はじめに
デイヴィッド・ブリンの『知性化』シリーズみたいな文化摩擦物語が書ければいいなと思っています。
お遊びとして、「カタカナと英数字禁止」で書いていきたいと思っています。「20km」を「二万米」と書くたぐいの記述にはお見苦しい点もあるかと存じますが、御寛恕ください。
また、特にややこしそうな敬語や、現代の商業出版編集者であれば間違いなくダメを出すような古語・死語をことさらに使用しているのも、作者の悪い趣味です。
現代の日本史ではっきりしていない点・議論のある事柄や、実際には不統一であったとわかっている事柄を、架空世界で一から構成するのも著者が大いに楽しんでいる点です。
魔法があって神々もいますが、善悪は神々の争点になっておらず、魔神・魔王・魔族・魔獣はいません。みんな少しずつ悪い人です。すごく悪い人・すごく悪い神は登場する可能性があります。肉食獣はいて野外は普通に危険です。今後、怪獣、改造人間、悪の転生者団体等は登場する可能性があります。
主人公は十橋兵吾ですが、戦闘力は突出したところがありませんので、周囲の人々がいろいろな力を出し合ってどうにか危機を乗り切っていきます。