西の保正
室に響いた激しい衝撃音は、王保正の全身を硬直させるに余りあり、室を去ろうとしていた従卒達までをもその場で振り返らせ、立ち竦ませた。
そして、朱仝もまた微動だにせず、ただ保正の目をじっと凝視する。
暫しの静寂。
一つ、生唾を飲み、保正がその静寂を破った。
「だ、れからそれを…!…喬三…喬三の奴か…」
「私が誰からこの話を聞いてようと関係ない。今、問うてるのは、貴方が会った道士風情の男達の素性だ」
朱仝は尚、鋭い視線で保正を射続ける。全身を針で刺し貫かれるような威圧に気圧され、小刻みに身体を震わせていた保正は、気力を振り絞って次の言葉を紡ぐ。
「そ、れは…喬三の見間違いでございますよ」
「…本当にそれで宜しいんですね?」
「宜しい、とは…どういう…?」
辛うじて破壊を免れた卓から手を離し、身体を起こした朱仝は、従卒達を振り返り「すぐに行くから」と一旦屋敷の門前で待っているように告げた。そして、従卒の退室を見届けると再び振り返り、
「この後、東渓村に向かいますが…この村で聞いた事を、そのまま晁保正(晁蓋)に伝えます」
「…どうぞ御随意に」
「話を聞いて抱いた、私の印象もそのまま伝えます」
「……」
「失礼ながら…恐らく貴方と晁保正の付き合いなどは言うまでもなく、私と貴方との付き合いなど尚、比ぶべくもないほどに、私は晁保正と、そして宋押司(宋江)とも深い付き合いをさせていただいてる。そんなお二人が私と貴方、どちらの言葉を信じるか…言わずとも分かりましょう?」
「う…」
「それに…さほど親しい仲ではなくとも、噂にくらいは晁保正の気性を聞かれた事がおありでしょう?」
晁蓋の家は代々東渓村の保正を務めていて、晁蓋は母を早くに亡くし、つい先頃に父も亡くして保正を継いだ。
代が替わる時というのは、とかく周囲の人心が乱れ、離れがちになる。
それは何も、晁蓋が周囲から侮られているから、という訳ではない。むしろ晁蓋は義に篤く、財を軽んじ、十分に人の上に立つべき器の持ち主と呼べる男である。
しかし、後嗣の立場としてどれほど期待されていても、実際に跡を継ぐ地位に相応しい器を持っているか否かは、継いだ後になってみなければ分からない。
歴史を見るまでもなく、組織や集団は代替わりによって飛躍も衰退もする。
周囲からの信頼は、その地位に就いた後の行動によって得られるものなのだから、跡を継いだ者がその立場や地位を前任者から奪い取ったとなれば言うに及ばず、仮に周囲の総意によって継いだのだとしても、その行動を「お手並み拝見」と色眼鏡をもって見られるのは致し方ないところだ。
『西渓村で事故が続き、王保正が道士を招き、直後に事故が収まり、代わって東渓村で事故が起き始めた。
事故を公式に調べようと上奏の話をすれば、王保正は途端に慌て出し、目撃者がいるにも拘らず、道士と会った事は頑なに認めようとしない』
朱仝が主観を交えて今回の件を伝えるとすれば、およそこのような感じになろうか。
怪しさしかない。というより、西渓村に起きていた事故を、道術(道士の術)によって東渓村の住人に肩代わりさせたようにしか聞こえない。
今、東渓村の住人の中には、保正としての適性を見定めようと、晁蓋の一挙手一投足へ視線を注ぐ者もいる。しかし、実のところ晁蓋はそんな視線を気にもしていない。
他人からの期待を負うのが嫌い、というのとは少し違う。晁蓋には期待に応えるか否か──もっと端的に言えば、何をするにせよ、己の言動は自分自身の心中に発した思いに依るべき、という信念がある。
人を統べる器もなくその地位に就く者は、とかく周囲へのアピールとして、大仰に感情を露にしてみせたり、或いは支持を得るために媚び諂ったりしがちだが、晁蓋はそういった類いの行いや、臆面もなくそれを為す者、つまりは他人の視線を理由に自分の意思に反した行動を取るのも、それを見るのも堪らなく嫌いなのだ。
が──
今回の件はもはや晁蓋の立場がどうとか、信念を云々などというレベルの話ではない。東渓村に住まう者なら、朱仝の話を聞かされて怒らない方がどうかしている。
不義を嫌い、阿世(※1)を忌む。
そんな性格であるからこそ晁蓋の名は江湖(世間、渡世)に知れ渡り、朱仝は元より、宋江や雷横の信頼を得ているのだが、その晁蓋がこの話を聞けば、村人を束ねる保正の職責としても無論の事、一個の人間として怒り心頭に発し、聞いたその足でこの西渓村に乗り込んで来たとしてもおかしくはない。
おまけに、鎗棒は嗜む程度の宋江と違い、晁蓋は体格にも恵まれ、好んで鎗棒の鍛錬に励んでいて、その腕前は晁蓋の人柄と共に広く知られている。
「知、らなかったんです…」
晁蓋や東渓村の住人の怒りを解くだけでも、大変な労力を要する事は目に見えているが、その上に尚、朱仝や宋江までもが東渓村側に加勢する事が明白となり、退路を断たれた保正は観念した。
「ん?」
「確かに…二人連れの道士に、この村で続く不可思議な事故を鎮めてもらうよう頼んだ事は認めます」
「…貴方が招かれたんですか?」
「いえ、旅の途中に立ち寄ったと…」
「何故そんな得体の知れぬ者を頼ったんですか」
「どれだけ注意を促しても一向に事故が減らないとなれば、悪鬼や妖怪の仕業と考えるのが普通でしょう?手前とて村の者達の命を守る責を負っているのです。一刻も早く事態を鎮める為に、鎮める力を持つ者を頼って何が悪いと言うのですか!?」
至極真っ当な朱仝の問いに、保正は苛立ったように正論を返す。
しかし、その苛立ちはまた、保正の狼狽を表してもいる。朱仝が問うているのはそこではない。
「住民の生命を守る為に手を尽くそうという気持ちは分かります。それを否定しようというのでもありません。その気持ちを何故、何処の馬の骨とも知れぬ者に託したのか、と聞いてるんです。それも東渓村の住人を犠牲にしてまで」
「ですから…知らなかったのです!」
「この期に及んでまだそんな事を…貴方がこの村の災いを鎮める為に、それを承知で頼んだんでしょう?」
「違う!手前はあの者達がただ『事故を鎮められる』と言うから頼ったのです。その為に東渓村の住人を身代わりにすると知っていたら、頼んでなどいません!」
保正の主張は朱仝の予想通りではあったけれども、そこにさしたる意味はない。
保正が東渓村の犠牲を承知の上で道士風情に頼んだ、となれば話は早い。姿を消した二人の証言を聞くまでもなく、実際に西渓村の事故が止み、東渓村で事故が起きている以上、消えた二人が道術をもって保正の願いに応えたものとして、保正を罪に問うて終わりだ。
しかし、保正が否定し、二人からも話を聞けない今、保正の主張は検証のしようがない。
姿を消した道士風情を捜して事情を聞けたとしても、東渓村の件については「知らぬ存ぜぬ」で押し通すのが目に見えている。仮にそこで認めたとしても「保正にそう頼まれたから」と言われれば、あとはひたすら水掛け論の繰り返しだ。それではそもそも二人を捜す出す必要からしてない。
片や捜す意味もないのに、強いて行方を捜すところから始めなければならない二人。
片や行方の知れた田舎の一保正。
今回の件に裁きが下されるとすれば、どちらに非があった事にして罪を擦り付け易いか。
一目瞭然である。頭を悩ませる必要もない。
詰まるところ、保正が頼んでいようがいまいが、さしたる意味はないのだ。
保正の証言が意味を持つとすれば──
「朱都頭、本当です。本当に手前は、東渓村の住人を犠牲にしてまで、この村の事故を鎮めるように頼んでなどいません。あの者達もそんな事は一言も──」
「分かりました」
「朱都頭、本当に言ってなかったんです。信じて下さい!」
「保正、分かりましたから。それよりも…実際のところ、その道士風情は一体、何者だったんです?」
「ですから、旅の──」
「そうではなく…本当に道士だったんですか?」
「…分かりません。あ、いやしかし、確か自称には『貧道』を用いていたような…それに、この村の事故は現に収まっている訳ですし、やはり相応の実力を持った道士だったのではないでしょうか」
「乾道(男性の道士)の二人連れですか?」
「ええ」
「何か素性に繋がるような話はしませんでした?何処で修業を積んだとか、何処の道観に属しているとか」
「いえ、特にそういった話は…」
「…そうですか」
今、この国で多くの信仰を集める教義は三つある。
儒教、仏教、そして道教。
その内、今上陛下の御世となって、道教が優遇されるようになったのは誰もが知るところだが、だからこそ「行方を眩ませた男達が道士であるか否か」は大きな意味を持つ。
相手が道士であればこそ、主上に阿るどんな大物の庇護を受けているかも分からず、それが分からないからこそ、後難を恐れて手近な保正に罪を擦り付けてしまえとなるのであって、そもそも相手が道士でないのなら、何も遠慮する必要がない。故に今回の件を罪に問う事も、黙殺する事もできた。
仮に消えた者達が道士を騙って高官の庇護を受けていようとも、仮に村外で今回の件を功績として吹聴したとしても、少なくともこの村で道士を騙っていない限りは、後で抗弁する事はいくらでもできる。
しかし、真偽のいかんはともかくとして「貧道」とは道士が用いる一人称であるから、直接的には道士を名乗らずとも、一人称に「貧道」を用いたとなれば、それは道士の自称と同意だ。それでは問責はおろか、事故を偶然の産物として黙殺するのも難しい。
それこそ姿を消した者達が道士として今回の件を功績として吹聴し、その噂が西渓村にまで届いたとして、当事者であるこの村が反応を示さなければ、彼らの面目は丸潰れである。同じ面目を潰すにしても、それと知らずに黙殺するのとでは、意味合いがまるで違う。
「王保正。貴方にこの村の住人を守る責があるように、私には巡捕都頭としてこの県下の治安と住人の安全を守る責があります。それはつまり、私は貴方の身を守る責任も負ってるという事です。ですから私は、無闇に全ての責任を貴方に負わせようとは思っていません。東渓村の事故が貴方の与り知らないところで起きたと言うのなら、それも信じます」
噛んで含めるように諭す朱仝の態度に、保正は幾分落ち着きを取り戻して安堵の表情を浮かべる。その保正の顔を、朱仝は尚、表情を緩めずにじっと見つめると、
「切っ掛けの責任については後日、知県閣下に上奏し、決を仰ぐ事になるでしょうが──」
「そんな!それでは手前は──」
「御安心下さい。その件については、私からも保正の与り知らぬ事だったと申し添えますし、事情を説明して宋押司からも口添えをしてもらえるよう計らいます。全くの無罪放免という事にはならないかもしれませんが、といって厳しい御沙汰が下る事もありませんよ」
「ああ…有り難うございます。お二方のお力添えを頂けるなら、これほど心強い事はございません」
「責を問う為に、消えた二人の手配を諸州に回して行方を捜すか、或いは何もせず傍観を決め込むか…まあ、相手が道士を自称してる以上、敢えて閣下も藪をつついて蛇を出すような真似はしないでしょうが、いずれにせよ、それを今ここであれこれと心配してみたところで、我々がどうこう出来る事ではありません」
「はい」
知県がどのように処理しようとも、仮に西渓村の噂が行方を眩ませた二人の功績と共に伝わってこようとも、そこで県や西渓村としてどんな対応を取る事になろうとも、それは後の話だ。
まして相手が道士を自称したとなれば、場合によっては朝廷の威光にも関わる可能性まである。そして知県は宋江らのような胥吏と違い、朝廷の命によって着任しているのだから、そこでどのような対処をするにせよ、結局は一巡捕都頭や一保正の考えなどではなく、知県の意向に沿う形にしかならない。
「とはいえ、閣下がどのような裁定を下される事になろうと、東渓村で続く事故を、ただ手をこまねいて見てる訳にもいきません。我らだけで対処するにせよ、新たに道侶を招いてまた祈祷を願うにせよ、まずは事故の原因──彼らが何を為したのかを把握しなければ。保正は御存知ですか?」
「いえ、それは…自分達だけで祈祷を行うから、手前が側に付き従う必要はない、と」
「その祈祷は村の中で…ではないか。村の中を見た限り、そんな形跡は何処にも無かった」
「ええ。手前も恐らく村の外で執り行われたのではないかと…」
「報酬はいかほど払われたんですか?」
「それが…具体的に決めないまま屋敷を出て、それきり戻って来ていないので」
「屋敷でも金の話は出なかったんですか?」
「ええ、向こうからは…いや、こんな田舎の村に法外な報酬を求められたところで払えやしませんから、手前からそれとなく聞いてはみたのですが」
「相手は何と?」
「『そんな事は気にしなくていい』と、いっそ無償でもいいといった感じで…多少の怪しさは覚えましたが、手前も事故を止めたい一心から『徳の高い方の中にはそういう方もおられるか』と納得してしまって」
【金が目的ではないのか。という事は、特段名声の方も…?
いや、報酬を求めたところで、保正の言う通り、この村が払える金額などたかが知れてる。それなら敢えて報酬を求めず、有徳を装ったという可能性もあるか。それに、ここではした金など手に入れずとも、道士としての功績に箔が付き、文武高官に取り入る事が出来れば、それこそ金も栄誉も思いのままだ。
或いは、本当に高徳の道士達だったという事も…いやいや、それじゃあ東渓村の方はどうなる。この村に続く事故を鎮める為に他の村の住人を、それも秘密裏に犠牲にして何が高徳だ。
いや、東渓村の事故が、本当に道士風情の男達が与り知らぬ偶然の産物だとしたら…?】
考えれば考えるほど可能性は無限に広がっていく。
右手を口元に当てて暫しの間、考え込んでいた朱仝は、ふっと一つ息を吐いてその手を下ろすと、
「どうやら、ここでどれだけ考えたところで、埒は明かないようだ。取りあえず、東渓村に向かう前に何か痕跡が残ってないか、村の周囲を見てみます」
「え、ええ」
「今後の事はまた巡察の折にでも知らせに参りますから、それまで消えた男達の事は御内密に」
「承知致しました。あの…知県閣下を初め、お役人様方へのおとりなし、何卒宜しくお願い致します」
「それは心得てますが…私からも一つ」
「はい?」
「道士風情の男達について、私に伝えた者を捜し出すような真似はなさらない事です。保正の頭には既にその者の顔が浮かんでるんでしょうが、それについて私からは何も申しません。しかし、私に話してくれた者は、何も保正を貶めようという気などなく、ただただ東西両村の住人を案じる気持ちから、内々に知らせてくれたんです」
「…はい」
「有形無形を問わず、もしその者が周囲から迫害を受けてると私の耳に届くような事があれば、その時は私にも考えがあります。宜しいですね?」
「はい、肝に銘じておきます」
「では、私はこれで…ああ、そういえば──」
「…?」
「大事な事を聞き忘れてました。その消えた男達、姓名は何と?」
「……」
朱仝の問いに保正は固まり、その表情にみるにると困惑の色が浮かび上がる。
最初にこれを聞くべきだったか、と朱仝は思わず顔を顰めた。
【察するに…相当に名の知れた道士だったんだろう。後難を恐れ、俺が聞かないのをいい事に誤魔化してた、というところか。
先に聞いておけば、やれ有徳だの高名だのと、無駄に悩まず済んだものを…】
しかし、朱仝はすぐにその推察が的を射ていない事を知る。
「…おかしい」
「え?」
「いや、名の方はさすがに伺えませんでしたが…姓は確かに聞いた記憶があるのに思い出せないんです」
「保正…」
事ここに至ってまだそんな事を言うのか、と朱仝はいっそ怒りを通り越して呆れ顔だ。だが、保正の表情は正に深刻そのものといった感じで、そんな朱仝をまるで意に介していない。
「いえ、本当なんです。信じて下さい。おかしい、どういう事だ…」
「…何か他に覚えてる事はありませんか?道士を騙ってたなら道号とか」
「道号…二人の内、年配の方は若い方から…天…天…そう、確か『天師』と尊称されていたような…あ、いえ、待って下さい…これも今、思い返してみるとあまり自信が…」
「もう一人の方はどうです?」
「若い方は──あ、いえ、若いと言っても、その『天師』という男と比べれば、というだけの事ですが、号は確か…『道已』とか『道倚』とか…そんな風に呼ばれていたかと」
「その者達と面会してる時に何か…例えば保正が直接、怪しげな術を掛けられたとか、そういった記憶は?」
「…いえ、覚えている限りそんな事は」
真に迫る保正の様子に、朱仝は考えを改める。
道を極めた道士ともなれば、数々の秘儀を造作もなく繰り出す存在として知られる。それを思えば他人の記憶を操るくらいの事は、容易にできて不思議はないのだが──
【仮にそうだとして…その男達の目的は一体何だ?保正の話が全て真実なら、その男達の実力は最早疑いようがないが…
道士で「天師」となれば、それは正しく龍虎山の…馬鹿な、張天師(※2)がこのような非道な真似を為される筈はない。
という事は、張天師の御名を騙り、天師や道教そのものを貶めるのが目的か…いや、それなら寧ろその名を誇示する筈だ。こうして素性を隠すような真似をするくらいなんだから、それが目的という訳でもないのか。素性を隠すという事は、この件で名を成そうというのでもなさそうだが…
事故が続いてる事を知ってか知らずか男達はこの村を訪ね、素性も明かさず、報酬も得ずに事故を鎮め、代わりに東渓村では事故が続く。これじゃあまるで──】
不意に頭をよぎり掛けた言葉に、朱仝はハッと我に返る。
「分かりました。私はともかく一度、村の周囲を確認してみます。今のところ、こちらでの事故は収まってるようですが、くれぐれも注意するよう、住人の方々にはお伝え下さい」
最後にそう言い残し、朱仝は屋敷を出た。
「度々話が変わってすまないが、これから村の周囲を少し見て回る。お前達も来てくれ」
「え?はあ…何かあったのですか?」
「道々話す」
門前に待たせていた従卒に声を掛け、再び騎上の人となった朱仝は村の外を目指す。
『これじゃあまるで、東渓村で事故を起こす事こそが目的のようではないか』
先ほど飲み込んだ、そんな危惧と共に。
※1「阿世」
『史記(儒林列伝)』。原文は『無曲學以阿世』。訓読は『曲學を以て世に阿ること無かれ』。「自分の言動は、自らが学んで得た知識や信念に基づくべきで、それらを曲げたり捨てたりしてまで、世間の人々に阿って(気に入られようとして)はいけない」の意。この一節から、そうした(周囲の共感を得るためなら、自分が思っても信じてもいないような事でも、平気で自分の意見として吹聴する)言動を「曲学阿世」と言う。
※2「張天師」
道教の最高指導者。嗣漢天師。第五回「仙女さまは御立腹」後書き参照。




