転生
あまり本編には関係ありません
昔話…
俺の名はレフィス(男 18才 童貞) 元異世界人だ。そんな俺だが死んで日本(まだ知らない)という世界に転生したらしい。
俺はかなり動揺したが、それすらも凌駕する程の事実を突き付けられていた
「フギャァァァ(フザケンナーまだ、息子使ってねーぞぉー!なんで!せめて一度だけでも使ってみたかった…)」
俺の叫びは、赤子の鳴き声と代わり
そんな事とは露知らず、赤子のお母さんとお父さんは
「元気な子が産まれたわ!雄二くん」
「男の子だよ!可愛いなぁー 名前は事前に考えてたんだ!虎丸で!」
「何その名前もっと可愛い名前にしてあげないと!私が凜だから…凛音!」
「凜がいいなら別にいいけど」
「じゃあ決定ね 凛音ーフフフ」
(ハハハ何がかわいーだよ!俺はハンサムだったるだぞ!モテモテだぞ!…自称)
(それなのに、コイツラなぁ!俺の気も知らんと!のんきなぁ!責任を感じんのか!)
完全に逆ギレである、そんな事は本人も分かっている、しかしレフィスはそれでもお構いなしにお父さんを睨みつける
「凛音君僕にだけ睨みつけてません…」
「凛音君、ママですよー」
俺は笑みを浮かべる
「ほら笑った!」
「ホントだ!今度は、僕のばん!」
「凛音君に嫌われた(ノД`)シクシク」
「雄二くんドンマイ!」
(言葉は分かるのか、楽で助かる、それにしても、お母さんは美人な人だなぁー)
そんな事を考えていたら、
「此処の病院を選んで正解だったよ、家に近いしそれに会社からも近いから、出産に間に合う事ができたしね!」
「ほんとにね!此処のご飯美味しいのよ!」
(此処は病院と言うのか!なんて立派な建物なんだ!俺の住んでた家は、町外れにある小さな家だった。ここに住めるのかな?)
「ありがとうございます!満足して頂けたようで」
(この人は誰だろう?まさか愛人かぁ?こんな美人な人が居るというのに!)
元世界は、一夫多妻制だったのだから、この考えも仕方ないと言えよう。
「10日以内には退院できますよ!」
「ありがとうごさいます」
「いえいえ、ではこれで!」
看護婦さんが、出ていった。
チョロチョロチョロ
「ウギャァァァ(違うんだ油断したんだ漏らしたんじゃない)」
二人の微笑みが見える
「あら、しょうがない子ね」
抱え上げられて、お尻を拭かれる
冷たい…
それから10分経ったころに、急に眠気が襲ってきた…
「スゥゥゥ スゥゥゥ」
「寝ちゃったか、凜もソロソロ寝なぁよ!」
「わかってます、じゃあね!」
「また明日来るよ!」
世界中の虎丸様こんな名前と書いてしまいすみませんでした