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俺ケツ!異世界に来た俺は魔法少女100人からケツを狙われている!!!!!!  作者: お花畑ラブ子
第4章オレは75人の魔法少女からケツを守られている
100/137

赤の系譜5 祝俺ケツ!100話達成!

ただいま、修正中です

100話の喜びで下書き投稿出来てませんでした┏○ペコッ

ぬぽん!!


「は?!!」


少年は宙に浮かぶ継母上の杖を掴むと、しりにその杖を突き刺した。深々と。赤い杖だけじゃない。全ての杖をしりに突き刺したのだ。


「ぎゃあああ」

少年の悲鳴があがる。頭を抱え悶絶している。

「何やってんだ!!真剣な戦いの最中に!!我を愚弄する気か!!『巨人呪ギガントスペル!戦赤槍!!』」

赤角レッドホーンで強化した状態での戦槍。防ぐことはできまい。ただでさえ、城壁でさえも一撃で粉砕する威力だ。これでしまいだ!!

少年は避ける様子はない。ただ真っ直ぐこちらを観て、呟く。

赤牛レッドホーン赫鷲レッドホーク黒蛇ブラックパイソン

赤い巨大な爪が当たる直前、荒野に声が響く。

「混合魔装・赫翼蛇王バジリスク!!!」

自分の爪がこれ以上進まないことに違和感を感じる。

なんだこの圧力は、

なんだこの硬さは、

なんでこやつは、赤牛と赫鷲の気配を放っているんだ。

煙が晴れた後、王冠のような赤い角、背中には赫い翼、蛇をかたどった黒い鎧の少年がいた。

「悪いな、時間が無いから直ぐに終わらせる」

「ほざけ!!我は継母から奪ったこの力と魔王の呪いがある!!はったりに」

「『赤腕』」

少年の腕が赤く染る。命を奪わんとする爪を殴り止める。

この力、継母上の。馬鹿な!

「『双子座ジェミニ』、『ダブル!!』」

奴の力が倍近くに膨れ上がる。まるで、これは、赤鷲の『赫』。アイツの魔法ではないか。何が起こっている。


「『赤鷲レッドホーク』!!」


深く足を踏み込み、止めた巨大な爪を殴りあげる。

「くっ」

「なぁ、第一王女、おれはさちよさんから、魔力の感知を、お姉さんから杖の理解度の深め方を教えてもらった。かつての黒い杖の使い手は、ケツに杖を入れることで、杖の経験値を自分のものにすることができたんだ。一気に記憶が流れ込むからめっちゃ頭痛い。そして、まだおれの実力じゃあ、見慣れたこの技を真似するのが精一杯だ」

息を吸い込み、胸を張る。

「だから、おれはこんなもんじゃない!まだまだ強くなる!!」

魔装が解け始める。

「はっ、そんな朧気なものに命をかけろと?世界の命運を握らせろと?」

「俺一人じゃ無理だ。俺の仲間やあんたらにも力を貸してもらいたい。ガッハッハッ!!」

「継母上の真似か?」

「そして、さちよさんもだ。赤牛の想いも赤鷲の思いも、おれは受け取っている。お姉さんはあんたらのことを心配してたぞ」

「継母上が」

第一王女のほうも魔装が消えつつある。彼女は目をつぶる。再び開いた時、彼女の意思は固まったようだった。

「我が名は帝都第一王女レオ・アルタニク!勇者よ!貴公に決闘を申し込む」

「勇者、名前は、ない!!」

荒野に冷たい風がふく。

「はぁ、しまらねーな。……とりあえず。黒蛇使い(アスクレピオス)ってのはどうだ。12星座に属すことの出来なかった13番目の星座だ。医者の星座だから、この世界の病を治してくれることを期待する。」

「おぉ!かっこいい!!ごほん、こちらも名乗らせてもらう!勇者・黒蛇使アスクレピオスい!!受けて立つ!!」

「カッカッカッ!!100点だ!!行くぞ!!」

「来おおおおい!!!」

巨人呪ギガントスペル・大戦赤槍!!!」

大地を踏みしめて、魔力と呪いを拳に集中させる。赤角レッドホーンでさらに強化されている。我の最高の一撃。

赫翼蛇王バジリスク咆哮ブレス!!」

赤角レッドホーンダブルをかけて2倍にした力を加えた。黒蛇によって防御不可能の一撃を放つ。


お互いの現時点最高の一撃。


「はあああああああ!!!」

「うおおおおおおおぉ!」


激しい衝突音が響き渡り、この一帯に降り注ぐ魔法はその衝撃で吹き飛ばされていく。


「ああああああ!!」

「まだまだあああ!!」


轟音とともに、千虹雲海にぽっかりと穴が空き、太陽の光が久々に降り注いだ。


100話達成しましたああああ!!!

皆様いつも、ありがとうございます!(´▽`)

100話目に主人公覚醒を持ってきたかったので、ここまで来れてほんとにうれしいです( ᐛ )( ᐕ)( ᐛ )( ᐕ)

これからもよろしくお願いします!

第4章も後半が始まります!今後ともよろしくお願いします!

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