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2人きりのクリスマスイブ
クリスマスになった。町もクリスマスムードになっている。どことなくカップルが多い気がしない訳でもない。
たしかここに花屋があったはず。
そこらへんを見ると、何かおばちゃん軍団に囲まれているサンタがいる。多分イケメンだからだろ。無視して行きたいが、1度気になると、どーしても気になる。よく見ると、花屋の何とかって書いてあるし、仕方ない、救うか。
「あ、すみません、ここらに花屋がありませんでしたか」「あら、坊っちゃん、花屋ならあそこ曲がって向こうに…」「あっ、私の店に連れていきましょうか。いや、それがいい!」
何とか助けられたな。
「ありがとうございます」「いえいえ、本当に花を買いに来たところでしたので」
すこしくらい安くしてくれ、というのが本音。
とりあえず、行く花屋を見つけた。
あっちは1話に1000字ですが、こっちはだいたい300字くらいです。
もっと増やせ?無理。時間が無い。疲れる。そもそもシリアスが無理。