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水滸前伝  作者: 橋邑 鴻
第十一回  曹刀鬼 道程を迷いて財貨を失し 宋金剛 勇を奮いて同道すること
112/139

ベタ中のベタ

「監寺」とすべきところを「首座」としていた部分が数ヶ所ありましたので修正しました。

「ぐぁっ!!」


 崔と呼ばれた監寺が歩み寄ろうと一歩を踏み出した瞬間、曹正は左に跳ぶと、手から伸びる哨棒は寸分違わず、包囲の端で棒を構えた僧の喉元を突いた。


「うおっ…ぐぇっ!!」


 続けて、すぐ左の僧の足を払い、倒れたところに棒を打ち下ろす。


 片や相手を「ちょっと威勢のいい旅の商人」と勝手に思い込み、ナメ切っていた僧侶達の驚きは想像に難くない。瞬き一つする間もなく二人を打ち倒され、残りの僧侶は思わず怯んだ。そして、それを見逃す曹正ではない。

 すぐさま右の半身となって哨棒を横に構えると、その様はまるで達人の抜剣するが如く、勢いは一振りで天地を分かたんと欲するが如く、僅かな跳躍と共に左手一本で隣の賊へ向けて棒を払う。


 ところが──


「…っ!!」


 目測を誤ったものか、哨棒は賊の鼻先を掠めて空を切った。ふわりと地に降り立った曹正は、棒の勢いを利用して大きく後方まで打ち払うも、やはり監寺には届かない。そのままくるりと一回転すると、丁度、監寺の目の前に曹正の無防備な背中が…



【…馬鹿め!】



 監寺が声もなく曹正の背を目掛けて突きを繰り出すや、


「…っ!?…()っだっっ!?!?」


 確実に仕留められるタイミングだったはずが、監寺の視線の先には獲物の姿がない。直後、訳の分からぬまま激痛に襲われた監寺が視線を落とせば、かがんだ曹正の手から伸びる哨棒が、踏み込んだ左の(くるぶし)辺りにめり込み、何て言うかもう、エグみの(ほとばし)りみ溢れる、それはそれはヤッバい感じのアレになっていた。


 真剣勝負の中で相手の隙を見れば、その隙を衝きたくなるのが人情というものだ。

 そこで、曹正はあえて大きな挙動で、相手の攻撃を誘う佯攻(ようこう)(※1)を置いた(・・・)。言わば撒き餌である。

 その撒かれた「隙」という餌に、監寺はまんまと食いついてしまった。


 監寺の武が殊更に劣っていた訳ではない。

 お話にならないレベルの武しか持ち合わせていなければ、餌を撒かれた事にすら気付けないのだから、そもそも食いつくもへったくれもない。


 命の取捨が交錯するような極限の状況下では、何よりもまず相互の技量差が佯攻の成否を決める。

 それで言えば、それなりの武を持つ監寺に、なかなかの武である曹正の佯攻は、本来そこまで食いつきを期待できるものではない。


 だが、曹正には確信があった。

 他でもない。総合的な武はなかなかの曹正も、この技にだけは絶対の自信を持っているからだ。


 舞うが如く宙で(まわ)す初手に意識を惹き、更に地を蹴り膝を折り、初手に倍する神速で地を薙ぐ次手が、誘われた相手を打つ。


 世に棒術は数あれど、その様をして「草を(はら)って蛇を(もと)む」と(なぞら)えられるこの棒捌きを、最も得意としているのは誰あろう、今は遥か東京・開封府に在る「ええカッコしい」な禁軍鎗棒副師範である。


「超」が付くほどの一流が、これまた「超」が付くほどの一級と呼べる域まで昇華させた棒術を、その「超」が付くほどの一流から「これでもか」と仕込まれてきたのだ。

 他の何に自信を持てなかろうとも、曹正にこの技の自信だけは無い訳がない。


 どう、と倒れた監寺には目もくれず、曹正は尚、続けざまに二人、三人と僧侶を薙ぎ倒した。

 それでもまだ僧侶は15人ほど残っているが、為す術なく六人を倒され、遠巻きに曹正を囲んではいるものの、皆、二の足を踏んで近寄ろうともしない。


「…うおっ!!」


 背後に鬼気迫る気配を察し、曹正は咄嗟に身を翻した。と同時に、何かが唸りを上げて曹正の視界を上から下へとよぎる。



【…?こいつ…】



 突き刺さんばかりの、猛烈な勢いで大地に打ち付けられていたのは棒だ。

 ところが、棒の先が地に付いている位置は、身を翻す前の曹正が立っていた位置とは僅かにズレている。


 その棒を振り下ろしたのは──


「帥哥ぁ、いい加減にしろぉ~?」


 間延びしたテンポは相変わらずだが、その口調には、そして表情にも、感情の昂りがありありと見て取れた。しかし、それも曹正に対するありきたりな敵意だけではない。


 先ほどの一撃が何よりその証である。

 曹正の背後から狙っていたのだから、誰憚る事なくその頭蓋を目掛けて棒を振り下ろせばいいものを、万が一、曹正が気配に気付けなくても当たらないよう、わざわざズレた位置を打った。


 なぜかと言えば、そんなものは決まっている。


 仲間がやられた怒りはもちろんあるのだろう。ただ、それだけではなく、そこには命を粗末にするような曹正の思考と行動に対する怒りも入り混じっていて、つまり口調も表情も攻撃も、全ては威嚇なのだ。そして、それをあからさまに行う事によって、言外に曹正へ伝えている。


 取り返しのつかない事になる前に諦めろ、と。


「もし、曹正が打ち下ろされる棒の方に身を翻していたら、どうするつもりだったのか?」という冷淡なツッコミには、仙女サマからありがたくも高尚な理屈を御説明いただくとして──


「おいらぁまだここに来て日が浅いけどぉ、世話になってる事に変わりないからなぁ~。皆がバタバタやられてくのを黙って見てられないぞぉ~」

「そうかい。義理堅いこったな」

「今ぁ荷を諦めないと後悔するぞぉ~?」

「んん?何だ、仲間がやられたから落とし前を付けようってんじゃなくて、目的は荷か」

「何をぉ~?」

「…ヤッベ!」


 技に自信があったとはいえ、あまりにも気持ち良く決まった事で、知らず知らず舞い上がっていたのだろう。

 長らく曹正は決まった一人としか棒の鍛錬をしていない。全力で棒を振る内に、慣れ親しんだ相手と鍛錬している気になって、うっかり軽口が口を衝いた。自分の身を案じてくれている相手に対し、何とも余計な一言を放ってしまったものだ。


 いや、それ以上に、鄧虎への挑発が失敗し、潰えたはずだった乾坤一擲の機会が、護衛を親玉と引き離した事で再び巡ってきていたというのに…


 打ち付けた棒を握る両腕が、(みなぎ)る力でみるみると膨れ上がり、慌てて曹正が距離を取ると、まるでそれを待ち構えていたかのように、身体を掠めて棒が過ぎる。


 軽口などを叩いている暇があったら、親玉の元へ一目散に向かっておけ、という話だ。だが、こうして宋という護衛の気を惹いてしまった今となっては、後の祭りである。


 剛腕から繰り出される攻撃は、到底、当たれば腕の一、二本を犠牲にするくらいで済みそうにない。せめてもの救いは、それを何が何でも当ててやろうとする気配が感じられない事か。

 無駄口で無遠慮に相手の癇を逆撫でしてしまったものの、それが逆鱗でなかった事に、曹正は人知れず胸を撫で下ろす。



【狙いは棒か。得物を奪って俺の戦意を削ごうって腹だな…】



 そこまで分かっていて尚、相手を打ち倒そうとするほど、曹正は義に(もと)る男ではないが、腕なり足なり、致命傷にならない部位を狙って繰り出す棒に、宋という男は巨体に似合わぬ軽やかな動きで応戦する。


「さっきの技といい~…帥哥ぁ、ただの商人じゃねえなぁ~?」

「そう言うアンタ、もっ…ただの僧侶じゃねえ、んだろ!?」

「帥哥ぁ、喋ってるとぉ~…舌ぁ噛むぞぉ~」

「そりゃ、どうも!…てか、そっちが、話し掛けてきたんだ、ろうが!」



【何だ、コイツぁ…この巨体で…こんな軽快に動けんのかよ!?(はな)から分かってりゃ…あっぶねっ…「撥草尋蛇」はコイツに見舞ってやったんだが。つって…アレを本域で当てちまったら、当分、足を…使いモンになんなくしちまうし…それはそれで申し訳ねえ、か】



 すでにお一人様の片足を、エグみ溢れる見た目に変えちゃってますけどね。

 そうなると分かってて本域でお見舞いしちゃうんだから、曹正さんもなかなか容赦がないww


 それはともかく、この局面は明らかに曹正が不利だ。


 1対1では互角に渡り合っているものの、体格の差は膂力(りょりょく)の差を生み、棒の受け方を間違えれば、すぐにも曹正は得物を失って詰んでしまう。それだけでもかなり気を遣うところへ、賊はまだ10人以上残っていて、周囲にも気を配らなければならない。

 人間の集中力もそれほど長く続くものではなく、戦いが長引けば長引くほど曹正の勝機は減っていく。


 戦いの中、背後から攻撃を仕掛けた二人を何とか倒し、更にもう一人を倒したところで、遂に決着の時が訪れた。


「しまっ…!!」


 一瞬、曹正が宋という男から目を離し、再び向き直った時には間合いを詰められていて、苦し紛れに放った突きを躱されると同時に腕を掴まれる。そのまま身体を引き寄せられると、棒を手放した相手に左の肩口を鷲掴みにされ、身動きを封じられてしまった。


「帥哥ぁ、悪く思うなぁ~」

「ぐ…クソっ」

「よし!よくやった、金剛」

「おお、やられた皆の分を倍にして返したらぁ!」

「皆ぁ、動くなぁ~」

「…あぁっ!?」


 事ここに至っては袋叩きもやむなし、と覚悟を決めた曹正であったが、殺気立つ僧侶を男が制した。


「なぁ~、帥哥は商人なんだろぉ~?」

()ててて…そうだよ?」

「ここで帥哥が命を捨てたってぇ、結局ぅ荷はおいら達のモンになるんだぞぉ~。それならぁ自分から荷を差し出した方がぁ、命を拾えるだけ得だろぉ~?商人ならぁそれぐらいすぐに計算出来なきゃダメだぞぉ~?」

「こっちも…()ってて…故郷の期待を背負って旅に出てんだよ。それを、そう簡単にホイホイと裏切る訳にはいかねえだろうが」

「これだけ不利な状況でぇ一矢報いたんだからぁ、それだけでも十分だろぉ~?寧ろぉここで命を捨てたらぁ、その期待を裏切る事にならないのかぁ~?」

「……」

「こんな所で命を落としたらぁ、今か今かと帥哥の帰りを待ち侘びてる人達は、ずっと待ちぼうけだぞぉ~?」


 これ以上ない正論だ。


 故郷に悪評を届けるのは、確かに曹正が負う信頼を裏切る事になるだろう。それを嫌い、潔く命を散らして名を残す、という考えももちろんある。


 では、曹正がその道を選んだとして、それを誰が証すのか。ここで曹正が気高く逝ったとして、それを誰が知らしめるのか。


 命を惜しんで賊に降るのも、金を差し出すのも潔しとせず、奮闘虚しく命を散らしたとなれば、曹正の名誉は守られる。それが故郷に知れ渡れば、親しい人々を涙に暮れさせる事にはなるだろうが、面目を汚すような事はないだろう。


 だが、伝わらなければ意味がない。そして今、それを伝える者は目の前の賊しかいない。

 それはつまり「私は勇敢に戦ったんですよ。力及ばず命を落とす事にはなったけれども、最期の瞬間まで故郷の信頼に応えようとした、潔い散り際だったんですよ。どうか賊の皆さん、私と故郷の人々の為にそれを広めて下さいね」と言っているも同然だ。荒唐無稽もいいところである。


 真実が伝わらないまま曹正が命を落とせば、残るのは「曹正の消息が途絶え、音信不通になった」という事実しかない。

 それでは、曹正が大金を持ち逃げしたのと何も変わらない上、曹正を信じる者達はその真偽を確かめるために、未来永劫、曹正の消息を捜す事になる。

 もはや名誉がどうとか信頼がこうとか言うレベルの話ではない。


「帥哥もぉさっき言ったじゃないかぁ~。元手なんかなくてもぉ、商いはその気があればぁどうとでもなるってぇ~。今、恥を忍んで荷を諦めてもぉ、金は稼げばまた増やせるけどぉ、一度捨てた命は二度と戻ってこないぞぉ~」

「いや、そりゃそうだが…()てて」

「棒の腕前といい、人との信義を重んじる性格といい、帥哥はこんな所で無駄に命を捨てるべきじゃないぞぉ~」

「お前…」

「おい、金剛。テメエ何を寝惚けた事言ってやがる。周り見ろ」


 声の主は監寺。棒を杖にして、よろよろと立ち上がる。


「今更、荷を差し出したところで『はい、さようなら。御機嫌よう』とはならねえんだよ。きっちり落とし前を付けるに決まってんだろうが」

「それじゃあ、大王の言葉に逆らう事になるぞぉ~」

「チッ、このバカが。さっきと今じゃ状況が(ちげ)えだろうが!」

鉄仏(てつぶつ)、待て」


 腕を組み、髭を撫していた大王が監寺を制し、軽く目配せる。

 その意図を察した監寺は、不満気な面持ちを浮かべながらも口をつぐんだ。


(わけ)えの、手間を掛けさせんじゃねえ。もう勝負はついてんだろうが。大人しく降って荷を渡せ」

「そりゃ要するに、()ててて…アンタの下で追剝ぎ稼業に勤しめって事だろ?情けを掛けられた宋帥哥になら、恩を返すのは(やぶさ)かじゃねえが、あんたの為に働いてやる筋合いはねえな」

「帥哥ぁ…」

「う?ぃ()でででっ!!ちょ、ちょっと待て、最後まで聞けって!」


 未だ巨体の左腕一本で抱え込まれた曹正の両腕がミシミシと悲鳴を上げる。

 どうやら「事ここに至って、まだ聞く耳を持たないのか」と、曹正の聞き分けの悪さに怒っているようだ。


「いつまでもぉそんな物を背負ってるからぁ、なかなか諦めがつかないんだぞぉ~。早いトコ荷を寄越してぇ、踏ん切り付けろぉ~」

「だから、ちょ、ちょっ…()っっ…」

「帥哥ぁ、おいらの話ちゃんと聞いてるかぁ~?」

「アンタの方こそ俺の声が聞こえてねえのかっ!?さっきからずっと(いて)えっつってんだろうが!んーなバカ力で腕キメられながら会話なんか出来るかっ!!取りあえず放せ!」


 曹正さん、捕まってからずっとアピールしてたもんねえww


「帥哥ぁ、もう暴れないなぁ~?」

「…ああ」

「分かったよぉ~」

「はぁ、全く…腕がへし折れるかと思ったぜ」


 周囲から浴びせられる敵意などお構いなしに、曹正は握ったままだった哨棒を右肩に立て掛け、左右の腕や手首を揉みほぐす。

 と、宋という男を見上げ、


「しょうがねえ、荷は諦めるよ」

「おぉ~、それが賢明だぞぉ~」

「まあ、足掻くだけ足掻いた上で取っ捕まったんだしな。あんま『(いさぎ)(わり)い』真似すんのもみっともねえし。だが、大王さんよ。アンタの為に働いてやる気だけは絶対にねえ」

「心配要らないよぉ~。ねぇ、大王ぉ~」

「フン…いいだろう。金剛、荷を受け取れ」


 背の荷を下ろしつつ、曹正は一抹の不安を感じている。



【どうにも話が旨すぎんな。この宋って奴ぁ底抜けのお人好しなのか何なのか、あの親玉の言う事を丸っきり信じ込んでるみてえだが。ま、やるだけやって取っ捕まっちまったんだから、あとは成り行きに任せるしかねえか。

 しかし、このまま話がベタな方向に進むとなると、今、聞いとかねえ事には、たぶんもう聞く機会が…】



「なあ、宋帥哥」

「何だぁ~?」

「俺は一字名で正ってんだが…あんたの名を聞いてもいいかぃ?」

「んん~?おいらも一字名で(まん)だよぉ~」

「…そっか。あんたと知り合えて良かったよ」

「…んん~?何だぁ急にぃ~?」


 胸の不安を押し隠し、曹正は笑みを湛えて荷を渡した。それを見て、監寺が痛む足を引きずりながら歩み寄る。


「寄越せ…重っっ!?」


 ()手繰(たく)るように宋万から奪った荷は腕が抜けんばかりの重さで、思わず監寺は声を洩らした。

 何と言っても5,000貫相当の荷だ。金塊だけで揃えても15kg以上になる計算だが、金銀織り交ぜ、そこに銅銭も加わっている曹正の荷は、優に25kgは下るまい。


 たかが商人風情を相手に、得物を交わす間もなく一瞬で()されるという醜態を晒し、ただでさえ束ねる僧侶──いや、手下達に示しが付かないところへ、相手がそんな荷を背負っていたと知っちゃったもんだから、今や無駄に高かった自尊心も、伸び切った鼻っ(ぱしら)もバッキバキの粉微塵で、プルプルと身体を震わせ、こっ()ずかしさに顔を赤らめる監寺の肩身は、もう狭いなんてもんじゃない。


 それでも手下達の目がある手前、どうにか体裁を繕い、さも「この程度、どうという事もない」といった感じで監寺が大王の元へ荷を届けると、受け取った大王もその重さに一瞬、目を丸くした。が、荷の「重さ」とは、言うなれば荷の「価値への期待値」のようなものであるから、すぐに目を輝かせて中身を確かめると、その口元が浅ましい本性を表すように歪んでいく。


「さて、(わけ)えの。俺の下で働く気がねえってんなら、お前にゃもう用はねえ。行き着く先は九泉(きゅうせん)九原(きゅうげん)(※2)か知らねえが、送るだけは送ってやるから、精々冥府の亡者どもを相手に商い頑張んな」

※1「佯攻」

「佯」は「偽り」。囮の攻撃。フェイク。フェイント。

※2「九泉、九原」

どちらも死者が訪れる場所。黄泉の国。あの世。

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