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任期終了、そして帰国

任期終了まであと1か月余りとなりました。私は帰国後の仕事も住居もありませんでした。

一緒に任期を終える同期隊員の中には帰国後の仕事がすでに決まっている人もいました。ボリビアにいるうちにネットで就職活動を行い内定を得ていたり、派遣前の仕事に戻ったりするのです。

私も帰国したらすぐに就職できるようにネットで仕事を探したり応募したりしましたが、お祈りメールばかり届く始末。全く相手にされず、採用面接すら受けられませんでした。私は日本ではDQN高校卒業の高卒、それにまともな職歴もありません。学歴や職歴もそうですが、何の取り柄もない中年男を雇うメリットなどないのです。また青年海外協力隊の経歴は全く役に立ちません。


帰国の時期が迫り、これ以上ネットで就職活動をしても無駄と判断しました。

それならボリビアで仕事をしようと思いました。ボリビアなら日本人ということもあり、またスペイン語もできるようになったので仕事を簡単に見つけることができると思ったからです。

しかしこんなに簡単ではありませんでした。ボリビアでの就職活動もうまくいかず、全く相手にされませんでした。


私は南米ボリビアの首都ラパスにある市役所に、コンピューター隊員として派遣されていました。私は毎日、ボランティア先である市役所には行っていました。しかし何もすることがなく、ただ席に座ってネットサーフィンをする毎日でした。これが派遣期間の2年間続きました。


2年間せっかくボリビアに行ったのに、派遣前と派遣後、全く変わりませんでした。中年ニートのままです。2年間JICAから往復の航空券や生活費をもらい、ボリビアで生活しただけでした。


また私は中年童貞のまま帰国することになりました。私はボリビアで協力隊でのボランティア活動で成果を出すよりも、童貞を捨てたかったのです。しかし結局は、ボランティア活動でも本領を発揮できず、また中年童貞も捨てることができず、帰国することになりました。


2年間、青年海外協力隊員としての成果を出せないまま、そして帰国後の生活が全く定まらないまま帰国せざるを得ませんでした。


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