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第7話~師匠達との出会い

簡略修行ですな。

「昨日は戻ってから静かだったねぇ。疲れてたのかな?」


「寝る前に戦利品を鑑定していたが、まぁ・・・疲れた。お陰で良く眠れたし、目覚めもいい。」


「それは良かった。それでご飯はどうする?」


「頂こう。」


俺は昨日、戦利品を鑑定した後にログアウトをした。翌日は朝からログイン。爽やかに『F.E.O』の世界で目覚めたのだ。今日の予定は武器屋で投げナイフの補充。そして、道具を買って鍛冶の経験を積むこと。貰った地図で武器屋の場所を確認し、ステータスチェックをする。お・・・能力、スキルが上がっているな。新しいスキルも取得している。スキル取得は買うだけじゃないんだなぁと思いながら、新スキルの確認をする。


〈喧嘩殺法〉:思うがままに戦う無法の戦闘術。〈拳撃〉〈蹴撃〉などのスキルを合わせ持つ。


なんだこの強力なスキルは。複合スキルか?・・・などってことは〈拳撃〉〈蹴撃〉以外のスキルも含まれるのかね。それはラッキーだな。チェックを終えると食事が出てきた。


「お待たせ~。」


「おう・・・うまそうだな。」


シグルゥに食事代を渡し、出されたものを見る。パン、ハムエッグ、サラダ、スープと単純ではあるが正に朝食といえよう。・・・・・・大変美味しゅうございました。


「やるじゃないかシグルゥ。」


「どやっ!」


・・・イラッときた。


―――――――――――――――――――


食事を終えた俺は武器屋にて投げナイフを物色していた。ヒックス達の言う通り、値段は高いが質は良いみたいだ。


〔鉄の投げナイフ+2〕熟練の技で鍛えられた鉄製の投げナイフ。STR+5


俺はまだまだ未熟だ。この店で一番安いこいつで十分だろう。1本50Gと俺には高めではあるがな。


「この投げナイフを10本くれ。」


「毎度あり!10本で500Gだ。」


俺は店主に500Gを渡し、


「ここに鍛冶道具は置いてるか?」


「兄ちゃん、鍛冶スキル持っているのか。」


店主が鋭い目でこちらを見てきたので、


「ああ。俺は冒険者だからな。それに自分に合う武器が見付かるとも限らない。無謀と思うかもしれないが挑戦したい。」


言葉少なく親父の目を見て答える。しばらくして、


「本気みてぇだな。兄ちゃんみたいな奴は初めてだぜ。」


語らなくとも俺の考えがわかったようだ。親父はニヤリと笑い、


「どうだい兄ちゃん。俺んとこで鍛冶修行をしてみねぇかい?」


「む、修行だと・・・。」


【クエスト】鍛冶師に弟子入り

シアルの鍛冶師バルトの元で鍛冶技術を学ぼう!

【報酬】携帯鍛冶セット

このクエストを受けますか? YES/NO


ポンッと頭の中にクエスト発生の知らせが届く。自給自足の冒険者を目指す俺には願ってもいないこと。迷わずYESを選択した。


「親方、よろしく頼む。」


「おう!頼まれた!!」


―――――――――――――――――――


色々あった・・・。色々あったんだ・・・。俺は3日間の苦行に耐えきったのだ。鍛冶を学ぶだけだったハズなのだが・・・



「もっと炉の温度を安定させろ!」


「うっす!」




「叩きが甘い!もっとこう・・・!!」


「うっす!」




「なんだこの剣は!なめてんのか!!」


「うっす!」


「面白そうだな。俺もまぜろ。」


「うっす!・・・は?」




「この鞣しではダメだ・・・。ほれ、もう一度!」


「うっす!」


「次はこの剣を3本鍛えろ!」


「うっす!」


「僕もまぜておくれ。」


「・・・っ!!」




「粗いと指が傷付いてしまうからもっと丁寧にね。」


「うっす!」


「ほらほら・・・縫い目がずれてきてるよ。」


「・・・うっす!」


「いいぞ!その調子だ!叩きまくれぇ!!」


「・・・・・・っす!」


「私にも教えさせてはくれないかい?」


「ぬぁーー!誰か助けてくれ!!」





途中から親方の職人仲間が乱入。休む暇なく教え込まれる。あっち行ってこっち行って、あれやれこれやれ。死ぬかと思った。


【クエスト】職人達の弟子

鍛冶修行に乱入してきた職人達のしごきを乗り切れ!

【報酬】携帯職人セット

クエストクリア!

【追加報酬】〈裁縫〉〈装飾〉

【称号】職人達の弟子


クエスト名変わっとるがな・・・。まぁ、報酬良ければ全て良しとしよう。


「流石は俺の見込んだ兄ちゃんだ。アイツらも褒めていたぜ!」


親方は嬉しそうだ。


「修行で作った物は全部持ってけ!使うなり売るなり好きにしろ!」


おお・・・これはラッキー。苦労しただけはあるな俺。そして、俺は親方に礼を言う。


「世話になったな親方。たまに顔を出すから、その時はよろしく頼む。」


「そうかそうかまた来るか!腕を上げて来いよ!」


「他の方々によろしく。」


そう言って俺は店を出た。大変ではあったが楽しかったな。

【スキル】

〈鍛冶〉LV15(+14)〈裁縫〉LV13(+12)NEW!〈装飾〉LV12(+11)NEW!〈調合〉LV10(+9)〈鑑定〉LV14(+12)


【控えスキル】

〈投擲〉LV2〈採取〉LV2〈喧嘩殺法〉LV1


【固有スキル】

〈俺流〉LV10(+6)


【称号】

職人達の弟子

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