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水滸前伝  作者: 橋邑 鴻
第十三回  董双鎗 奇縁あるも機は熟せず 曹刀鬼 奇縁に依りて寓すること
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超蝉

 さて、奉符を追い出された──いやさ、逃げ出した…?まあ、表現は何でもいいが、ともかく奉符を発ったもう一人の男、白勝はどうなったかと言うと、彼は我が家を目指して西に向かっていた。



【あー、困ったなー、腹減ったなー。

 それもこれも、全部アイツの所為だ、クソ!】



「逃がした魚は大きい」とはよく言うけれど、岱廟で仕留めた獲物は、盛大な祝言を挙げるには足らずとも、路銀に余りある中身を期待させた感触を今も手に残す。


 それを奪った途端に奪われた上、元より現ナマはほぼほぼ賭場に寄付(・・)してしまっていたし、金目の物も粗方、博打の(かた)に消えていて、萎れた背嚢には替えの衣服が何着か、奉符から安楽村(あんらくそん)までの道中、城や村鎮(そんちん)(小規模な村や(まち))の距離がそこまで離れていない事もあって、乾糧(ほしいい)(携帯食)や干し肉の手持ちもなく、正に着の身着のままといった有り様で城を出た。


 節約のためにその日は野宿で一夜を明かし、道中は時々渡る沢の水だけを頼りに、(ようよ)う須城まで辿り着いたはいいものの、懐に残る僅かな手持ちでは宿に泊まればメシは食えず、メシを食ったら宿には泊まれず、そうなると当然そこは「メシ」の一択で、晴れて白勝さんは正真正銘の無一文になりましたとさ。


 他人の懐から拝借しようかと頭をよぎったりもしたのだが、奉符の一件がよほど堪えたものか、獲物を見定めていても、周りの目がどれもこれも自分を見張っているような気がしてならず、簡単に言うとビビり倒して、何もできないままに須城を後にした。


 まあ、仕方がない。白勝さん、生粋の小市民だからww


 ちなみに、金欠も含めて何から何まで白勝さんのせいであって、曹正(あいつ)のせいではない。


 それはともかく、いくらメシを選んだからといって、なけなしの金で食える量などたかが知れているし、歩き旅の健全な大人が「2日で一食」は明らかにカロリー不足で、白勝はギュルギュルと腹を鳴らしながら、更に西の寿張(じゅちょう)県を目指している。


 ただし、城に入る事が目的ではない。

 そもそも無一文の白勝が城に入ったところで、精々どこかの軒先を借りて雨露を凌ぐくらいしかする事がない。


 白勝が目指しているのは寿張から南へ下った鄆城(うんじょう)県。


 鄆城には江湖に名高い二人の義士がいる。

 無論、晁蓋と宋江だ。


 といっても、白勝は未だ宋江と面識がない。

 いきなり見ず知らずの相手を訪ねて「路銀を恵んでくれ」は、いくら相手が「及時雨」といえど、小市民の白勝にとってはなかなかハードルが高いが、対して晁蓋とは面識がある。


 これまでも晁蓋からは会う度に金を恵んでもらっていて、その上「ここでまた更に」というのも、それはそれで体裁が悪いものだが、安楽村まではどんなに急いでもあと2日、空腹に堪えながらの歩きでは3日、ヘタをしたら4日掛かりになる可能性もあり、野宿はまだしも、その間を水だけで凌ぐとなったら、村まで辿り着けるかどうかの前に、命の危機にもなり兼ねない。


 その上で尚、村に戻れば祝言を心待ちにしている許嫁が待っている。


 白勝もさすがに「博打でヤられた全額を恵んでくれ」などと、そこまで厚かましい事を言うつもりはないのだが、事が祝言とあっては、せめて慎ましくも相手に恥を掻かせない程度の事はしてやらなければならないのだから、体裁が悪いだ何だと言ってはいられない。


 故に、より正確に言えば、白勝が目指しているのは東渓村(とうけいそん)である。


 そんなこんなでひたすら歩き、寿張の城が近付いてくると、街道沿いにはポツポツと、酒家と宿を兼ねた手合いの店が見られるようになってきた。



【何処もかしこも腹のそそる匂いを撒き散らしやがって!スッカラカンのこっちの身にもなってみろってんだよ】



 いや、知らんがな。

 世の中、あんたのためだけに回っちゃいないんだよ。


 大体、城の周囲にそんな店がある事は常識なんだから、嫌なら最初から城なんか近付かなきゃいいのに…


 ブツブツと文句を垂れながら白勝が東門を潜れば、当然の事ながら、通りの脇に並ぶ酒家や宿の数は、城外の比ではない。

 中には通りに面した場所で調理をしながら客を引く店もあり、或いは店の表に出された卓で、真っ昼間っからヒャッハーしている酔いどれ達もいて、恨めしげと物欲しげを混ぜたような視線を送りつつ、白勝は通りを行く。


 それでもどうにか城内を抜け、今度は南門から城外に出たところで、白勝は(はた)と立ち止まった。

 街道は人影少なく閑散とし、目の前には東の門前と似たような景色が広がっている。



【…そうだよ!岱廟ン時ゃ周りに人が多すぎたから、あいつ(曹正の事)から目ぇ付けられてたのに気付けなかっただけじゃねえか。こんだけ人目が少なけりゃ──】



「人目が少ない」から何だね?

 もしかして…



【よし、()るか】



 だと思ったよ。「よし」じゃねえわ。


 一度、晁蓋を頼るって決めたんだから、大人しく東渓村に向かえばいいものを…意志が弱いねぇ。


 まあ、祝言の費用を抱えて賭場に飛び込んじゃった時点で、意志が弱いのは丸分かりなんだけどさ。



【となると、これから城に入る奴ぁ狙えねえな。

 もし、門の近場で金を使う用でもあったりすりゃあ、ソッコーで気付かれちまう。すれ違い様にブツを仕留めても、ここいらで落ち着いてメシなんか食っちゃいらんねえ。


 城を出る奴から拝借すりゃあ、こっちが城内に逃げ込めるし、すぐ小路に紛れちまえば、よっぽどソッコーでバレねえ限り追われようもねえ。んで、出来るだけ南門(ここ)から離れた位置の宿に入って、作男にでもメシを買ってこさせりゃ、万が一、相手が捜し回っても鉢合わせる心配はねえ。あとは銭入れを捨てるトコさえ誰からも見られなきゃ完璧だな】



 はい、残念。的外れ。


 やっぱ「空腹」って、人をポンコツにするんだなぁ。

 分かる分かるww


 しかし、そんなポンコツ理論を「完璧」と思い込む白勝は、脳内で仕事(・・)後の動きをシミュレートしながら、城門から程近い木陰に身を隠す。


 その後、木陰で用を足すフリをしてみたり、建物の影に移って涼を取るフリをしながら様子を窺うも、白勝の食指がそそられる獲物は一向に現れない。


 それはそうだ。白勝は単身、徒手なのだから。


 城に入るにせよ、城から出てくるにせよ、その目的は「旅」以外にあり得ない。


 直接、懐からブツを拝借する白勝のスタイルでは、まずもって騎乗している相手は除外される。

 (かち)の者達だって、物騒な世の中である事は分かっているから、腕に自信のない者は大抵、徒党を組むものだし、仮に単身の旅であっても、護身のために朴刀(ぼくとう)でも何でも武装ぐらいはする。


 おまけに、旅の予定が長ければ長いほど、替えの衣類や草鞋なんかを持っていて、つまりはそれらを背嚢なり何なり「荷」の形で背に負っていて、当然、金目の物はその中にしまわれる可能性が高い。


 自分も武装し、力ずくで荷を奪うというのならまだしも、白勝が獲物を探すのであれば、旅装束でない者達が単身で行き来している城内の方が、圧倒的に見つかり易いに決まっているのだ。


 だが、残念ながら「状態異常:ポンコツ」を発症している白勝はそこに気付く事もなく、通り沿いをウロウロするばかりで、ただ時間だけが過ぎていく。



【おいぃぃ、これじゃあ獲物を見つける前に、こっちが力尽きちまうわ。


 どうすっか、危険を承知で城内に行くか…ん?】



 ふと見れば、視線の先には城門を出る一つの人影。


 年の頃はパッと見40代の半ばほど、ゆるりと道衣(道士の衣服)を纏い、黒い頭巾から零れる頒白(はんぱく)(※1)を風に(なび)かせ、ゆったりと歩く男。


 乾道(けんどう)(男性の道士)だ。



【道士か…徳の(たけ)え奴もそれなりにいるんだろうが、大した修行もしてねえクセに、道衣だけ纏って(うめ)え汁を吸ってる野郎がいるって噂もよく聞くわな。


 まあ、あのオッサンがどっちだろうと、この際、気にしちゃいらんねえが…】



 都合のいい事に、かどうかは定かでないが、丁度、人通りが途切れ、通りに道士以外の人影はない──のだが、道士の肩口から覗く柄が白勝を躊躇わせる。



【荷を負ってねえって事ぁ、銭は懐の筈だから好都合だが…あの柄はたぶん剣だな。


 どうすっか。アレを抜かれたら勝ち目がねえ──どころか、命がねえ。つって、このまま待っててもイケそうな獲物に出会える保証もねえし。つーか、腹ももう限界だし。


 仕方ねえ。あのオッサンも剣も、格好だけの紛いモンって方に賭けるしかねえか】



 好きだねぇ、賭けが。

 その賭けにヤられたお陰でこんな事になっちゃってんのに、全然、懲りていないのかね?



【てか、仮にあの剣が本物だとしても、こっちは徒手なんだから、近付く前から構えられる道理はねえわな。しくじったとしても、そのまま城に逃げ込んじまえば、まさか抜き身をブン回して追っ掛けてくる事もあるめえ。


 ()るか…】



 覚悟を決めた白勝は、丁度、飯を食い終わって店から出てきた風を装って、酒家の陰から街道に出た。

 そして、素知らぬ風を装い、何ならホロ酔いを装って鼻歌の一つも歌っちゃったりなんかして、城の方へと歩き出す。


 未だ道士の方に狙われていると気付いた節はない。

 その意識を惹き過ぎないよう、白勝は彼我の動線を慎重に近付けていく。


 動きを見定め、呼吸を計り、今、将に肩と肩が触れ合おうかという、その刹那──



【…っ!?!?消えっ…!!!?】



()だだだだだだーっ!!」


 白勝の中でのタイミングは、それこそ完璧だった。

 いや、完璧なはず(・・)だった。


 もはや躱したくても躱せないほどの距離に居たはず(・・)なのに、次の瞬間、道士の姿は忽然と消え失せ、白勝が気付いた時には、すでに右手を後ろ手に絡め取られていた。


「全く、これだから下界ってのは…油断も隙もあったもんじゃねえ」


 道士は溜め息と共に白勝の背で(ひと)()ちる。


「いや、ちょっ…()でで…何すか、一体!?!?」

「『何すか』じゃねえわ、こっちの台詞だ。いきなり人の懐に手ぇ突っ込んできやがって」

「そんな事してねっすよ!言い掛かりもいいトコだ!」


 白勝は嘘をついていない。

 白勝が目を疑ったのは、正しく右手が道士の懐を捉える寸前の事だ。


 ところが──


「何処が言い掛かりだ。お前の右手が握り締めてんのは俺の銭入れじゃねえか。何をしれっと図々しい事()かしてやがる」

「は!?」


 我に返って白勝が右手に意識を集中してみれば、確かに中身の入った何かを握っている。



【んな、バカな!?!?コイツ、間違い無く俺が触る前には消えてたぞ!!!?


 何だ…()てて…道術の類いか何かか?って事ぁ…マジモンを引いちまったのかよ】



 ホラ、またヤられたww

 掏摸(すり)の方はどうか知らないけどさ、博打の才能は壊滅的っぽいから、もうこの際すっぱり足を洗ったら?


「いや、これは何かの間違いで──」

「『間違い』な訳ねえだろうが。お前、そこの酒家の陰から、チラチラ通りの様子を窺ってたじゃねえか」

「げ…気付いて──」

「バレバレなんだよ」


 あぁ、掏摸(すり)の方もですか、そーですか。


「つーかコレ…痛たた…あんたが後から握らせただけなんじゃねえっすか?」

「…ほぉん、あくまで認めねえってんだな?」

「いや、認めるも何も…ぃ()っ!!」


 白勝さん、そいつはいけねえ。

 100%マウントポジ取られてるのに、相手の神経を逆撫でするような真似しちゃあ…


「どっちか選ばせてやる」

「は、はい!?」

掏摸(すり)を認めるか、このまま腕をもがれるか、どっちでも好きな方を選んでいいぞ?」


 道士の言葉には曹正の恫喝に感じた凄み、威圧感のようなものが全くない。まるで、自分も食べるつもりで持ってきた二つの手土産を相手に勧める時のような、そんな気安ささえ感じさせる声音。


「ち、ちょっ、待っ…」

「ほれ、早くしねえと選ぶ前にもげちまうぞ?」


 そればかりではない。

 背後から伝わる道士の気配には、躊躇も逡巡も、覚悟も決意も、高揚感も罪悪感も、とにかく「感慨」というモノが何も無い。


 つまり、この道士にとって「他人の身体を甚振(いたぶ)り、弄ぶ」という行為は、もはや日常の一部なのだ。

 およそ、他人の腕をもぎ取ろうとしている人間にあるまじきほどの自然体。


 にも拘らず、白勝には確信がある。

 あと、ほんの数瞬、黙しているだけで、長らく慣れ親しんだ右腕と泣き別れる事になる、と。


 他人の痛みに対し、ここまで「無」を保てるに至った道士の日常とは、一体いかなるものなのか。



【冗談じゃねえ!コイツ、マジでヤベえ、マジでイカれてやがる!

 岱廟の野郎なんて比じゃねえ!】



師傅(しふ)(※2)、分かった、分かりました!認めます!認めますからっ!!」

「んん?」

「今ちょっとマジで無一文なんすよ。んで、腹が減ってどうにも我慢出来なくなっちゃったもんで…ほんの出来心なんす!勘弁して下さい!」


 ふーっ、と背後から長い嘆息を感じ、白勝は右腕を解放された。

 慌てて腕を戻し、肩と言わず肘と言わず、火が出るほどの勢いで(さす)り捲るのだが、



【…ん!?!?】



 確かに握っていたはずの「何か」が、すでに手の内にない。

 白勝が恐る恐る振り返ると、丁度、道士がその「何か」を懐にしまっているところだった。


「ったく、最初っから素直にそう言やあいいんだよ。メンドくせえな」

「は、はあ、すいません」


 コキコキと首を左右に振ってほぐす道士に、やはりさしたる感慨はない。



【ヤベえわ、このオッサン…ここまでのマジモンは初めて見たけど、腕もイカれっぷりもマジで尋常じゃねえ。もうこれ以上、関わんねえ方が利口──】



「おい」

「は、はい!?」

「お前、掏摸(すり)に向いてねえわ。今日を限りに足を洗え」

「はあ…」

「そもそも何で俺なんだよ。何だ、お前の目には俺がそんなポンコツに見えてんのか?掏摸(すり)をするには見る目の無さが致命的だろ」

「あ、あの…」

「何だ」

「いえ、その…ホントにすいませんでした。えと…ちょっと行くトコあるんで、おいらはこれで」


 と、拝礼から直った白勝は南に(・・)向かって歩き出す…


 いーたたたたぁ。

 そっちじゃNEEEee…


 二択を間違えた事に気付いてもいない白勝さんのポンコツは、いよいよ予断を許さない状態まで悪化してしまったらしい。



【つってなぁ…どうすんだよ、空腹(これ)。これ、ぜってー晁保正(ほせい)(村の顔役、村長。晁蓋)んトコまで辿り着けねえヤツだ。どうにか別のカモを見つけて──】



「大体、()るにしたってお前、普通もうちょっと人目を気にするもんだろうがよ。よりにもよって城の目と鼻の先で──」

「…っ!?!?いや、あの、師傅!?まだ、おいらに何か…?」

「は?俺もこれから南に向かうんだよ。それとも何だ、俺はお前の姿が見えなくなるまで、ここで大人しく待ってなきゃなんねえのか?」

「…あ」


「…あ」じゃねえわ、当たり前だろうが。

 道士は南門から出てきた(・・・・・・・・)んだから、相手が向かう方向に逃げてどうすんのよ。やり過ごしたかったんなら、自分が一旦、城に戻んなきゃしょうがないでしょ?



【ヤベえ、しくった。マジでどうすんだよ、道士(これ)


 あぁ、もう腹が減り過ぎて頭が回んねえ…ってゆーか、何か景色が回り始めて──】



 極度の空腹に恐怖と緊張が重なり、遂に白勝は限界を迎えた。


 ユラユラと頭を揺らしたかと思うと、力なくその場に──



 ──がっし!



 膝から崩れ落ちたはずの身体が空中で止まる。

 白勝が我に返れば、左の脇に道士の右腕が伸びていた。


 虚ろな瞳で見上げた白勝の視界には、やはりさしたる感慨も抱いていなさそうな道士の顔。


「おい、ちょっと来い」

「…へ?」

「いいから来いっつってんだよ」


 道士の右腕は白勝の身体を支えつつ、街道脇へと(いざな)っている。



【おい、コイツ、マジか…大体、正真正銘の無一文だって、さっき言ったばっかじゃねえかよ。


 …ん!?って事ぁ…


 コイツ、まさかケツを貸せ(・・・・・)とか言い出すんじゃ…】



 いくら相手と圧倒的な力量差があるからといって、明らかに人目を憚るような場所にホイホイとついていくほど、白勝も不用心ではない。


 普段であれば。


「おい、お前、何か(ろく)でもねえ事、考えてねえか?」

「え?いや、はは…」

「てか、そこ(・・)までなんだから自力で歩けよ。倒れやがったら、引きずってでも連れてくからな」


 道士が促す視線の先には、酒家を兼ねた一軒の宿。



【…もう、いいや。

 好きにしてくれよ…】



 もはや白勝には抗う気力もない。


 果たして、白勝さんは美味しく頂かれてしまうのか?

※1「頒白」

白髪混じりの頭。胡麻塩頭。

※2「師傅」

道侶(道士や僧侶)に対する敬称、尊称。ここでは「道士さん」。第六回「乾道」後書き参照。

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