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俺ケツ!異世界に来た俺は魔法少女100人からケツを狙われている!!!!!!  作者: お花畑ラブ子
第3章 異世界に来た俺は50人の魔法少女からケツを狙われている
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ある1人の異世界人のプロローグ

「よっす!おれの名前は大道寺 桜!東京に住むどこにでもいる普通の高校生だ」

「うわ、うわあ、うわあああああ」

「どこだ?ここは?おれは確かあの時」

「異世界特典?」

「口から聖剣を出せる魔法?魔王退治?」

「よぉ!おれはっ、ってあぶな!なにするんだよ」

「ばかやろう!そんな誰かに搾取されるだけの人生なんてやめちまえ!おれがそいつを倒してやる」

「おれか?俺の!名前は大道寺 桜!魔王の手に堕ちたあんたの悪事をおれが裂く!」

「泣くな。お前はもう自由なんだから」

「はい?勇者?おれが?」

「なんだ。お前もついてくるのか?」

「へー、ここがこのアナホリーダの西の都か!魔王倒す前に装備を整えないと」

「あ、おれの財布!!」

「そんだけ強いのにお前は縛られてる。おれは君の鎖を解き放ちたい。もったいねーよ。世界はこんなに不思議なのに」

「いいじゃないか!情報屋!お前の魔法にぴったりだ!またこの街に来るからな!」

「く、強すぎだろ、構えろ!あ?ばーか、おれが負けるかよ!なんたって勇者なんだからな!魔王をいつか倒す男ってあっつ!!なんだあの火力!こりゃ、魔力が倍くらいの差があるぞ」

「なんだよ、お前も日本生まれか!俺は

 大道寺 桜!勇者だ」

「すっげぇ学校だな。ん、なんだ?」

「あーうるせいうるせい!学ぶ方法なんざ幾らでもあんだよ。たった一つの与えられた正解よりもな。血反吐はきながら得たたくさんの失敗が、血肉となるんだよ!」

「へぇ!学校づくり、いい学校を作ってくれよ!氷の魔法でできた学園とか、綺麗だろ!やってみてくれよ」

「は?待てよ、どういうことだよ。お前が魔王?そんな」

「くそがああああああああ」


 異世界からアナホリーダに着て3年、おれは魔王を退治する勇者として、大陸を旅していた。仲間を増やし、魔王へ挑み、そして、相打ちになった。

 相討ちになるように仕向けた。

 死によって、あの神の間に向かうため。



「ふ、上手くいったみたいだ。異世界から日本に戻る切符で、もう一度アナホリーダに転生する。今度は転生だ。生まれたときからこちらにいれば、魔力は前回よりも、、、。おれは必ず、まずは、おれが生まれ落ちる年は、と」

「まける布石はまけた。修行もした。舞台は整った」

「さぁ、はじめようか」

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