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地走り番外地4

書けたから出す構え。

 恙無く議事は進行し無事街の衛士と協力関係を築けた……

 でも内通者いるかもしれんのだよなぁ。

 しかしここまで面倒事になると伏せとくワケにもいかん。街中にアンデットが恐らく複数いるとかもうそんなん単騎で対処しようとか話にならん。


 見送りしてくれた女衛士に入口で此処でいいと別れを告げると…… 逆に話しかけられた。


「あの……」


「……はい?」


「ぶっ」思わず丁寧に相手したらジジイに笑われた。足を踏んでやろうとしたら逃げられたので追撃したら二人でタップダンスみたいになった。


 くそ、逃げられた。


「聖女様ですよね」


「……あー 先代だけ……」どねと言おうとしたらジジイから訂正が来た。


「先々代じゃがな」


「です」あ、やっぱそうなんだ。詳しくは聞いて無かったから知らんかったな。


「えっとその…… えっと、あ、握手して貰ってもいいですか?」


「うん? ああ、いいぜ。貴女に神の恩寵あらんことを」右手を預けて弱い祝福を与えておく。

 病魔退散とか不運回避とかのお得セットだ。

 効果はマジ気休め。ただ一部の信仰心の強いヤツ、神様のお気に入りなんかには意外と効果あったりする。


 二度三度振り回してから手を離し、


「違ってたらごめん。君、ヤガの娘さん?」


「はい! 父を御存知…… いえ、覚えていてくれてるんですか!?」声が弾んでいる。あれ? 結構好感触?


「まぁ、俺には最近の事だしな」三十年石になってましたが何か?


「聖女様の事は父母から聞いてまして父に武術を指導して下さったとか、母もすごくお世話になったとかで、そのずっと心配してたもので」


 石になってたの心配してくれてたらしい。


「神殿で眠ってらした時に何度か見せて、いえ合わせて頂いて綺麗な方だなって」


「いや、君の方がかわいいよ」俺に取っては親戚の娘みたいなモンだ。お世辞…… でもないがその程度の言葉も出てくる。


 ん…… 「きゃあ♡」とか言ってはにかみのポーズ? を取ってくる。


「盗まれた時は本当にもう逢えないかと本当に心配でした。でも無事戻ってきてくれて……」


 となにやら力説してらっしゃるが。


「……は?」再起動に二秒。


 ぎぎぎとジジイに向き直る。


「おい?」


 居ない。


「テメェ!?」辺りを見渡せばスゴく小さくなってる背中を発見。物理的にではなく距離の問題だ。逃げやがった!?


「ちょっとコラ待てぃ! 説明しろ!!」

 即座に追跡に走り

「あ、すまん待たな!!」

 と娘に声をかけて上司を追う。


「あっ! はいまた!!」若干名残り惜しげで俺もだがアノヤロウを詰めるのが先だ。


 盗難にあってた? 俺、誘拐されとったんか!?

 どういうこった。



「コラ待てジジイ! 死ね!!」

 コンパスの差かなんとか追い付き背中から勢いで飛び蹴りを食らわせる。あっクソ胸痛い千切れそう。

 私怨のせいか若干追跡捕縛と趣旨の違う発言があったが気の所為だ。


「ぜーはーぜーはー」


「ぐをっ! うごご……」背中を反らさして倒れて蹲る神殿長。


「決まった!! おいジジイ! どういう事だッ!!」


「こっちが聞きたいわっ!! 神殿長の背中にロングライダーキックかます痴女がどこにおるんじゃ!! 痛ぁ……」


「ここだッ!! ここにおるわ!! 悪いか!! とにかく説明しろ!! どういうこった!!」


「怒らんか?」ジジイは正座に移行し居住まいをトランスフォームした。


「言うてみ?」ジジイを睥睨して輝く頭部を見下ろした。


「一時期盗まれたというか、なし崩しに貸し出した事がある。いや、儂は嫌だったんじゃぞ?」


「犯人は? なんの目的で?」


「犯人は先代の勇者パーティーじゃ。用途はその……」


「なんだ?」顎をしゃくって先を促す。


「お、怒るなよ!?」


「聞いてから判断する」


「お願い殺さないで……」ジジイが両手を合わせて命乞いし始めた。マジで怯えてやがる。むぅ…… 俺の顔そんな怖いか?


「そこまでかよ!? ……解った殺さないから言うてみ?」


「や、約束したからな! したからなッ!? えっと言うぞ、その……」


「くどい」


「ヒィ!? ぶ、武器じゃ……」


「ぶひぶひ? 豚かテメェは?」


「違うわ、阿呆!? 武器じゃ武器!!」


「阿呆だぁ? テメェなんだとコノヤロウバカヤロウ。……武器?」小首を傾げた。


「武器じゃ。なんか硬くて重くて丁度いいってな。石の六角柱に取手つけてな、戦鎚メイスにされとった……」


戦鎚メイス……だと?」俺、武器に魔界転生しとったんか……。


「追加ダメージで聖属性入るとか防御力と対魔力上がるとか好評的な伝説武器扱いじゃったぞ?」


 俺は膝を着いて手を着いた。


 あ、つ、か、い……。 酷くね?


「どんまいじゃ。銘を“聖 (女)棍棒”シルバニア。返ってきた時の撃墜マークの多さには痺れたぞ? 最終的にはメンバー扱いでなんか幻のシックスメン状態じゃったらしい。かなり気に入れられたのか返還をかなり渋られたわい。ちなみに当時の使用者から婚姻の申し込み来とるが…… どうする?」


 俺は黙って首を振った。


「じゃ、じゃよなぁ。普通は嫁で魔王ぶん殴らんわな!」


「嫁じゃねーし」いや聖女でも殴るなよ。気が狂ってんのかそいつ。よく俺砕けなかったな!!


「大丈夫か」ジジイがらしくなく心配そうな風情を醸し出してる。


 俺はユラリと立ち上がり。


「どうした?」ジジイが気遣わし気に聞いてくる。


「ちょっと心に傷を負ったので飲んでくる」


 ジジイはそっと無言で自分の財布を俺に差し出してきた。


「すまねぇ」


「いや、儂等の方こそ護ってやれずスマン」


「いや、いいわ。勇者パーティーのゴリ押しで戦果まで挙げられたらな……」勇者に協力を旨とする神殿勢力では断わりりづらいだろうし当時の聖女の助けにはなったんだろうし?


 もう済んだ事だ。


「行ってくる」


「あまり暗くなる前に帰れよ。そして今日で忘れて切り替えろ。な?」


 俺は頷いた。そして神殿長と別れ。


 さて店探すか。ついでに敵も探して見つかれば八つ当たりしよう。そうしよう。


そういや彼女、名前聞き忘れたな。

小芝居。

俺「あ、じゃあペルソナをマヤカシからカタナに変更しまッス」


じいさん「ひぃぃ!?」

元ネタは映画版のアレ。今年だっけ? 来年だっけ? 公開済みかな? まいっか。


後はハーメルンのバイオリン弾きのママとかヴァルキリープロファイルのアレとか。







後、アリアンロッド2Eで武器データ化がしたいなーとも(マテ)常時魔術の行使に1d6ボーナス。セットアップに使用する、防御力と魔法防御力にターン終了まで+15。シナリオ一回まで、重め、非売品ぐらいで。ばっと見強いけどセットアップ潰すからパラディンだと使い難いしプリーストだと魔術寄りになるから使い所が御守り程度でしかないからあんま意味ない装備になるね。打点ぐらいは高めに設定するかな。

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