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俺ケツ!異世界に来た俺は魔法少女100人からケツを狙われている!!!!!!  作者: お花畑ラブ子
第4章オレは75人の魔法少女からケツを守られている
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赤の系譜3

「……」

魔装が安定化したか。第一王女は評価を改めた。彼女もまた、強者の一角を担う魔道士の1人。奢ることはしない。黒い右腕に注意するとして、傍らに浮かぶ4本の杖は、どれも天上プラネタリウムの杖、か。勝てば総取り。国が一気に強くなる。このリスクをあの下男は把握しているのか?

「……カッカッカッ」

今日は呪いの力を使いすぎている。反動が怖いが、そうも言ってられない。

杖には使用者の魂が宿る。赤い杖が牡牛座ではないにしろ、継母の魂がそこにあるなら、『丑三つ時』が使えるようになる可能性がある。そうなる前にかたをつけなければ。


次々に飛んでくる水の弾丸を『手』で防ぐ。両脇から飛んできた魔法の弓矢は『足』で地面を踏みつけ、高く飛び上がることで防ぐ。目の前に迫る少年には、杖を振るい、盾を作り出す。たしかに数時間前までとは確実に動きが違う。


水瓶座アクエリアス」で足場と中距離、盾もだせる。「射手座サジタリウス」で長距離と牽制を。近づけば、黒い杖の間合いだ。


別段魔力が高まってるわけではない。ただ単に魔法の使うタイミングが上手くなっている。いまも、我の『手』や『足』を真似て、水の魔法で再現している。底なしの学習意欲。今は一兵卒にすぎないこやつも。時が経てばたつほど厄介になっていくだろう。


魔力を吸い出し、巨大な身体を作り出す「呪い」。昔は無秩序に自分の意志とは関係なく、ところ構わず発現していた。

家族や部下、国のものたち。多くの人に迷惑をかけてきた。恩を返す。国を守るのが我の使命だ

こんな何処の馬の骨とも分からぬ輩に、国を世界を任せられるわけないだろうが。


「似非勇者。お前は何のために戦う」

「守りたいもののために」

「……エゴだな」

「あんたがなにか背負っているなら、俺もそれを手伝うぞ」

「は?」

「倒すのは簡単だけど、それよか仲間になって考えようぜ」

「……カッカッカッ!甘い!甘い甘い甘い甘い甘い!!!その答えは0点だ!!!!我にも勝てぬお前に!!誰がたよれるか!」

彼女は杖を抜く。

「はは……」

彼女は今まで全く本気は出してなかった。

冷や汗がたれる。

これはやべーや。

「巨躯を駆りて、薙ぎ払う!獅子の爪痕、大地に遺す!!魔装・赤獅子巨兵の陣!!」

赤髪の大獅子が目の前に現れる。いや、獅子を肩に背負った巨大な女騎士だ。瞳は煌々と燃えている。唸る声は空気をびりつかせる。両手には長い爪が装備されていた。

「『爪』!!!」

頭上から巨大な爪が迫り来る。

「黒蛇!!!」

蛇を走らせ、とぐろを巻いた盾を作り出す。

「……?!……がふ!」

ぽたぽたと血が流れる。裂かれた腹に焼けるような痛み。

「魔法は全て、なん、で」

「魔力は、消せても、実態のある刃は消せないだろ」

「なっ……ぐぅ」

大量の水でおしのけようとする。だが、

「んな、ちんけな水遊びで、我が止められると思うのか!!赤角レッドホーン

甲冑が赤く染まる。これは、幾度とみた。さちよさんや、お姉さんの技。

「その、技は」

「あぁ、継母上の技だ、せっかく手に入れた技だ。出し惜しみしなくてもいいだろう、よ!」

腕で防ごうとするも、即座にその危険性を感知する。まずい!!

水瓶座アクエリアス!!!」

腕に魔力を纏わせて、さらに水の盾を何重にも重ねるも。全て破壊される。

「があああ」

拳撃の威力があがってる。受け続けるには危険だ。

「カッカッカッ!防ぐだけじゃ、我に勝つことはできんぞ」

「あぁ、そうだな、出し惜しみしてる場合じゃねーよな」

「……カッカッカッ。まるで今までそうじゃ無かったみたいな言い方だな」

「これから帝都に乗り込まないと行けないからな。だけど、そうも言ってられないようだ」

おれは思いっきりケツに手をつっこんだ


いつも皆様読んでくださりありがとうございます!(´▽`)

お盆期間中かける分だけ更新していこうとおもいます。


あと1.2わほどいけたらいいな( ᐛ )( ᐕ)( ᐛ )( ᐕ)

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