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理沙と過ごす夜

「ねぇ、光姉起きてる?」


部屋の電気を消してから1時間ぐらいたった時。


「うん、起きてるよ」


理沙のベッドは、狭いから密着度100%だ。


お互い向き合って寝ている。


「あのさ、今度の日曜日。部活の試合があるんだよね。それで、光姉来てくれる?」


「私行っていいの?」


「うん」


「分かった、約束ね」


「うん、約束」


私と理沙は約束をした。


少ししてから、理沙の寝息が聞こえた。


いつもは強がって私に甘えてこないけど、寝ている時が1番正直なんだなと思った。



理沙は、寝ている間ずっと私に抱きついていた。


こう言うとこは理奈より可愛いかった。


私は理沙の頭を撫でた。


理沙と理奈が双子でも、暖かさが違った。




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