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楽しんでいって下さいね。
登場人物
主人公 ブラッドリー・スチュワート(ブラッド。25才)
新聞配達所に勤めている。事件が起きると首を突っ込んであれこれ自分なりの推理をする。日常と非日常に興味があり、休日には非日常に埋没する犯人の心理を考えながら犯行現場に出没する。時にペルペ警部に見つかり、しょっぴかれていたが今はうまく逃げている。自分の人生に不満があり、犯罪を犯さないだけで自分のことを数多の犯罪者と何も変わらないと思っている。
エリザベス・スチュワート(ベス。23才)
ブラッドリーの妻。気が強く、若干、ブラッドリーを尻に敷いている。ブラッドリーとは幼なじみで、今も小さい時にブラッドリーからもらった花を押し花にして持っている。怒らせると怖い。飼い猫のソプラノをブラッドリーとともにとても可愛がっている。
ハッサン(25才)ブラッドリーの同僚。
粗野な性格で言葉使いが汚いが、人間性が損なわれているわけではない。学力が低く知識が少ないところはあるが、わからないからそのままにしておくことはなく、聞くという真面目なところもある。
ペルペ警部(52才)
フォールリバーの警察署に勤める(鬼)警部。お腹がタヌキのように出ている、恰幅のよい男性。事件は足で解決がモットーな人。現場をうろちょろするブラッドリーに頭を悩ませている。いいところな若者を注意して家に帰すのがある意味で日課。
サミュエル・エインスワース警部補。(サム。28才)
今回、フォールリバーで起きた行方不明事件に派遣された警部補。プラチナブロンドの髪にダーク・グリーンの瞳が知性を感じさせる。ブラッドリーいわく、王子様。捉えどころのない性格で飄々としている感がある。あまりに整った顔立ちから男性にもモテるのが悩み。名前の由来はハンサム、名字は実在の心理学者から。若干、天然。