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俺ケツ!異世界に来た俺は魔法少女100人からケツを狙われている!!!!!!  作者: お花畑ラブ子
第4章オレは75人の魔法少女からケツを守られている
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王女強襲2

どっちを救う?

ガブコかあんさんか

迷っている時間なんてない。

だけど、おれはどちらかを選ぶなんて!


自分の脇を駆け抜ける影があった。


「あんたはアンさんを!導きの(ポラリス)!!光の妖精さん力を貸して!!」


カリンは龍車の外に飛び出した。だが、1人では無い。何人ものカリンが飛び出す。

「光魔法?撹乱のつもりか?若いな。」

あいつ、迷いってもんが無いのか?だが、彼女の姿を見て、自分もスイッチが入った。

「くっ!!」

あたりを見渡し、ホウキを掴み、おれも飛び出す。

「ふん。ホウキくらいは乗れるか。つまらぬ。判断は小娘の方が早い、か。ますます勇者とは言えんな」

「ばーか!……乗れるわけないだろが!アンさん!!」

ホウキを思いっきり投げる。

「すまん!!」

アンさんはホウキに跨り、宙に浮く。

俺のほうは重力に引っ張られる。

「アンさん!」

「あぁ!待ってろ!すぐ助けに!」

「違う!俺じゃない!船と皆を守ってくれ!」


カリンは気を失っていたガブコの身体を引っ張り投げ、龍車に放り込む。

だが、彼女が戻る術はない。入れ替わりでカリンの身体が落ちていくのが、見えた。

「んのばかがっ!」

ケツから2本の杖を引き抜く。

乙女座(ヴェルゴ)!!水瓶座(アクエリアス)!」

体を女の子に変え、魔法少女となる。

魔力が全身を巡る。その状態のまま三本目!

射手座(サジタリウス)!!」

弓を構える。妙な引き攣るような痛みが走る。どこか捻ったか。だが、ここで痛みに遅れをとる訳にはいかない。

水の魔力が集まり、矢を形成する。

「届け!!」

放った極太の水の矢がカリンの体を持ち上げ船に乗せる。

あとは俺が戻れば。視線をあげると奴と目があった。


「あの女は25点だな。判断は早いが、解決には至ってない。似非勇者。奴は10点だ。仲間を救えたつもりか?我は強者ぞ。」

龍車の上空に第一王女が現れ、手のひらを下に向ける。

「アンさん!!」

「わーってるよ!!牡羊座(アリエス)

バイン!!

とっさにアンの放った綿雲が攻撃を押し返す。

「っと!!ほう「手」を防ぐか。なら、「足」ならどうだ」

彼女が空中でゆっくりと足をあげる。スラリと長い足からは禍々しいオーラが放たれていた。

悪寒が走る。さっきの攻撃よりもデカい攻撃がくる!

「翡翠飛べ!!」

翡翠はこちらをちらりと見る。

「翡翠!!お前を帰すって約束したんだ!生き延びろ!!」

龍の動きが加速する。だが、間に合いそうもない。

「ぬぐぅ!!水瓶座(アクエリアス)!!」

全身の魔力を残さず集める。

龍の上空で水の膜で盾を作り、アンの綿雲を覆う。落下してるため距離がどんどん離れコントロールが難しい。

「落とさせるかぁ!!」

「悪あがきだな。『足』」

水の盾が巨大な足型に凹む。まるで巨人がいるようだった。衝撃で周りの雲が散る。

「ぐぐぐぐぐ、がぁ!!」

耐えたのは数秒だった。魔法は霧散した。だが、龍は加速し、逃げきれた。追撃を防ぎたい。なんとか当たれ!!

「で、貴様はあっけなく死ぬのか。0点だな。貴様が勇者を名乗るのは烏滸がましい。」

すでにかなり落ちてしまった勇者を見て呟く。

「さて、あの龍は珍しい種類だったな。狩って王宮で食そう。黒蜥蜴。貴様が危険視するほどではなかったぞ」

彼女は杖を振るい下から飛んできた水の矢をかき消す。

「苦し紛れの一撃か。幸運なんかに頼るようでは二流以下だ。弱肉強食。この世の摂理だ。愚かな偽物に鉄槌を」

彼女の腕に魔法が上乗せされる。

「こいつは獲物との距離が遠くなればなるほど威力の増す魔法だ。」

さきほどまでのようにかざす構えとは違い。全身を使っての一撃を放つ。


巨人呪(ギガントスペル)・戦槍」


巨大な力の塊が加速度的に威力とスピードをあげて勇者を狙う。


胸元からはい出てきた蜥蜴に話しかける。

「これで、奴は地面で押しつぶされるか。我の呪法で木っ端微塵になるか。天上の杖のかつての所有者たちの足元にも及ばない。」

「ナゼツエをウバワナカッタ」

「奴らはどうせ帝都にくる。妹たちも興味があるようだからな。そっちで捉えればいい。……少し興味が湧いた。話せ。七星仮面騎士団とやらの話。」



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