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1話

終業時刻間近の慌ただしさはいつもと変わらない。


帰り支度で慌ただしい周囲に反して、ただでさえトラブル続きの私は仕事を終える目途もたたず、焦りばかりを感じている。


ここ一時間、ため息をつく間も惜しんでパソコンのキーボードを小気味よく叩いている。


慣れた処理だとはいえ、週末故に完了させなくてはいけない量は膨大で、辟易しながら指先だけを動かしていた。


「サポート要因が必要じゃないのか?」


「え……?」


「間に合いそうにないなら手伝うぞ」


手を止めずにちらりと視線を上げた途端、鼓動がとくりとはねた。


それと同時に、自分にしかわからない脈拍の上昇を悟られないように、あくまで毅然とした表情を作った。


「大丈夫。18時までにデータを送ればいいから間に合うと思う」


「ふうん。今日一日このプログラムの修正やっていただろ。ほかの仕事は大丈夫なのか?」


この場から離れる気配のない朔弥の言葉に緊張しながら、一瞬手元を休めた。


平常心を心掛けた表情がちゃんとできているのか気になりながら目を合わせると、からかい気味の視線にぶつかる。


いつ見ても男前だな。


朔弥は長身の身体を少し前に屈めながら、私のパソコンの画面をのぞきこんでくる。


「今夜中には他の仕事も片付けるから大丈夫。朔弥には貴重な金曜日の晩でしょ。

私に構わず週末を楽しんでよ」


ちゃんと落ち着いて言えたとほっとし、小さく息を吐いた。


「俺の週末は気にしなくていいから。それよりお前の疲れきった顔色の方が気になるだろ」


私の疲れている体は、朔弥が呟く声に、必要以上に反応してしまう。


「これ、俺が一気に終わらせてやるからお前は他の仕事を片付けろ。

そうすれば、定時は無理でも俺と飲みに行く時間くらいは作れるだろ」


「え?あ、私のことは気にしなくていいよ。朔弥だって毎日忙しいんだから、無理しないで。

私は週末に何の予定もないから大丈夫」


慌ててそう言う私にお構いなしに、朔弥は空いていた隣の椅子を引き寄せると、パソコンをたちあげ、本格的にキーボードを叩きだした。


「ちょっと、朔弥……」


「俺の仕事はもう終わってるから気にするな。それよりお前は自分が抱えてる仕事を片付けろ。

で、終わったら送ってやる」


私に視線を向ける事なく淡々とプログラムの修正を続ける朔弥は、既に殆どの集中力をプログラムに注いでいて、私が隣にいる事も忘れてるようだ。


はぁ……。


小さくため息。


「彼女と会うんじゃないの?」


ぼそっとこぼした私の言葉にも何の反応も返ってこない。


ただひたすらキーボードとお友達。


私の仕事を取り上げ、その世界に集中する朔弥を見つめていたけれど、それをやめる気配のない朔弥の姿に私は肩をすくめた。


こうなったらまだ片付いていない他の仕事にとりかかろう。


たとえ、私が長い間ずっと切ない気持ちを隠しながら見つめている、その本人が隣にいても。


朔弥が軽快に叩くキーボードの音を聞きながら、私もリズムよくプログラムの修正に再び取り掛かった。


システム開発の担当者は、夜遅くまで会社に残るなんて当然で、22時を過ぎた今でも、大勢の人が残業をしている。


私だって日付が変わるまで自分の机にかじりついているなんてしょっちゅうだ。


朔弥だって普段から遅くまで仕事をしているというのに、せっかく早く帰れる週末まで私のために残業してくれるなんて、申し訳ないとしか言いようがない。


同期として長い間側にいて、そんな朔弥の優しさや人間としての懐の広さを何度も感じていたけれど、そんな優しさが、今は切なくてどうしようもない。


そんな私の気持ちに気づかないまま、「お、バグ発見」と嬉々とした声をあげながら仕事をすすめる朔弥にちらりと視線を向けて。


『彼女がいるくせに、優しくしないでよ』


心の中で、小さく呟いた。




******




「さ、片付いたな。送ってやるよ。その前に、飲みにでもいくか?」


朔弥が手伝ってくれたせいか、思っていたより早く仕事が終わった。


自分の仕事でもないくせに、まるで大きな仕事を片付けたように晴れやかな朔弥の顔。


やっぱり格好いい。


必要以上に親密な態度で私の側にいてくれる朔弥に期待をしてしまうのは、私にとっては自然な流れで、その流れをすぐに止めてしまうのも日常となっている。


どんなに親密でも、朔弥が私に恋愛感情なんて持ってるわけないし。


これまで何人もの綺麗な彼女を見てきたし。


いつかは別れる恋人としてよりも、ずっと仲がいい、同期としての距離が一番いい。


やっぱり、今日は一緒に飲みにいくなんてしないで解放してあげた方がいいんだ。


「彼女と約束してるんでしょ?遅くなったけど、今からでも行ってよ」


「あ?約束してるって言ったか?」


「え?だって…いつも金曜日は速攻で帰ってるのに。今日は違うの?」


私を置いて帰る様子のない朔弥に首を竦めてみると。


「彼女との約束ばっかじゃねえし」


「…そうなんだ。でも、金曜日に私の相手をするよりも、もっと楽しい週末を過ごした方がいいよ。私も今日は実家に帰んなきいけないから」


「……へえ」


「ちょっと呼び出しがあってね。このまま帰るから」


「呼び出しって何?」


朔弥は低い声でそう言って、私をじっと見つめたままだ。


どこか怖い………整い過ぎた顔で見つめられると、必要以上に緊張する。


「えっと、兄貴がもうすぐ結婚するから、お嫁さんの家族との食事会があるんだよね。ま、結納なんだ」


「ふうん。お兄さんが結婚するんだ」


「まあ、8歳も違うからそんなに親しくはないんだけど。結婚となると私も呼び出しかかるからね」


小さくため息。


兄貴に対してじゃなく、食事会という名の取り調べに対してのため息。


私の家族と、兄貴のお嫁さんの家族からの取り調べ。


兄貴のお嫁さんが私の高校からの親友っていうのが問題で、本当、やりにくい。


そんな現実を思い出して、再びため息をついてしまう。


私が実家に寄り付かなくなった一番の理由は、まさしくこの尋問。


「ま、独身生活が長い女には避けられないものだって諦めてるから。……私が結婚するまで続くって覚悟してる」


「尋問って、いつ結婚するんだ?……みたいな?」


「まさにそれ。私の地元では、女は結婚して子供産んで旦那様を支えて生きるもんだって考えが圧倒的なの。今頃古いよね。

私はどうしてもそういうのに馴染めなくて家を出たんだけど。両親はなかなか私を諦めてくれないから」


苦笑しながら肩を竦めた。


「だから、飲みに行くのは無理なんだ。今日のお礼はまた今度仕事で返すから」


机の上を片付けながら、話を切り上げようと視線を外した。


本当は、朔弥と飲みに行きたい気持ちを隠して。


「……このまま実家に帰るのか?」


「え?」


「家に帰らずに実家に直行なのか?」


「うん。荷物も持って来てるし、遅くなると電車もなくなるし。それがどうかした?」


私の問いには答えず、あまり見ない真面目な顔でじっと考えた朔弥は。


「送るよ。実家まで車で送る。とっとと仕事切り上げて下に集合な」


テキパキと机の上の書類を片付け始める。


「は?」


朔弥の言葉の意味をうまく理解できない。


どうして?どうして私を実家まで送ってくれるわけ?


今まで同期としての距離を神経質なまでに考えて、自分野気持ちを隠しながら笑ってきたのに。


彼女の存在が途切れることのない朔弥に、私の切ない瞳を見せないように、作り笑いもかなり上達したっていうのに。


朔弥の言葉が理解できない。


「あの、朔弥?えっと……」


「何してるんだよ。早く出発しないと実家に着くのが遅くなるぞ」


そう言って、朔弥はさっさと自分の机を片付けるために席に戻った。


ちらりと私を見る目からは何を考えてるのかがよくわからなくて、私も何も言えなくて。


ぼんやりと、この展開を考えながら朔弥の後姿を見ていた。




******




たまたま今日は車で会社に来ていたという朔弥の車に乗ると、慣れない二人っきりの空間に緊張せずにはいられない。


車内に漂う甘い香りは間違いなく朔弥がいつも身に纏っているもの。


慣れたその香りでさえ、二人きりのこの限られた空間にいると違うものに感じられる。


いつもと違うのは香りだけじゃなくて、この状況もそうなんだけど。


その後、朔弥は夜の高速を気持ち良さそうに車を走らせながらまっすぐに前を見ていた。


助手席の私を気にしているのか気にしていないのか。


そして、どうしてこんな状況になってしまったのかわからなくて戸惑うばかりの私を無視したまま。


「次のパーキングで晩飯食べようか。思ったより空いてるから意外に早く着きそうだし」


さらっとそんな事を言っている。


あー、もう訳がわかんない。


緊張感を抱える自分にも疲れるし、朔弥の行動に右往左往するのにも限界がある。


「で、この状況って一体何?」


思わず低い声が出る。


「なんで朔弥が私を実家まで送ってくれるのか全く意味がわかんない」


ようやくそれだけを聞く事ができて、私は大きく息を吐いた。


私の言葉に、ほんの少しニヤリと笑った朔弥。


「ん?暇だし。詩織を実家に送って行っても俺の生活にはなんの影響もないし。

別にいいんじゃないのか?」


平然と答えた朔弥は、思い出したように呟いた。


「腹減った。何食う?そういやここってソフトクリームがおいしいんだよな。久しぶりに食べようかな」


のんきに笑顔を浮かべる朔弥の真意がよくわからない。


いつも自分のペースを乱す事なく、それでいて周囲を気遣いながら飄々としている朔弥に振り回されるのは久しぶりかもしれない。


入社して以来、同期みんな仲が良くて飲み会なんかもしょっちゅうで。


おまけに同じ部署に配属された私と朔弥が親しくなるのに時間はかからなかった。


見た目が抜群な朔弥は、仕事の有能さと人当たりの良さも社加わって社内では有名だ。


女の子達は何かにつけて朔弥の周りに集まっては彼の気をひいている。


そんな状況を楽しむように、飲みに行ったりしては女の子達と親睦を深めている。


ほんと、分け隔てなく沢山の女の子と出かける朔弥を間近で見るのが切なくて、意識的に私は距離を作った。


朔弥が気付いているのかどうかは謎だけど、私は必死に距離を作った、のに。


車内という、こんなに近い距離で二人っきりで、おまけに私の実家に向かってる状況って一体。


泣きたくなるほど苦しい。


今すぐ離れて心を無にしたいけど。


それと同じくらいに今の状況を喜ぶ自分もいて、混乱してしまう。


朔弥はいつもどおりで、それがくやしいけれど。



*****



パーキングでほんのひと時の休憩をとっていると。


座っている私の頭上から懐かしい声が聞こえた。


「しお?そうだろ?俺だよ、悠基。成人式以来だよな。元気にやってたのか?」


突然落ちてきた元気な声に驚きながら顔を上げると。


「あ、悠基?元気だった?相変わらず男前だね」


ふふふっと笑いながら立ち上がると、昔と同じように私の頭をがしがしと撫でてくる。


昔のあだ名『しお』と呼ぶ笑顔は昔のままだ。


高校の同級生の悠基は、地元に残って家業である酒屋を継いで頑張っている。


高校を卒業してからはほとんど連絡をとらず、実家に帰った時に母さんから噂を聞く程度だけど、こうして会うと懐かしくて一気に距離が縮まる。


「しお、明日慶明さんの結納だろ?今日宴会用の酒を配達した時おばさん嬉しそうに言ってたぞ。

相変わらずしおがまだ片付かないって嘆く事も忘れずにな」


「ああ、やっぱり。帰りたくないなあ。また色々言われるんだろうな。気が重い」


ふうっとため息をついた私に、悠基はまた優しく頭を撫でてくれて。


にっこりと笑ってくれた。


でも、すぐに何かに気付いたようで、じっと一点を見つめている。


なんだろうと、その視線を追うと。


「もしかして、しおの男?」


そこにはカレーを食べている朔弥がいて、不機嫌な顔で私と悠基を見ていた。


「どうも」


少々愛想のない笑顔でそう言った朔弥。


じっと悠基を見ていて、私に説明しろと無言で言っている。


「あ、高校の同級生の悠基。私の実家の近くで酒屋をやっていて、次期跡取りなの」


「跡取りっていってもなあ。コンビニやらスーパーやらにお客さん取られて困ってるような小さな酒屋なんだけど」


苦笑しながら言う悠基。


もともと人懐こい彼の性格のせいか、何を言っても角が立たない雰囲気を持っていて、お店も順調だと母さんからは聞いているけど。


「謙遜しないでよ。あれだけ大きな店構えで、おまけにかわいいお嫁さんもらったんでしょ?うらやましいよ」


からかうように、悠基の胸をつついてみると、照れたように笑って。


「もうすぐ子供も生まれるんだ。あ、車に嫁さんいるけど会ってくか?

でも、連れがいるならまずいか」


二人して朔弥を見ると、当の本人は、相変わらず不機嫌そうにしている。


「で、しおの恋人なのか?」


私の耳元にひそひそと聞いてくる悠基。


「残念ながら違う。会社の同期なんだけど、なぜか実家まで送ってくれるっていうから」


嘘は言ってないけど、これ以上突っ込んで聞かれるとどう答えていいやらわからなくて。


そんな私の複雑な心境をわかってくれたのか、悠基は「ふうん」と言っただけでそれ以上何も聞いてこなくて助かった。


「じゃ、俺がしおを乗せて行こうか?」


「えっ?」


「嫁さんの友達の家に遊びに行った帰りなんだけど、俺も今から帰るんだ。今からしおを実家に届けてまた帰るって大変だから、良かったら俺の車に乗ってくか?」


あっさりとそう言ってくれる悠基は、私と朔弥に交互に視線を投げる。


高校時代から、なんの他意もなく人の世話をしてくれるいい奴だったな、と改めて思い出す。


地元から出て進学や就職する同級生たちが多い中、何のためらいもなく家業を継いだ悠基。


みんなから頼られていたっけ。


なんとなくそんな事を思い出してしまう。


「で、どうする?」


人のよさそうな顔を私と朔弥に向けて聞いてくる悠基にどう答えていいのか戸惑って朔弥を見ると。


彼は、社会人だったらめったに出すことない、あからさまに不機嫌な表情をしていた。


「俺がちゃんと詩織を送っていくから。高速空いてるし、運転は好きだから苦じゃない」


「朔弥?」


「嫌なら最初から送っていくなんて言わねえし、詩織だって俺に送ってもらうの嫌じゃないんだろ?」


「まあ……。そうなんだけど、でも、悪いなあって。恋人でもないのに」


「ふん。俺がいいって言ってるんだからいいんだよ。それとも、その同級生の車に乗って帰りたいのか?」


妙に拗ねたような口調に聞こえるのは気のせいかな。


普段の余裕のある口ぶりとはまた違っていて。


表情だって子供みたいで。


ずっと大好きで仕方ないけど、もっと愛しく思えてしまう。


基本的に、誰にも優しくできる朔弥だから、私を特別に考えてここまで送ってくれたわけじゃないってわかってる。


たまたま残業につきあってくれた流れもあっての今だって理解してるけど。


正直、今は朔弥が私のために特別な気持ちで時間を割いてくれているって誤解しそうになる。


朔弥には彼女がいるのに。


私のぼんやりとした様子と、朔弥の拗ねている様子を見て、どうしようかと困っていたに違いない悠基は、ふっと息を吐いて


「じゃ、その男前に送ってもらえ。で、実家にはいつまでいるんだ?」


「え?……あ、明日の晩には戻るよ。実家にいても退屈だし、もう私の部屋だってないから居心地も悪いんだ」


「そっか。もし時間あったら何人か呼んで飲みにでもって思ったんだけどな」


「兄貴の結納が終わったらすぐ戻るつもりだから無理かな。ごめんね」


「そうか。ま、近いうちにでも飲もうな。慶明さんの結婚式には戻ってくるんだろ?その時はちゃんと空けとけよ」


「ふふ……。了解」


悠基は、私の頭をポンポンと軽くたたいたあと、ゆっくりと朔弥に向き直った。


「じゃ、俺はこれで。気を付けてしおを送ってやって下さい」


穏やかな声で、それでいて心配げな声音も含ませてそう声をかけた。


それまで私と悠基の会話に神経質に耳を傾けていた様子の朔弥は、あたりまえだろっていうような表情で


「わかってます」


とりあえず穏やかに丁寧にそう答えた。


「じゃ」


そして、軽く手を振って悠基は駐車場の方へ歩いて行った。


悠基と別れた後、それまでの軽く明るい雰囲気は半減、いや殆どなくなってしまって、何かを考え込むような朔弥。


運転する横顔をちらりと見ながら、感情の読めない表情に困ってしまう。


「朔弥?やっぱり疲れた?今週は仕事も忙しかったのにごめんね。

このお礼はちゃんとするから何か考えておいて。

まあ、朔弥の方がお給料いいからその辺はそれなりに気を使ってちょうだい」


はは……。


妙に明るく上ずった声でそう言っても、車内の温度は冷えたまま。


朔弥の無表情な横顔は変わることなく、私一人が気を張っているみたいで嫌になる。


いつもいつも。


私は朔弥を見つめて気持ちを隠すばかりで、切ない感情の行き先を探している。


朔弥に彼女がいない時期なんて入社してからほとんどなくて、同期として傍にいるという状態に甘んじながら自分の気持ちをごまかしていた。


朔弥が好きだという気持ちを体の深い所に隠しながら、ずっとごまかしていた。


朔弥が好き。


朔弥には、彼女がいるというのに。




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