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俺ケツ!異世界に来た俺は魔法少女100人からケツを狙われている!!!!!!  作者: お花畑ラブ子
第3章 異世界に来た俺は50人の魔法少女からケツを狙われている
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No.更新試験2

あけましておめでとうございますm(*_ _)m

新年早々やらかしました。

2000字程度になるまで、更新していきます

「あはははははははは!」

「ぷはははははは」

「くすくすくす」

24区役所の区長室で女の子たちの笑い声が響いた。

「な、なにがおかしい!」

「す、すまへん、ちゃ、ちゃんと可愛くて、ぶは、衣装が、似合いすぎなんやて」

黒をベースにしたフリフリの魔法少女服を俺は着ていた。

鏡に映る姿は黒髪の小柄な少女。

「ま、まさか、「乙女座(ヴェルゴ)」の能力が女子力アップとか、がははは」

「おれの杖をバカにすんなよ」

プンスカと怒る声も高く、凄い違和感を感じる。

「これで、試験を受けさせてくれと」

「あぁ、この試験に魔法少女がたくさんあつまるなら、おれの中にある天上の(プラネタリウム)たちをほかにも引き抜ける奴があらわれるかもしれない」

「あたしの牡羊座(アリエス)みたいに、強い思いで引き抜く、そんな魔法少女がいるかどうかね」

「まぁ、おもろそーやし、挑戦しーや」

「区長。いーのか?」

「お、かまちゃん、あんたも、ケツ引き抜くチャレンジしてみるか?」

「あ、え、ば、ばかか、あたしには、この杖がある」

少し顔を赤らめて、『鎌切り』は言った。

「たぶん、大抵はこういう反応やと思うで、みんな杖に愛着があるさかい、ま、許可したる。なぁ、うちが、試してみてもいいかいな」

「ど、どうぞ」

スカートを捲り、そっと頬を赤らめる。

「え?、ほんまに?で、では、失礼して、ぐへへ」

「ハナちゃん?なにしてるのかな?」

「ね、姉ちゃん?!あ、いや、これは、」

笑顔の後ろに般若が見える召喚士(テイマー)がそこにいた。

「この2人姉妹なの?」

「ん?そうだぞ。公の場では隠してるがな」

区長の悲鳴をBGMにしながら、話を聞く。

「ココネちゃんは、上位の魔法少女だから、基本的に働かなくても、かなりの金が入るんだけど、それじゃあ嫌だからと、召喚士として働いてんだと」

「そんなこと可能なのか」

「普通はできないだろうけど、こいつらのジーさんがちょっと特別だったからな」

「ん、てか、待て、金が入るのか」

「そだぞ。だいたい、50位ぐらいまでは、毎月支給金はいるし、そっから下の位でも、仕事の斡旋とかはされてるぞ」

いつまでもハナさんに頼る訳にはいかないしな。自分の杖を売ることもいらないトラブルを呼ぶだけだし。今回いいキッカケになるかも。


「そや。今回は『氷豹』がしきるらしいな。」

「『氷豹』ってたしか、ガブコちゃんの」

「ガブコ?『氷爪』のかい?」

それまで、静かに聞いていた右側を垂らした青髪の少女が反応した。

「ん?『氷脚』なんや、知っとんのか?」

「我々『氷豹』は大陸中に派遣されてる。あいつは、自分の担当をほっぽりだして、王都に帰ってきた。当然折檻の対象さね」

「な、なんだと」

「そりゃ当然さね?あぁ、たしか、杖職人(マエストロ)がどうのって話をしてたらしいさね。ま、うちのもんで聞く耳もつもんなんていなかったさね」

氷脚は冷たく言った。

「全ては『氷豹』のために。わたしらはそのために存在してる」

「はいはいはーい。怖いで、にーちゃん。氷脚ちゃんも。試験の登録せなあかんやろ。はよいき。」

釈然としないが、あまり食いさがっても意味がないだろうから部屋を後にした。

「……らしくないやん」

「すみません」

「理由がありそうやな」

「……わたしたちは魔法を研究しているんさね。あの小僧はそれを冒涜してる。魔法を強くするために死にものぐるいに修行する。それを杖を渡してはい解決?ばかにするんもいい加減にするさね」

「まぁ、まぁ」

「あいつの真剣さはこれから分かるだろ。いい機会だな。魔法少女のNo.持ちになれるのは、1回の試験で1人いればいいほうだからな。みせてもらおうやないか」

ふとひとつきになったことがある。

「ところであいつ、名前なんて言うんや」


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