01.堕天使しおりとサキュバスゆめの
前回はだいぶ強引に追放まで持って行ったので今回からゆっくり話を進めていきます
「ここはどこなんだろう。」
目が覚めるとしおりは森の中にいました。
辺りを見渡していると一人の少女が歩いてきました
「よかった、目が覚めたのね。」
「貴方が助けてくれたの?」
「助けたというかたまたま通りがかっただけ。」
「貴方は?」
「私はユメノ、見ての通りサキュバスよ。貴方は?」
「私はしおりだよ。もともと天使だったんだけど堕天しちゃって気がついたらこの森にいたんだけど、ここってどこなの?」
「ここは、V日本ね。といってもどこかはわからないけど、このV日本では地名は無いから」
「そうなんだね、通りがかっただけでも助けてくれてありがとう」
そのまましおりが別れようとすると、
「待ちなさい、貴方道わかるの?」
「…」
「しょうがないわね、山頂まで連れて行ってあげる」
「いいの?」
「いいのよ、ちょうど私も山頂に行く予定だから」
「ありがとう」
二人は山頂を目指すことになった。この時のしおりはこの後、何が起きるのかこの時はまだ知らなかった。
山頂に着いたのは日が暮れた頃だった。
「今日はもう遅いから、ここで野営をしましょう」
「わかった」
「キャンプキットは一つしかないから二人で寝ましょう」
キャンプキットでテントを組み立て始める2人
「しおり貴方手際いいわね」
「昔天界でよく山にキャンプしに行っていたから、それで慣れてるの、どうして?」
「ふーん、私よりもキャンプ行ってたんじゃない?ってくらい手慣れてたから、そう思っただけ」
テントを組み食事をして夜の寝静まった時
「よし、しおり寝てるわね。今日の私、ついてるかもこんな美味しそうな食事にありつけるなんて、サキュバスって聞いたら警戒しそうなのに、簡単についてきたわね。じゃいただきまーす。」
次の日の朝
「ふぁー、あれ私なんでキャンプしてたんだろう。なんか昨日の記憶が曖昧だけど、んーまあ、いいかな。そういえばサキュバスさんがいた気がするけど、あんまり上手く思い出せないや」
しおりがテントを出ると、
「わー、街が見える、懐かしいな、昔山の頂上から学校見えたのを思い出すなー。よーし今日からあの街に行こう」
書き換えられた自身の変化に気付かず、そのまま街を目指すのであった。
上手く描けた感はありませんが…