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リトルオーガ in カレイドスコピカレード  作者: 雲渚湖良清
幼児の章【零】 登場人物一覧(仮)
2/40

【登場機器一覧】(仮設中)【★】

獣働車(じゅうどうしゃ)】(一般使用型)


挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


●過去に転生した日本人が作成した自動車型機械。

 機構的に可能な限り再現してあるのだが、内燃機関(エンジン)は高火力可燃性燃料が存在しない為に断念。代換え器機に換装してある。


 エンジンの代わりにしているのは魔術による改造を施された魔物で、ピストンシャフトを回転させる事以外の行動は取れなくなっている。

 魔物なので生命活動維持に必要な栄養源は魔力となるのだが、一般的な食物が内包する魔力を高効率で摂取できるよう調整されている。

 加えて食物を排泄物化させる事無く完全に魔力へと分解して吸収するエコ仕様である。


 エンジンとして活動する期間は平均十五年。改造の際に交配機能は失うのだが異性対象の同類に近づくと興奮し出力が上がる事もある。


 結果的に本物のエンジンより効率は良い物となったが、生物的な特徴から連続行動時間の制限があり、最大約五時間の走行後に二時間程度の睡眠が必要となる。

 これは昼夜の区別がない生理現象で、夜間の長期睡眠で前倒ししての解消はできない。

 時間制限のある駆動サイクルは獣働車最大のデメリットと言える。


●平均積載量:2t

●平均走行速度(舗装路):5km~55km

●平均走行速度(軽度の未舗装悪路)(上下傾斜25度未満):5km~30km

●平均走行速度(重度の未舗装悪路)(上下傾斜40度前後):2km~10km

●魔力供給サイクル:平均10時間

(“平均”と銘打ってあるのはエンジンの魔物の個体差があるからです)



〈~作者より~〉

(2016/07/23に画像をCGへと置き換えました)

絵のサンプルは米軍のカーゴトラックを元にしています。

作中で配色は黒漆的な塗料による物が一般的、と書いてますが絵では実に分かりにくくなったので明るくしてますw

タイヤに当たる部品が気味の悪い色なのは素材となった生物生来の色ですので悪しからず。


さて、現代の自動車には比べるのも愚かですが、馬車に比べたら破格の性能としています。

当然価格、というより作成の手間は馬車に比べる気もおこらない程の高価な物です。

ですからディムオウグ領で走る物は全てが自領での自作製です。

皇帝領から享受された設計図を基に全ての部品を作成して組み立てています。

自己の改良を加え、それらが殻徒や騎獣機の運搬に使用されていますが、その紹介はまた別の機会としましょう。


旧式の車両を元としているのは多分に作者の趣味が強いのですが、現代のモノコック仕様な車体を作りようが無いという事を理由にしています。

なんせ電気溶接の技術が有りませんし、高温のバーナーに使用する可燃性ガスを登場させていいもんかなと未だに悩んでるとこですから。

そんなメタな理由もあり、エンジンと車輪を接続できる頑丈なシャシーが有れば成立する物を選び、そのデザインが主流の時代の車両をモデルにしてもいます。

余談ながらサスに使用するスプリング式のバネの製造難度も理由のひとつ。この時代なら板バネが結構主流ですからね。



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 【殻徒】(からと)(壁級様式)(ウォーラータイプ) 個体名称:リトル・ブルー

  ※2016/07/05.画像差し替え(旧版は『みてみん』の画像一覧から見れます)

挿絵(By みてみん)


●人族が使用する、魔力駆動式の強化鎧。

『壁級』とは、平均全高4メートルを越えるサイズの殻徒を称する呼称。

胴体部全体が空洞となっており、搭乗者は中に設置してある馬の鞍のような座席に跨り、基本的には思考によってのみ操作する。

操作時の振動には跨るのみでの対処は不可能なので、搭乗時に機体各所とベルトにて身体を固定する。このベルトの弾力により、固定と同時にショックを緩和する事となるのだが、搭乗者によっては別途にクッションを敷き詰めたりと、工夫を凝らす場合もある。


●画像の機体は主人公のセイル専用に建造されたもので、一般仕様の壁級殻徒とはやや仕様の変更がなされている。

本来は背部に折りたたみ式のマニピュレーターが設置され、コウモリの羽のように展開する事で全幅約10メートルの、『金網の壁』を広げる事ができ、他の機体と連結する事で敵を囲う事で動きを制限させる機能を持つ。

だがセイル専用機はその機能を排除し、代わりに様々な打撃系武装をマウントしてある。

これはセイルの希望の結果ではなく、やや過剰に過保護な実母の要望でなされた改装であり、その巨大な存在自体で防御と攻撃を両立する壁級には、あまり意味の無い武装となっている。


だが見た目のインパクトは格段で出来であり、実母が満足した事で、ようやくセイル本人へと渡される事となった。




<作者の裏話>

さて、主人公機です。

主人公機ならば赤青白のトリコロールかなあと思う誘惑もあるのですが、まあ青鬼っ子ですから、素直に青一色となりました。


で、なんでポリで作ったかというと、一度作ればポージング変更で後々イラストとかに使えるんじゃな~い? という感じで始めたのですよ。

でもダメでした。

使ってるソフトがねえ……、イマイチ機能を把握できてないし、マニュアルはあんまりにも役立たずで使えない。なんせPDFは画面表示が微妙で見づらい。オンラインマニュアルは元々説明不足過ぎ。試しに全部プリントしてみたら、なんと目次もノンブルも無いので一々全部のページを探さないとなんないと。

プリント代がまるで無駄となりましたとさ。


更には、まあ個人スキルが低いって事も含めて、キャラクターへのボーン設定が絶対失敗してくれる。

特に指。もう必ずと言っていいほど右手親指が未設定扱いとなり、それまでチマチマ微調整してたのが全部無駄となるのを繰り返して、アキラメマシタヨ。


なのでセイル君のリトルブルーもあのポーズでの固定モデルです。

動きません。

ロボ的な関節まで作り込んであるので、パーツパーツでズラしてやって、そうしてあの形へと固定してるに過ぎないわけでして……、異様に疲れました。


モデル製作に三日、ポーズ固定に二日とか、何やってんだろうな感じですねえ。



※2016/07/05.追記

大分操作に慣れたので作りなおした画像に差し替えました。

あいかわらずボーン系がダメなのは変わりませんが、可動はさせやすくなったので後々使えそうです。

ただ使いやすさとデータ的な軽さの追求で、間接は設定と関係なくしてしまいましたとさw


そして一部パーツを差し替えての量産機バージョンは以下にあります。

正式装備……というか、背中の可動フェンスを作ろうとしたところでPCの処理が重くなり、簡易イメージ的な処置で断念。

何時フリーズするか怖々とこさえたのでサイズやら何やらは考え無しとなりました。なので収納モードの形態が大甘でゴザイマス。

ホントなら綺麗に畳まれてお尻を隠す装甲となる予定だったのデスよ。


前面から。

挿絵(By みてみん)


背面から。

挿絵(By みてみん)


ということで、ではでわ。



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