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続、小説・人狼ゲーム  作者: iris Gabe
解決編
9/10

9.六日目の出来事

 六日目の朝


M「昨晩の犠牲者は……、どなたもいませんね!

 では、会議に移ってください」


 まずピイスケが前に出た。

P「シノさん。あんた狂人だろ?」

S「はい、そうですよ……」

 シノはやさしく返事をした。

 ピイスケはアメンボの顔をチラッと見た。

P「だったら、もう昼の会議は無意味だろう。俺たちの正体はバレバレなのだから……。さっさと投票に入ろうぜ」

S「ピイスケさん。私とアイリスさんには、あなたを勝者にいれないという選択肢も残っていますよ」

 シノがポツリと呟いた。

P「うふふ、妖狐崩れをいじめるというのですか? 結構ですよ。ただ、その時はあなた方にも多大なリスクが生じますね」

 ピイスケはひるまなかった。

I「そのとおりです。大丈夫です。私たちはピイスケさんを見捨てることはしません」

P「それを聞いて安心しました。では、投票に入っていいですね」

 ピイスケがいった。誰も反論する者はいなかった。


 六日目の集団暴力リンチ投票はアメンボに三票、シノに一票が投じられて、アメンボが犠牲者になった。

 集団暴力リンチが終わると、ミスズは宣言した。

M「アメンボさんが亡くなったので、村人側は全滅です。

 妖狐はすでに噛まれてしまったので存在しません。

 すなわち、人狼チームが勝利です!」


 総勢十四名のゲーム参加者が、続々と広場に集まってきた。

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