表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化決定・タイトル改定】無能令嬢と追放しても構いませんが、後悔しても知りませんよ? ~義家族の皆様、どうぞ最高の終焉を~  作者: お伝


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/32

エピローグ

今日はウィレムとミリアムの結婚式だ。


ウルリカからベールダウンを受けたミリアムは、二人の父に両側からエスコートされて教会の扉の前に立った。

教会の扉が開き、パイプオルガンの厳かな音楽が流れ始める。


嗚咽を漏らすヘンドリックスを、エルネストが苦笑いで見つめながらバージンロードを進む。

その先で、滂沱の涙を流す花婿のウィレムを、肩をバンバン叩きながら国王が笑っている。


王妃と王弟妃、王太子夫妻がその光景を微笑ましく眺めている。


ここはみんなが温かい。

その温かさと優しさを、ミリアムは噛み締める。


みんなの祝福に包まれ、金の魔法使いのミリアムは、祭壇の前で待つ銀の魔法使いのウィレムと、永遠の愛を誓ったのだ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ