デモゴルゴン
意味がわからないこと書いてたり矛盾してたらごめんね!
起き上がり、周りを見渡すが何もないタダの白い部屋だ…
「目を覚ましましたか」
周りには誰も居ないというのに声だけが聞こえる、不可解な現象が凛音に襲う
「僕の名はデモゴルゴン、悪魔というやからもいるが一応神だ」
(デモゴルゴン!確かあの気色悪い顔全体が口みたいな化け物か)
「それは君たち人間が付けた偏見にすぎない」
そう言うと黒い光が集まって人形になっていく
「これが僕の本当の姿さ」
そこに立っていたのは20代前半くらいの男の人であった、しかしこの姿は、
「本当にさっきのデモゴルゴンだよなぁ?」
「当たり前じゃないか、此処には僕と君の二人しかいないのだから」
確かに二人しか居ない、だが見た目とは裏腹に無邪気さを感じる それに取って貼り付けたような笑み不気味で仕方がない
「じゃあ本題に入ろうか!」
「 ...」
「実は君のクラスには勇者に成り得る素質を持った人がいた 名を確か〜「新藤 真斗」…そうその真斗くんがね召喚されたんだ勇者として、しかし一人だけを正確に召喚するのはとても困難なことで仕方なく集団召喚という形で召喚した、しかしだ!そこにはイレギュラーな存在がいた!それが」
「俺だな」
「そのとおり!だから君だけを此処に呼んだんだ」
「なるほど、だけどわからない、なんで呼ぶ必要がある?そのまま召喚されればいいじゃないか」
「うん、それを今から話すよ さっきも言ったとおり君はイレギュラーな存在だ、元の世界ヘルテェルゼで死んで、その後地球の日本に転生した
転移した異世界人を召喚する事は許されない 何故なら召喚又は転移したあと住んでいた世界からはその人物は死んだとして認識されているからだ しかし君は転生だ だがそれは通用しない何故なら転移した人は正確には死んでいないが、転生は完全に死んでいるからだ」
「なるほどなら俺は召喚されないというより出来ないということか、なら日本に返してもらえるのか?」
「それも出来ない! さっきも言ったが君は召喚された、正確には途中と言うべきか だが日本ではすでに魔法陣の上に立っていた者は死んだことになっているそれは君も例外ではない」
凛音は少し取り乱した 誰でもこの状況なら取り乱すだろう
「じゃあ、どうすんだよ!」
「うん もちろんヘルテェルゼに転移してもらうよ」
「どういうことだ、さっきは出来ないと」
「僕は召喚出来ないと言っただけだよ もしかしてそのまま死ぬとでも思ったのかい?ww 君のヘルテェルゼでの体は消滅したそれは変わらないだが、日本で新たに手に入れた体は此処にあるそうだろ、タダ他の召喚者の所には送れない だから君は一人で転移させる、勇者召喚された国とは違う所にね」
(腹立つなぁ)
「そう怒らないでくれよ、見知らぬ土地で一人なんて寂しいからね〜その代わりお詫びと言っちゃあなんだけど特典付けとくからさぁ〜」
「神がそんな事はしていいのか?両立の立場に居なければならないだろ?」
「召喚者にはギフトをプレゼントしているんだ」
「俺は転移でしょ?」
「…特別さぁ」
コイツ完全に忘れてた転移者なのを
「じゃあありがたくもらうことにする」
「オッケーなら飛ばすよ〜!」
「ギフトは?」
「着いてからのお楽しみ それじゃあね〜君のストーリー楽しませてもらうよ」
体が光、意識を手放した
(何回しても慣れないな〜これ)