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どんな悩みも水無月くんにお任せ!!  作者: たかべー
新・相談部始動編!!
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水無月翔のモテ期到来!?

モテ期というものを経験したことがあるだろうか? 俺は今まで一度も経験したことがない。まぁ別にカッコよくないし、モテるようなこともしてないので、仕方のないことだが、生きているうちに一度でいいからモテてみたいと思ったことは誰にでもあるのではないだろうか? それも結構傲慢に、興味のない有象無象にモテるよりかは、ラノベ主人公のように可愛いキャラにモテたいと思ったことがないだろうか? 女性の場合は、少女漫画の登場人物のようなイケメン軍団からモテたいと思ったことはないだろうか?

一般的に人はモテる時期が決まっていて、それは男女で差があるらしい。女性は二十歳から始まり、ピークは二十五歳、それから横ばいになり、三十歳から下降するらしい。そして三十五歳で一気にモテなくなると言われている。これは本能的に設定されているようで、女性が子どもを産むのにもっとも適した年齢が男性にはモテるようだ。

一方、男性は二十五歳からゆっくりとモテ始めて、三十五歳でピークを迎えるらしい。そして四十歳まで横ばいで、それを超えると一気に下降するらしい。つまり、十七歳の俺はあと八年でモテ期が始まることになる。しかし、これはあくまで統計的な基準であって、当てはまらない人もいる。霜月や神無月のようなイケメンは年中モテているし、俺みたいな自称フツメンは、二五歳を迎えたところでモテるようになるとも限らない。

また、たとえフツメンでも、男はある程度お金を持っていれば女性にモテるようだ。それが女性と年齢差がある理由だ。社会に出たばかりは、まだ経済的に安定していないが、ある程度年齢を重ねると成功した人は安定し始める。それと同時にモテ始めるのだ。「それってどうなの?」とか、「愛はお金じゃないよね!」とか言う人もいるかもしれないが、お金もある程度は大事である。そもそも愛とお金を同じ天秤で測ること自体間違っていると思う。お金も大事だし、愛も大事である。

また、モテる性格というのもあるようだ。研究によって順位は前後するようだが、大体上位を占めるのは同じ特徴だ。その特徴とは、親切さ、共感能力、ユーモア、楽しいことを好む、社交的、知性、遊び心などだ。たしかに聞いただけでも、モテる性格だろうなということがわかる。この性格に俺がどれ程当てはまっているのか、自分ではよくわからないが、意識次第でどうにかなりそうな気もする。そんなことを考えている俺だが、なんと人生初のモテ期が来ている予感がする。なぜそう予感するのか? それは、相談部にある女の子が来たからだ。


 10月某日の放課後、俺は部室でいつも通り読書をしていた。霜月は宿題をやっており、如月さんとベルさんが解き方を教えていた。神無月は一人で黙々と勉強していた。二宮さんとカスミンは桔梗さんに新しい占いを試されており、文月さんは生徒会の仕事をしていた。

そんな風に各々がいつも通り過ごしていると、ドアをノックする音がした。文月さんが「どうぞ!」と言うと、一人の女の子が入ってきた。

「藤さん!」その姿を見て俺は言った。

「こっ、こんにちは、水無月くん! お久しぶりです」藤さんは答えた。

今回相談に来たのは、二年B組の藤皐月ふじさつきさんだった。珍しく俺の知り合いだ。前は長い髪に眼鏡が印象的な人だったが、今は髪を短く切ったようでイメチェンしていた。どうして知り合いかと言うと、昨年同じクラスで、唯一関わった女子だったからだ。もっと言うと、昨年関わりを持った人は、同じクラスだった霜月と藤さんの二人だけだ。

どうして藤さんと関わりがあったのかと言うと、正直、俺にもよくわからない。特に仲が良かったわけではないし、俺から意図的に関わろうとしたわけでもなく、なぜか関わってしまっていたのだ。俺にとって藤さんはドジっ子という認識になっている。なぜなら、藤さんと関わる時はいつも何かを手伝っていたからだ。特に初対面は衝撃的だった。


高校一年になってから一ヶ月程過ぎたある日の休日、俺が公園を散歩していると、どこからか「助けてくださーい」という、か弱い声が聞こえてきた。周りを見渡しても特に何もなかったので、聞き間違いだと思って行こうとしたら、再び「助けてくださーい」という、か弱い声が聞こえた。二回目は聞き間違いではないと思ったので、声のする方に行くと、大きな木の上の太い枝に一人の女の子が捕まって立っていた。それが藤さんだったのだ。と言っても、この時の俺はまだ藤さんを知らなかったのだが。

どうやら藤さんは木から降りられなくなって困っていたらしい。そもそもどうして木の上にいるのか尋ねると、猫が木から降りられずに困っていたので助けに行ったら、自分が降りられなくなったと言っていた。元々高いところは苦手だったようだが、困っている猫を見て、必死に助けようと思っていたから気づかなかったらしい。その猫が見当たらなかったので、どこにいるのかと尋ねると、難なく自分で木を降りて行ったらしい。猫は特に困っているわけではなかったようだ。そして、事の重大さに気づいた藤さんは木から降りられなくなり、困っていたようである。

今時、木に登って降りられなくなる人っているんだな、と少し驚きつつも見つけてしまったので、手を貸すことにした。家が近かったので、脚立を持ってくると提案すると、持ってくるまでの時間を聞かれたので、往復で10分くらいだと答えると、却下された。今すぐにでも降りたい様子で、少しテンパっているようにも見えた。落ち着くように声を掛けたが聞こえていないようで、あまり効果がなかった。

このままでは、どうにもならないと思って、半分冗談で「受け止めるから、飛び降りますか?」と提案すると、藤さんは「わかりました。ちゃんと受け止めてくださいね!」と言って飛び降りようとした。俺は予想外の答えにビックリし、ちょっと待つように言ったが、時すでに遅し。藤さんが飛び降りたので、咄嗟に受け止めようとしたが、準備ができていなかったので、そのまま押しつぶされてしまった。気づくと藤さんが俺の腹の上に座っていたので、怪我はないか聞くと、「大丈夫です」という返事があった。良かったと思いつつ、早くどいてくれると助かることを伝えると、すぐにどいてくれた。俺もたいした怪我はしなかったので、万事解決ということだ。

この時、俺は藤さんに同じクラスだと言われて知り合いになった。藤さんは俺が同じクラスの人だと知っていたので、俺に声を掛けたらしい。

これが俺と藤さんの初対面だった。そんな出会いがあったのだから、これから急接近する………わけでもなく、お互い特に深く関わることなく日々を過ごしていた。しかし、時々出会う度に、藤さんは何かしらトラブルの中にいた。

ある日廊下を歩いていると、俺の目の前で藤さんが集めていたクラスのプリントをばら撒いたのである。さすがに無視するのもどうかと思ったので、仕方なく拾うのを手伝った。また、ある日の掃除時間には、俺の目の前でゴミ箱をひっくり返したので、散乱したゴミを一緒に掃除した。そしてまたある日の校外学習では、俺たちは工場の見学をしていた。その時、藤さんが途中で行方不明になったので、みんなで探すことになった。しばらく探していると、工場の隅で一人座っている所を俺と霜月が見つけたのである。

とまあ、こんな風に藤さんと関わる時は、なぜかいつも何かしらのトラブルが起こっていたのである。正直、藤さんが相談部に来たことで、また何かトラブルに巻き込まれるのではないかと、俺は少し不安を抱えていた。藤さんも結構人見知りなので、誰か一人を選んで相談すると思っていたら、まさかの全員指名だった。反応を見る限り、如月さん、ベルさん、神無月とも特に仲が良さそうというわけでもなさそうだった。

いつも通りだが、藤さんとも話し慣れているだろう霜月が流れを説明してから、藤さんの相談が始まった

「あああの! わ、わ、私が、そ、そ、そ、相談したいこと、なんですが…」藤さんは明らかに緊張している様子だった。

「そんなに緊張しなくても大丈夫。ほら、一回深呼吸して」

俺は藤さんの緊張を解すために、声を掛けて深呼吸すると、藤さんも真似して深呼吸をして、少し落ち着いたようだった。それから話し慣れるために少し雑談することにした。

「そういえば、藤さん、髪切ったんだな」

「え! あ、うん! 水無月くんが短いのも似合うって言ってくれたから!」藤さんは短くなった自分の髪の毛を触りながら答えた。

「え!? 俺、そんなこと言ったか?」

「うん! 前に髪型の好みを聞いた時に言ってくれたよ!」

藤さんがそう答えたので、俺は思い出そうとしたが、そんなことを言ったような、言わなかったような曖昧な記憶しか思い出せなかった。

「で! 翔サンの好みはなんだったんデスか?」突然ベルさんが話に入ってきた。

「あなたに答える義理はありません。エイプリルさん」藤さんはキッパリと言った。

「教えてくれてもいいじゃないデスかぁ?」ベルさんは食い下がった。

「本人に聞けばいいじゃないですか! まぁ水無月くんが答えてくれればですが…」藤さんは素っ気ない態度で言った。

「それもそうデスね! で! どんな髪型が好みなのデスか?」ベルさんは俺の方を見て、聞いてきた。

「いや、急に髪型の好みを聞かれても…」

そう言いながら、俺は前になんて言ったのかを思い出そうとしたが、思い出せずにいた。この時ベルさん以外にも、何か妙に周りの視線に圧を感じた。

「ワタシには教えてくれないのデスか?」ベルさんがさらに問い詰めてきた。

「いや、そういうわけじゃなくて……、特に好みはない! その人に似合っている髪型ならそれでいい!」俺は苦し紛れに答えた。

「そうデスか!」ベルさんは納得してくれた様子だった。

「そんなことないです! 水無月くんは、どちらかというとショートの方が好みだと把握しています!」

藤さんは自前の手帳を取り出し、数ページめくってから言った。その手帳を見ると、表紙に極秘の文字が見えた。

「え!? そうだったか?」

「はい! 私の調査によると、水無月くんが女性を見る時は、ショートヘアの方が多いです!」藤さんはメモを見ながら答えた。

「え!? なに? そのメモ帳には俺の個人情報が詰まってるのか?」少し恐怖を感じながら聞いたが、スルーされた。

「そうなんデスか?」少し悲しそうな表情のベルさんが、自分の長い髪に触れながら俺に聞いてきた。

「いや、俺は…」俺がそう言いかけたところで、藤さんがベルさんに追い打ちをかけた。

「そういうことです! なので、あなたより私の方が一歩リードしています!」

藤さんは短くなった髪をサッとなびかせながら、少し誇らしげに言った。それを聞いたベルさんは、「ぐぬぬ」といった感じの表情をしていた。

「そっ、その手帳には俺の個人情報でも書かれているのか?」俺は恐る恐るもう一度聞いた。

「はい! 私が独自に集めた水無月くんの情報が書かれています!」今度は屈託のない笑顔で答えてくれた。

「ちなみに、どんなことが書かれているんだ?」俺が恐る恐る尋ねると、藤さんは「そうですねぇ」と言って、俺の個人情報を次々に語りだした。

身長173センチ、体重58キロ、血液型はAB型、6月15日生まれ、成績は学年トップ、運動神経も良い、中でもテニスは高校でトップクラスの実力、趣味は読書、映画鑑賞、旅行など。読書は主に科学本を読み、映画はいろんなジャンルを観ている。小さい時の映画の好みは、派手な演出のSFやアクションだった。ブログやアフィリエイトなどのSNSを駆使して、サラリーマンの平均よりも年収よりも稼いでいる。そして、ブログには一定のファンがいて、その中の一人は、あの雛月弥生さんだということ。そして、もちろん藤さんもファンの一人ということ。

最近は相談部の影響で、一人の時間が減っているが、特に問題はないと思っている、一緒に登山に行ったり、海水浴に行ったりしているなどなど、語りだしたらなかなか止まらなかったし、なぜか異常なほど正確だった。これ以上語られると俺の個人情報がすべて漏れてしまうと思ったので、途中で制止すると、ようやく止まった。藤さんはまだ語りたそうな様子に見えたが。

「緊張も解れたみたいだし、そろそろ本題に入りませんか?」如月さんが話題を戻す発言をしてくれた。

「あら! 余裕そうにしているけど、あなたに対しても私は一歩リードしていますよ!」藤さんは如月さんを煽るように言った。

「どういうことですか?」如月さんが尋ねると、藤さんは理由を述べ始めた。

藤さんの一年の時の成績は、下から数えた方が早いくらいの位置だったらしい。勉強に対して自信がなく、学校生活にも馴染むことができていなかったらしい。そんな時、俺と出会ってからいろんなことを調べるようになって、俺のブログで勉強法を学んでから、勉強を頑張り、少しずつ成績を上げていき、一番最近のテストでは五位になったらしい。これは如月さんよりも上位ということだった。

勉強を頑張って成績を伸ばしたことは素直にすごいことだと思う。どうしてそんなに頑張ったのかを聞くと、俺が頭の良い人の方が好みと言ったからと藤さんは答えた。俺はそんなこと言った覚えがないので、再度聞いたが、藤さんは間違いないと断言して、過去回想をしてくれた。

「水無月くんは頭に良い人と悪い人、どっちが好き?」と藤さんは俺に聞いたらしい。

「その二択なら、良い人かな!」俺はそう答えたらしい。

その話を聞いて、俺はうっすらと思い出したことがあった。その会話の後、俺は「まぁ、好きになる基準は頭の良さだけじゃないからな」と言ったが、すでに藤さんはどこかに行っていたのである。

そして現在に戻る。

「つまり、あなたより成績の良い私の方が一歩リードということです!」藤さんは堂々とした態度で言った。それを聞いた如月さんは、冷静さを保ちつつも、少し動揺しているように見えた。

「まっ、まぁ汝ら、お互いに少し落ち着いた方が良いのではないか?」桔梗さんが見かねて間に入った。俺は「ナイス! 桔梗さん!」と心の中で思っていると、藤さんは桔梗さんに対しても何か情報を持っているようだった。

「あら、そんな余裕があなたにはあるの? 私は、あなたのことも知っているのだけど…」藤さんは桔梗さんを煽るように言った。

「ん? 一体何を知っているというのだ?」桔梗さんが聞いた。

「あなたが水無月くんに貰ったあのウサギのぬいぐるみ……名前はたしか…ナイトメアだったかな?」藤さんはそう言って、桔梗さんを揺さぶっていた。

「ナ、ナイトメアが何だというんだ?」桔梗さんは聞いた。

「そのナイトメアと毎晩、水無月くんについて語り合っているっていう情報があるんだけど…」藤さんがそう言うと、桔梗さんは明らかに動揺し始めた。

「そっ、その情報! 一体どこから得たのだ?」桔梗さんはすでに認めているような質問をした。

「さぁ? どこでしょう?」藤さんは余裕の笑みを浮かべて言った。間に入ったために桔梗さんにも飛び火が来てしまったようだった。

「へぇー! 桔梗ちゃん! そんニャことしていたんだ! 知らニャかったよ! ボクたちと同じだね!」カスミンは、悪気がない様子で桔梗さんにとどめを刺した。

「一緒にするな!」桔梗さんは顔を赤くして恥ずかしそうに強く言った。

「その話し合い、今度ボクと霞ちゃんも混ぜてニャ!」カスミンがさらに追い詰めると、桔梗さんはもう何も言わずに、手で顔を覆っていた。

「そんなこと言っているけど、あなたの情報も持っているのよ! 二宮さん!」

藤さんは次のターゲットに二宮さんを指名した。それに二宮さんはビクッと反応して縮こまっていた。

「ボクたちのニャにを知っているんニャ?」二宮さんの代わりにカスミンが聞いた。

「あなたとカスミンは、前に水無月くんと公園で出会って以来、また偶然出会うことを期待して、毎週散歩をするようになったでしょ!」藤さんは言った。

「そうだけど、それがニャにか……」カスミンがそう言いかけたところで、二宮さんがカスミンの口を手で塞いだ。二宮さんは、顔を赤くして恥ずかしそうにしていた。

「はぁー、みんな揃って、何言い負かされているんですか」文月さんが呆れた様子で参戦してきた。正直、関わらない方がいいのではないかと思ったが、時すでに遅し。案の定、文月さんが藤さんの次なるターゲットのなってしまった。

「あなたも例外ではないですよ! 文月ひまわりさん!」藤さんが煽った。

「私は別に知られて困ることはありません!」文月さんは堂々と言ったので、俺も「この子ならいけるかも!」と少し期待した。

「そうですか! なら、あなたが大事そうに使っている、その絆創膏のことは言ってもいいのかな?」藤さんがそう言うと、文月さんは左膝を隠すような素振りをした。

「な、なんのことですか?」

「あなたのその左膝の怪我はもうとっくに治っているはず…。なのに、なぜまだ絆創膏を貼っているんですか?」藤さんはそう問い詰めると、文月さんは答えにくそうだった。

それに追い打ちをかけるように「それって、たしか…前に…水無月くんから…」と藤さんが言いかけたところで、「そんなことより、話を元に戻さないか?」と俺は言って間に入った。

これ以上雑談すると、さらに被害が広がるかもしれないし、俺の情報も漏れてしまうかもしれないと思ったので、早く本題に戻りたかったのだ。藤さんは「そうですね」と言ってすぐに納得してくれ、姿勢を正し、改めて相談を始めた。

「あっ、あの、私、好きな人がいるんですけど……その人に告白しようか迷っています」

先程までの藤さんとは別人のような藤さんが言った。そして俺の方を見て「水無月くんはどう思いますか?」と名指しで聞いてきた。

この手の質問は以前にも何度かあったので、俺の答えは大体決まっているが、一応もう少し状況確認するための質問をすることにした。

「もう少し詳しく知りたいから、ちょっと聞いてもいいかな?」

「はい」。

「その…告白しようと思っている相手は、今現在はフリーなのかな?」

「はい! フリーです」

「それなら、俺だったら…」と言った時、文月さんが「ちょっと先輩! 待ってください!」と言ったが、俺の口は止まらずに「告白するかな!」と最後まで言ってしまった。それを聞いた藤さんは勢いよく立ち上がり、その反動で椅子が倒れてしまった。

そして藤さんは「好きです!」と大きな声で言った。

「え!?」何のことかわからず戸惑っていると、藤さんは間髪入れずに続けて言った。

「水無月くんのことが好きです!」藤さんは俺を見て、はっきりと大きな声で言った。

それを聞いたみんなは一斉に「えーーーーー!!!」と叫んで驚いていた。もちろん俺自身も。その声は部室中に響き渡り、学校中に轟く勢いだった。俺はこの日、人生で初めて、告白をされたのだった。



読んでいただき、ありがとうございます。

次回もお楽しみに。

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