雅姉
私は、瑠美姉から殺気を感じたので取り敢えず真弥を帰らせた。
「光、話があるから私の部屋に来て」
雅姉が言った。
「うん、分かった」
私は、階段を上がり雅姉の部屋に入った。
「雅姉、どうしたの?」
「光、嘘ついたでしょ? 瑠美姉、怒るとヤバイよ? 特に光については」
「何でいつも嘘って分かるの?」
「秘密」
「雅姉、助けて」
「条件がある」
「うん、いいよ」
「私と恋人役を演じて」
「うん、わかっ、えっ⁈」
「うん、一時間だけ」
「わかった」
「じゃあ、いくよ」
私達は階段を伝って瑠美姉達がいるリビングへ行った。
「光ちゃん、真弥さんと付き合ってるって本当なの? 光ちゃん、そっちだったの?」
「何を言ってる、光は私と付き合ってるのだぞ。真弥には協力してもらっただけだ。
しかも、お前間違いなく真弥をシメに行こうとしてるだろ」
「うん、光ちゃんにつく害虫は全て排除する」
「私もか?」
「あんたもよ」
「上等」
「やるの?」
「ああ、やろう」
「光の誕生日」
「5月6日!」
「光が初めて歩いた日」
「9月4日」
「光のファーストキス!」
「光ちゃんが6才のときの3月18日!」
「不正解、答え5才のときの8月8日。相手はだ~れ?」
「私?」
「私でした~」
「光ちゃん本当なの?」
あんな質問されたけど意味わかんない。
「私が勝ったから一つ言う事をきいてもらう。今日あったこと全て水に流せ。」
「光ちゃんに恋人がいることも?」
「今からは、光に恋人はいない何にもない。
今日は、夢だった。」
「分かった」
助かった。でも、まだ嫌な予感がする。
ほとんど会話分になってしまいました。
読みにくいと思いますがすみません。