方に票を投じることになっていた。

 俺が始業時間前に登校した時には、すでに何枚か入っているようだったので、何人か投票してくれたようだった。なんでも、今回の対決も学校内で噂になったらしく、みんな面白そうということで協力してくれているようだった。

 実は俺も、二人がどちらの作品を制作したのかを知らないので、投票権があるということだ。今回の件で、フラワーアレンジメントというものが、どういうものなのか自分なりにリサーチしてみると、いくつか大切なポイントがあるということだった。フラワーアレンジメントには数種類の花を使うが、主役の花をしっかりと決めておくことが大切らしい。すべての花を主役にしようとすると、花同士がケンカしてしまうため、上手くまとめることができないそうだ。

 フラワーアレンジメントでは、主役の花、脇役の花、隙間を埋める花、動きを見せる花、という4つの役割があるらしい。主役の花は、ゆりやカラーなどの個性的で目立つ花、脇役の花は、バラやダリアなどのたくさんの花弁でできた丸い花、隙間を埋める花は、カスミソウやレースフラワーなどの立体感を出し色合いを和らげる小さな花、動きを見せる花は、ストックやスイートピーなどの直線状に咲く花、がオススメらしい。また、色合いも重要で、初心者は同系色でまとめると統一感が出て、綺麗な仕上がりになるらしい。隙間をしっかりと埋めることも大事だそうだ。少しでも吸水スポンジが見えてしまうと、ボリュームがなくスカスカという印象を与えてしまうため、隙間があってはならないのである。

 これらを踏まえて二つの作品を見てみると、二つとも基本的なことはしっかりと踏まえているようだった。どちらの作品もとてもボリューミーで、主役の花、脇役の花、隙間を埋める花、動きを見せる花がそれぞれ上手く役割をこなし、とても綺麗だった。ただ、色の組み合わせが全く違っていたので、印象も全然違った。左側の作品Aは、同系色で組み合わせており、黄色、オレンジ、ライトグリーンで作られていた。一方作品Bは、反対色を使っており、赤、ピンク、緑、青で作られていた。

 素人の俺から見たら、どちらも綺麗で魅力的な作品だったので、選ぶのに迷ったが、とりあえず直観的「こっち!」と思った方に投票した。


 そして昼休み、俺を含めたクイズ大会参加者は体育館に集合した。体育館のステージには、机が5台横に並べられており、机上には早押しボタン、ホワイトボード、マーカーが置かれていた。そして一番端には出題者の時雨用の教卓が斜め向きに置かれていた。

俺たちは適当にジャンケンで席を決めた結果、左からひまわりさん、桔梗さん、木ノ花さん、俺、紫苑の順に席に座った。俺たち全員がそれぞれ座った時には、多くの生徒が見に来ていた。反応を見る限り、時雨や紫苑のファンが多いと思ったが、意外にも男子の見学者も多く、彼らはひまわりさんと桔梗さんが目当てのようだった。

 しばらくして全員の準備ができてから、遂に暦学園一花に詳しい人を決めるクイズ大会が開催された。まず初めに時雨が簡単なルール説明を始めた。最初は、時雨が必死に準備した選りすぐり花問題10問を制限時間の1分以内に答える、という単純なルールだった。それでもし決着がつかなければ、さらに難しい花問題を早押しで答え、先に3問先取した方が勝ち、ということだった。

時雨は結構問題を考えるのに苦労したらしい。時雨は花についてあまり詳しくないので、どれが簡単な問題でどれが難しい問題なのか、よくわからなかったらしい。そしていろんな協力者を求めた結果、神楽先生を探し当て、協力してもらったらしい。それを知って少し嫌な予感がしたが、とりあえず全力で臨むことにした。

 第一問、『欧州植物科学機構が提唱し、2012年から国際植物の日が定められました。では、国際植物の日は、何月何日でしょか?』

 この問題が出題された瞬間にみんなペンを持って、すぐにホワイトボードに答えを書き始めたので、俺も同じようにしてすぐに解答を書いた。反応の早さからして、どうやらみんな知っているようだった。一応制限時間は1分あったが、みんな10秒程でペンを机に置いていた。見学者からは「お前、知ってるか?」、「知らねぇよ!」、「確か…」などと一緒に問題を考える生徒の声が聴こえたので、みんなで楽しんでいる雰囲気だった。

 そして時雨が頃合いを見計らって、タイムアップを宣言し、解答者全員に一斉に解答を提示するように言ったので、俺たちは答えを提示した。その答えは、全員が5月18日で正解だった。


 第二問、『日本では毎年4月24日が、植物学の日と定められていますが、これは日本の植物学の父と呼ばれる人の誕生日に由来しています。この人の名前はなんでしょうか?』

 これは結構マニアックな問題だなと感じた。みんなも先程と違い少し考えているようだったが、そんな中、木ノ花さんだけは即答していた。見学者の中からも歴史上の偉人の名前がいくつか挙がっていたが、どれも全然関係ない人ばかりだった。とりあえず知っている人を言ってみたのだろう。

そして制限時間になり、ペンと机に置いた。桔梗さんと紫苑が自信なさそうな表情をしており、ひまわりさんと木ノ花さんはポーカーフェイスだった。時雨に言われて、一斉に解答を提示すると、俺とひまわりさんと木ノ花さんは、『牧野富太郎』と解答して正解だった。その後の木ノ花さんの補足事項によると、牧野富太郎博士は、生涯で1500以上の植物の学名を命名されたらしい。また、博士は小学校を二年生までしか行っていなかったようで、植物の知識は独学で身につけたらしい。


 第三問、『バラは送る本数によって意味が異なるが、二本のバラを渡すことはどんな意味があるでしょうか?』

 この問題を聞いた瞬間、桔梗さんと紫苑が速攻で答えを書き始めた。この二人はこのようなロマンチックな問題が好きなのだろうと思った。

 この問題の正答は、『世界にはあなたとわたしの二人だけ』で俺、木ノ花さん、桔梗さん、紫苑が正解だった。なんと、ここでひまわりさんが痛恨のミスをしたようだった。ひまわりさんの回答は『あなたに出会えた心からの喜び』で、桔梗さん曰く、この意味はバラを五本贈る時の意味らしい。


 第四問、『栂、この漢字はなんて読むでしょう?』

今 度は難読漢字問題だった。木に母と書く単純な字だが、一般的にはあまり知られていない植物らしく、読める人が少ないらしい。俺も初めて見る漢字で、時間いっぱいまで考えたが、結局わからず、適当に『はは』と書いた。こういう時は単純に読むものだろうと推測してのことだ。

 一斉に解答を提示した結果、木ノ花さんとひまわりさんが『つが』と解答し、正解だった。木ノ花さんの補足説明によると、つがは、マツ科ツガ属に分類される常緑針葉樹で、公園や神社の御神木として使われるらしい。

 ここに来て木ノ花さんが一歩リードという展開になった。この調子だと木ノ花さんは全問正解するかもしれないので、これ以上間違うわけにはいかないと思って、俺は気を引き締めた。


 第五問、『母の日にカーネーションを贈ることは有名ですが、このきっかけとなった出来事はなんでしょうか?』

 これは全員が正解した。答えは『アメリカに住む少女が、亡くなった母にカーネーションを献花したこと』だ。みんなそれぞれ表現は違ったが、意味的に同じだったので正解だった。木ノ花さんの補足事項によると、1908年、アメリカのウエストバージニア州で、少女が亡くなった母のために追悼式を開き、そこで母の大好きだった白いカーネーションを来てくれた人に配り、献花してもらったことが母の日の始まりであると言われているらしい。ちなみに、母が健在であれば、愛情と感謝を込めた赤いカーネーション、亡くなっていれば、白いカーネーションを贈るように定着していったらしい。


 半分を終えての順位は、一位が全問正解の木ノ花さん、同率二位が四問正解の俺とひまわりさん、同率四位が桔梗さんと紫苑だった。

 神楽先生が協力してくれたこともあって、なかなか難しい問題ばかりだったが、俺はなんとか五問中四問、正解することができた。最初は神楽先生のことだから、もっとマニアックで誰もわからないような問題を出されるかもしれないと思ったが、さすがにそこまで意地悪ではなかったようだ。

 その後も花の漢字の書き問題や写真を見て花の名前を答える問題などが出題されたが、木ノ花さんの勢いは止まらず、結局10問全てに正解して見事優勝を果たしていた。その結果に見ていた生徒たちは驚きを隠せない様子だった。「まさか、水無月くんが負けるなんて!」、「暦学園一年と二年のトップ二人に勝つなんて!」という感想が聴こえてきた。それをさらに時雨が煽るような締めの一言を言った。

「今回、我が校のトップ連中を押しのけて、見事第一回植物博士に輝いたのは、木ノ花可憐さんでした!」

 それを聞いたみんなは盛り上がり、拍手喝采でクイズ大会は幕を下ろした。


 その日の放課後、フラワーアレンジメントの結果を確認するために、投票箱を回収し、集計した。その結果、僅差だったが、作品Bの方が得票数が多かった。そしてその作品Bを作成したのが、木ノ花さんだった。

「負けてしまいまシタが、仕方ありまセン。ワタシの実力不足デス。木ノ花サンのフラワーアレンジメントは、とてもキレイで魅力的デス!」

「そんなことないです! エイプリル先輩のフラワーアレンジメントもとても魅力的です!」

「そうデスか…?」

「はい! 全体的にボリュームがあって、色使いもバランスよく、とても綺麗です!」

「本当デスか! アリガトウゴザイマス!」

 ついさっきまで負けて悔しそうにしていたベルさんだったが、木ノ花さんに褒められて嬉しそうだった。


 この日以降、木ノ花さんが相談部を打ち負かしたという噂が学校中に広まり、木ノ花さんは一躍時の人となっていた。そしてみんなから植物博士と呼ばれるようになり、本人もそれを喜んでいるようだった。木ノ花さんは、花について誰よりも詳しいことを自分の強みと理解して、それにより前よりも自信がついたようだった。さらに、木ノ花さんと同じく花のことが大好きな友達もできて、毎日花について意見交換しているらしい。

 

 結果的に、木ノ花さんは自分の強みに気づいて自信を取り戻すことができたようだったが、紫苑は最初からこれを計算して勝負をしようと提案したのだろうか、と疑問に思ったので、聞いてみることにした。

「なぁ紫苑…」

「ん? なんだ?」

「もしかして、今回の件で木ノ花さんがこんな風になることがわかって、勝負を提案したのか?」

「こんな風って、どんな風だ?」

「いやだから、木ノ花さんが自分の強みに気づいて自信を取り戻すってこと!」

「……いや……こうなるとは思ってもいなかったよ!」

「そうか…じゃあ、なんで勝負を提案したんだ?」

「ん? それはただ面白そうと思ったから!」

「は!?」

「いや、本当は俺が優勝してみんなの注目を浴びようと思ってたんだけど、まさか木ノ花ちゃんがあそこま花に詳しいとは予想外だったよ!」

「お前まさか、自分が目立ちたいために、あれを提案したのか?」

「うーん、まぁそんな感じ!」

 俺が深く考えすぎていただけで、紫苑はいつも通りだった。おそらく紫苑の強みは、このようなユーモアさや好奇心だろう。

 ユーモアには、日常生活のストレスや困難を和らげたり、ポジティブな感情が高まったり、状況を前向きに捉えられるようになったり、社会的な絆を生んだりしてくれる力がある。ユーモアを上手く使える人は、健康的で魅力があり、全体的な幸福度も高めることができるのである。

 木ノ花さんも俺にはない強みを持っているようだった。おそらく木ノ花さんは創造性が高いと思われる。創造性が高い人はアーティストや多く、歌や絵、演技など幅広い分野で活かすことができる能力である。木ノ花さんはその能力をフラワーアレンジメントで活かしていた。おそらくベルさん、霞さん、桔梗さん、弥生さん、七星さんも創造性が高く、上手く活かしているのだろうと思われる。


 このように、人には様々な強みが備わっている。その強みに気づいてもっと上手く使いこなせるようになると、困難なことに立ち向かったり、大切な人たちにポジティブな影響を与えられるようになったり、自分自身も心身ともに健康になったりするのである。さあ、早速自分の強み診断をやってみよう。



読んでいただき、ありがとうございます。

次回もお楽しみに。

感想もお待ちしています。

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