法螺を吹いてみた
「まったく、そういうことは普通分からないようにいうものではないのですか、全く。それにもう少しレディーに対する扱いを見直すべきではないでしょうか。そんなことだから彼女の一人や二人できないんじゃないのかしら。殿方なら愛人の一人や二人侍らせてみなさいよ、まったく。これだから最近の男には甲斐性がないや意気地がないなんて女の子に思われるのよ。本当に情けない限りですわね。」
銀髪美少女はやれやれといった感じに溜め息をついて紅茶を啜っている。
で、最近の軟弱男(そこについては否定しない)の権化のような言い方をされた俺はとりあえずそこの部分は訂正してもらう為に口を開いた。
「誰が軟弱もので甲斐性無しで意気地無しで女の子の尻ばっかり追いかけてるバカ野郎って言うんだよ!!僕だってその気になればな、愛人の一人や二人作れるって!!」
「リュウ君亜伊人さんが沢山いるの!?お姉ちゃんとっても哀しい…。リュウ君をそんな風に育てたつもりはこれっぽちもないのに……!!」
と、上記のように再びカオスな状況になってきたので本日二度目の『閑話休題』を使ったことは特筆するべきでもないような気がしたので述べないでおく。