表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
高校生300万分の1の殴り書き。  作者: 暇人っ!
1/7

ケース1

「なんでこんなに溜め込んだんだっ!!!」

叩きつけた拳は勉強用デスクを粉々に粉砕した。

俺は週末まで貯めていた数学の宿題を見て絶句する。

そして狂ったかのように叫ぶ。

「うわぁぁぁぁぁぁ!!俺の!俺の週末が終わってしまうぅっっっ!!!もはや終末だぁぁぁぁぁ!!!土曜日は丸一日部活っ!!!それ以外の時間は宿題に追われるっ!!!こんな宿題しなくても校内学年上位になれるわぁぁぁぁ!!」

事実、過去の模試では順位は全て15位以内に入っている。

1年の最後なんて2位だった。

それが2年になって宿題だけが増えた。

周りの成績は伸びない。

俺の成績は宿題のせいで苦手な英語が出来ずに下がる一方だ。

「こんな週末俺は認めんぞ!!」

俺は周りから以上だと言われるほどに高校生生活に置いて実用性のないことに長けていた。

スキルみたく説明すると、

視覚強化、短期記憶、並列思考、ってところだ。

ところがデバフみたいなのもある。

多言語理解妨害、虚弱体質、気絶睡眠、

気絶睡眠はねたことにすら気づかないから寝た気がしないやつだ。おかけで授業中ずっと眠い。

しかし、全く勉強せずに週末明けのテストに挑むなんて丸裸でマグマに飛び込むようなことはしたくない。

なので、ほかのことをする際に、並列思考を使って勉強しながらほかの事をやっている。

例えば、英語の単語帳を読みながら筋トレ、数学のテスト範囲を確認しながら小説を書く、とかだな。

結果、今では1年の範囲はほぼ復習完了。

しかし2年の範囲の成績はありえないくらいに落ちた。

勉強だけするのは死んでもごめんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ