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水滸前伝  作者: 橋邑 鴻
第十二回  曹刀鬼 岱廟に鼠賊を遇い 董双鎗 旗亭に騙局を暴くこと
125/139

なるようになれ

 岱廟を出た曹正は、家族連れに招かれるまま近くの酒楼へと入る。


 その酒楼は曹正も気になっていた。

 就活(・・)中の身であるから、あまり選り好みできる立場でないのは百も承知の上だが、雇われるのなら閑古鳥が鳴いているより、繁盛している方がいいに決まっている。

 というか、そもそも閑古鳥が鳴いているような店に頭を下げたところで、雇ってもらえるかどうかがまず疑わしい。


 さすがに「開封の樊楼(はんろう)潘楼(はんろう)に並ぶような」は言い過ぎにしても、曹正の見た限りの中でなら、この酒楼は奉符で一、二を争う店構えである。

 無論、店構えだけが集客の多寡を決める訳ではないが、客席が少なければ少ないほど、必然的に人の手は足りている可能性が高い。


 差し当たって曹正の第一志望は肉屋だ。そこは譲れない。

 とはいえ、どれだけ思いが譲れなくても、そうそう思い通りに進まない事は、今の曹正が世の誰よりも痛感している。

 これまでの旅を思えば、或いは全ての肉屋から「お祈り」を申し上げられる可能性だってあり過ぎるほどあって、その際の「外れ一位」候補としてこの酒楼には目星をつけていた。


 あとは実際に繁盛しているかどうかなんだが、と家族と共に店に入れば、夕食時が近い事もあってか、店内は活気に満ち溢れ、大層な盛況ぶりである。


 希望と眼鏡に(かな)い、曹正にしてみればまずは一安心、といったところ。

 が、それはそれとして「こんなに混んでて席は空いてんのかいな…」という、曹正の現実的な心配を余所に、五人は特に待たされる事もなく、すんなりと一室に通された。


「いや、私どもがこの県に入った日の夜も、夕食には苦労しましてねぇ。何しろ何処も満席で、店に入れてすらもらえませんでしたから。何軒か回って、たまたま席が空いてたこの店で食事にありつけましたが、夜毎それでは面倒だからと、娘の提案で滞在予定の今晩まで一室を空けておいてもらえるよう、店主に掛け合ったんですよ」


 ──とは、父親の弁。



【やっぱ、しっかりしてんねー、このお嬢ちゃんは】



 最後尾について案内を受ける曹正は、前を行く娘の後ろ姿を微笑ましげに眺める。


 曹正は未だこの家族の事を何ほども知らない。


『父親は姓を(とう)、名が(けん)。歳は50歳に手が届こうか、というところ。人は好さそうだが、色々とヌケているところも多く、家族からはあまり頼りにされていない』


『母親の姓は(おう)、名を麗月(れいげつ)。歳は鄧謙よりもやや若く、40代の前半から半ばほど。何かと残念な旦那の100倍頼れる娘と結託し、一家の主導権を握っているが、夫婦仲が悪いという訳でもない』


『娘は名を春霞(しゅんか)。歳は20歳(はたち)そこそこ、といったところか。母親だけでなく、父親からも息子からも頼りにされるしっかり者。影の大黒柱』


『息子の名を(じん)。鄧春華が姉で、こちらは弟。10代後半か。女性陣は元より、鄧春華の100倍頼りない鄧謙からも宛てにされていない、何かと可哀想な人』


 岱廟からの道すがらに交わした会話と、曹正の抱いた印象を合わせてもこの程度だ。

 まあ、会話も歩きながらの事であったし、岱廟から酒楼までどれほどの距離もなかった事を思えば、それも仕方がない話ではあるのだが。


 室に入り、揃って席に着くと、待ってましたとばかりに鄧謙は、


「さ、さ、恩人様(曹正の事)。酒も肴も、恩人様のお好きな物を、お好きなだけ頼んで下さい」

「あー…お恥ずかしい話ですが、手前は今、持ち合わせが少なくて──」

「はは、何を仰います。何処の世界に、恩を受けた礼をしようという相手に散財させる者がおりますか。お代は全てこちらで持ちますから。遠慮なさいますな」

「そう言っていただけるなら、お気持ちは有り難く頂戴しますが、でしたら尚の事、皆さんがお好きな物を頼んで下さい。手前の好みを皆さんに押し付けるのは、さすがに気が引けます」


 そんなラリーが二、三度続くと、見兼ねた鄧春華が堪らず割って入る。


「お父さん、恩人様が遠慮なさってるんだから、あんまり無理強いしても…いつまでも続けてたら、却ってお待たせしてしまうわ」

「そうだよ、父さん」

「あ、ああ、そうだな…では、注文は我々が致しますから、恩人様、遠慮無く召し上がって下さい」


 家族が思い思いに酒と肴を頼むと、ほどなく酒が届けられた。

 一同に酒が行き渡り、家族は改めて曹正に礼を述べる。曹正は照れ臭そうにそれを受け、皆で揃って碗を空けた。


「ところで、恩人様はこの地にお住まいで?」


 最初に口を開いたのは鄧謙。


「いえ、手前は開封の生まれです。生家が肉屋を営んでましてね。独り立ちしようと思い立ち、特に宛ても無いまま、目ぼしい場所を求めてこの山東まで来ました」

「なるほど。ここは岱廟も在って、商いには打ってつけでしょうからなぁ」

「あー…まあ、そうなんですけどね」

「…?何か問題でもございましたか?」


 口を滑らせた、と思わず曹正は言葉に詰まる。


 知り合いならいざ知らず、縁も所縁もない相手に不幸をひけらかすのは、言外に「ほら、俺って可哀想でしょう?存分に慰めてくれていいんですよ?」と同情を誘っているも同然だ。


 いや、百歩譲って見ず知らずの相手であればまだいい。

 今、曹正が不幸を語ろうとしている相手は、曹正に恩を感じている鄧謙達である。もはや同情を「誘う」どころではない。いっそ同情を「強いている」と言ってもいい。


 相手なんか誰でもいい、上っ面の言葉でもいいから、とにかく慰められたい、励まされたい、そうすればヘコんだ気分をアゲられる、という人もいるのだろう。

 そうして、あからさまに同情を求めるような行為を、曹正はあまり好ましく思っていないが、当人が「それでいい」と言うのなら、それを否定するつもりはない。


 が、少なくとも曹正は自分から同情を浴びにいくような真似はしない。上辺だけの慰めや励ましの言葉を掛けられたからといって、それを喜べる訳でも、ありがたいとも思えない。まして、それを切っ掛けに立ち直れるとは全く思えない。


 一瞬、賊に襲われた事を伏せ、ただ「岱廟を(もう)でに来ただけだ」と告げようとした曹正であったが、ふと、続く言葉を待って向けられた四つの視線の内、僅かな疑念の色を浮かべた鄧春華の表情が目に入る。と同時に、曹正は(はた)ともう一つの失言に思い至った。


「どうされました?」

「あ、あー、いや…」

「お父さん」


 再び割って入ったのは鄧春華。


「恩人様にだって色々と都合がおありなのよ。そう何でも聞いたら失礼でしょ?」

「…あ!そうだな、(わし)とした事が。恩人様、不躾な真似を致しました。どうかお気を悪くなさいませんよう」

「いや、実はですね──」


 自分の店を持とうと、わざわざ開封から山東(さんとう)まで旅をしていながら、食事代も払えないほど「持ち合わせが少ない」なんて事があるはずがない。奉符(ここ)には立ち寄っただけ、とすれば要らぬ同情を買う必要はなくなるが、それでは持ち合わせが少ない理由は説明がつかなくなる。

 となると、わざわざ聞かれてもいない内から「手持ちが少ない」と断りを入れた曹正は、厚顔無恥にも「飯を食っても金は払わないからな?」と宣言したに等しい。


「旅の途中、賊に襲われましてね。命は拾いましたが、元手の入った荷を奪われてしまいまして」

「そ、それはまた…」

「まあ…」

「自分の店を構えるのは難しくなりましたが、商家の多い奉符(ここ)なら、せめて雇ってもらう事は出来るんじゃないかと思い、立ち寄った次第です」

「そうでしたか…」

「人に自慢するような話でもありませんから、どうかこの事は他言無用でお願い致します」

「そ、それは勿論」


 世間は狭く、どこで誰が誰と繋がっているかも分からない。

 どんな経緯があり、どんな言い訳を並べようと、曹正が人様から預かった金を賊に奪われたのは、覆しようのない事実だ。預けた側の名誉にも関わるから、進んで言い触らしてもらっては困るが、仮にこの後、鄧謙らの口からその噂が広まったとして、そちらはまだ仕方がないと諦める事もできる。


 しかし、厚顔無恥の方は全くの事実無根だ。

 うっかり口を滑らせ、そう捉えられても仕方がない言い方になってしまった、というだけの話であって、そんな噂を広めてもらっては困る。それも、大いに困る。

 噂が広まる過程で更に尾鰭でも付こうものなら、全くもって目も当てられない。


 それを思えば、買いたくもない同情を買って、少しばかり居たたまれなくなるくらいは、我慢するしかない。


 案の定、四人からはこれでもかと同情の集中砲火を浴び、何とも居心地の悪い時間を過ごす羽目になった曹正であったが、ムズ痒い気持ちをどうにか堪えつつ、適当に相槌を打つ。



【しかし、このお嬢ちゃんは随分と機転が利くっぽいな。俺の手持ちが少ねえ訳ゃねえのも、気付いたのはお嬢ちゃんだけみてえだし。頼りにされてんのも納得だが…】



 その後も曹正は皆からの質問攻めに合う。

 特に一家は未だ開封を訪れた事がないらしく、宋の首都たる京師の様子には興味津々のようであったが、曹正は曹正で旅に出てからこの方、鼻高々にひけらかせるような出来事のあった訳でもなし、勝手知ったる開封の名所を紹介するだけで済む、そちらの方が話はし易かった。


 片や曹正の方から家族に対しては、ほとんど質問らしい質問をしていない。


 鄧謙は「今晩まで」この室を予約していたのだと言う。つまり、この家族は明日にも奉符を発ち、そこで曹正との縁は切れる。


 曹正がこの家族に悪い印象を抱いている、という事はない。むしろ印象はいい。

 ただ、差し当たりこの地で職を得ようと思っている曹正にとって、この家族は言ってみれば「行きずり」のようなもので、誘われたから食事に付き合いはしたけれど、関係はそれ以上でもそれ以下でもない。


 よほど会話に困れば、故郷くらいは聞くかもしれないが──いや、会話がなくなれば、いっそそこでお開きになってもいいくらいの、そんな感覚だった。


 ところが──


 しばらくして鄧謙が厠に立って席を外した。

 それを追って王麗月も席を立つ。


 特に気にするでもなく、曹正が姉弟と話していると、ほどなく二人は揃って室に戻ってきた。


「恩人様、折り入って相談させていただきたい事があるんですが、聞いていただけますか?」


 話を切り出したのは鄧謙。


「…?ええ」

「恩人様は安利軍(あんりぐん)(※1)という土地を御存知でいらっしゃいますか?」

「安利軍?」


 その名に曹正は聞き覚えがあった。


「確か以前…開封から北に向かい…丁度、黄河を渡った辺り(※2)、と聞いたような気が…?」

「そうですそうです。御存知でしたか」

「いや、別に『御存知』と言えるほどでは…地名を聞いた事がある程度で、訪れた事もありませんし。それで、その安利軍が何か?」

「私どもは安利軍の(えい)県郊外に暮らしておりまして、明日、帰郷のためにこの地を発つ予定なんですが──」


 そこで鄧謙は居住まいを正す。


「無理を承知でお願い申し上げます。どうか我々と安利軍まで御同道いただけないでしょうか」

「…はい!?」

「恩人様、私からもお願い申し上げます。どうか私どもの願いを聞き届けていただけませんか?」

「ちょ、ちょっと、お父さん!お母さんまで…どうしたの、突然!?」

「そ、そうだよ。いきなりそんな事言われたら…ホラ、恩人様も困ってらっしゃるし」



【えぇ~…何、コレぇ?どーゆー展開??】



 曹正の困惑も当然と言えば当然だ。

 全くもって話に脈略がなさすぎる。


 岱廟から今の今まで、曹正の見る限り、家族でそんな話をしていた様子はない。心の底から姉弟が驚いているところを見ると、どうやら夫妻だけで勝手に話を決めてしまったようだ。

 どちらから提案したかは定かでないが、おそらく先ほど、夫妻で室を外した時に話し合ったと見える。


「話をお引き受け下されば、必ず御満足いただける額の報酬をお支払い致しますし、勿論、道中の宿や食事代も、全て私どもで引き受けます」

「いやいや、金の問題ではなくてですね…まず、事情をお聞かせ願いませんか?」


 鄧謙の話を要約すると、今までに経験した幾度かの旅の中ではコレといった危険を感じた事はなく、今回も安心しきっていたのだが、岱廟での一件で肝を冷やしたため、急に帰郷の道中が不安になってきた、という事らしい。


「恩人様が既に雇われの身であれば、生業を捨て置かせてまで、私の我儘にお付き合いいただく訳にもいきませんが、職を探しておられる今ならばまだ…」

「身内の恥を晒すようですが、主人も息子も、人は好くても武芸の方はからっきしで、いざという時に頼れるかとなると、お世辞にも…これまでは何事もありませんでしたけど、実際に今日、あのような目に遭ってしまいましたから」

「仰りたい事は分かりましたけど…何故、手前なんでしょうか?」


 一応、筋は通っているものの、話が旨すぎる。


 そんな印象が、どうにも曹正は拭えない。


 確かに奪われた金を取り戻しはした。王麗月の言う通り、女性陣は元より、男性陣も武を嗜んでいるようには見えない。だからこそ、道中を案じて用心棒を求めているのだろう。

 そこまでは分かるのだが…



【つって、それが何で俺??


 俺が掏摸(あいつ)(白勝)を軽々と(あしら)ったトコは見られちゃいねえ筈だし、師匠(林冲)から棒を習ってた事も話してねえし。人混みと違って、旅の道中に襲われんのは武装した賊だぞ?いくらブツを取り戻してやったからって、殆ど「腕は未知数」も同然の俺に、大枚(はた)いて道中の無事を託すかね。


 ああ、そういや明日にはここを発つんだったか。

「切羽詰まってるから、どんな腕前だっていねえよりゃマシだよ」って言われりゃ、そりゃあ確かにそうかもしんねえけど…】



 だが、夫妻が曹正に白羽の矢を立てたのは、武の腕前云々よりも──いや、少なくとも掏摸(すり)から盗まれたブツを難なく取り戻せるくらいには、武の心得が見込めるという事も無論あるけれど、それよりももっと大きな理由があった。


「『何故』という事であれば、やはり誠実、実直な恩人様の人柄に惹かれた、という事になりましょうか」

「はい!?」


 予想外の返答に曹正は目を丸め、王麗月はクスっと笑みを零して言葉を継ぐ。


「恩人様も災難に遭われ、難渋されている最中(さなか)にありながら、主人が奪われた銀子を律儀にも届けて下さったじゃありませんか。私どもが預り知らないところで取り戻していただいのですから、そのまま懐に入れて姿を晦ませてしまう事も出来ましたのに。その上、銀子をお返しいただいた際も、見返り一つ求めようとはなさらず…いかに大宋国広しと言えど、恩人様ほど奇特なお方は、そうそうおられませんよ?」


 夫妻にとっては、そちらの方がよほど切実だろう。

 賊への備えとして用心棒を雇っておきながら、その用心棒に牙を剥かれでもしたらお話にならない。

 揃いも揃って武の心得がない、この家族であれば尚の事だ。



【あー…つまり、あの返事をする時点で「コレ」か「恥知らず」の二択だった、って事ね】



「…もし、ここで手前が断ったら、どうなさるおつもりですか?」

「その時は我らだけで故郷へ向かいます。出立は明日ですから、今から捜したところで、恩人様以上に信の置ける方と出会えるとは思えません。無理を押して誰かを雇っても、相手が卑しい性根の持ち主であれば、自ら危険を招いてしまう事にもなり兼ねませんし。ですから、どうか…」


 ふーっと嘆息し、曹正は暫し腕を組んで瞑目する。


「明日までに代わりを捜す」と言うのなら断っても大丈夫か、と曹正は考えていた。

 しかし、断られたら誰にも頼らず、自分達だけで旅に出る、となると…

 後にこの家族が旅の途中で命を落とした、などと風の噂に聞こうものなら、いよいよ寝覚めが悪い。


 目を開け、ふと見れば家族からは、揃って期待と哀願の入り交じった視線を向けられていた。



【これも府君サマと娘娘(にゃんにゃん)サマのお引き合わせかねぇ。『人を救うなら無事を見届けるまで』(※3)とは、よく言うけどさぁ…あーもう、しょうがねえ。こうなったら、なるようになれだ!】



 腹を括った曹正の口元に、知らず零れたのは微かな笑み。


「分かりました、そこまで仰られるのであれば…」

「おお、お引き受け下さいますか!有り難うございます!」

「どれだけお役に立てるか分かりませんが、話を受けた以上は、力の限り努めさせていただきます」

「そんなそんな、何を仰いますか。無理をお願いしているのはこちらの方です。さ、さ、遠慮なさらず、どんどんお召しになって下さい。皆で明日からの英気を養いましょう」


 こうしてこの夜、家族から感謝の袋叩きを喰らった曹正は、翌日、軽い人助けのつもりで縁を持った家族と共に奉符を旅立っていった。

※1「安利軍」

「軍」は府州と同格の行政区分(第六回の閑話休題「宋(北宋)朝行政区分(1)」参照)。「安利軍」は現在の河南省鶴壁市南部一帯。

※2「黄河を渡った辺り」

現在の黄河は河南省開封市の北辺に沿って、西から東に流れているが、当時は今よりも遥かに北を、南西から北東方向へ流れていた。丁度、現在の河南省鶴壁市の最南端から最東端を繋ぐ境界線が、当時の河道とほぼ重なり、安利軍(※1)の南東部も黄河が境界となっていた模様。

※3「人を救うなら無事を見届けるまで」

中国の成語、諺。何事もやるからには徹底的に。第十回「豹子頭」後書き参照。

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