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 イム

⑥ イム


 イムはなぜだかこの楽園としか言いようのない島に病的なものを感じていた


 一度 島の周りを歩いたことがある


どのくらいの大きさか知りたかったからだ


 15分で一回りできた 小さな島だ 住人は30人ほどそして彼らは一族では


ない


 まったくつながりのない赤の他人だということが分かった


 住人はほとんど布を巻いた服だったが 中にはフードのようなものをかぶり


 ほとんど体を隠したものが 何人かいた


熱帯だが 木陰に入ると涼しく夜は寒いくらいの時もあったが それにしても


 どこかちぐはぐなところがあった


 それからあの女、確かに美しいがなぜ女王の様にふるまっているのだろう


 なぜ 皆が崇拝し食物をささげたりするのだろう

 

 この島には食べ物がたくさんある果物も魚も 


  でもなんでこの小さな島に

 

 こもって過ごさなければならない


  その時に 一つの言葉が浮かんだ 邪教


 ここには 宗教もたくさんあるが 何かの信徒なのではないか


  それなら理由がわかる 問題はその内容だ


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