愛とか気合いとか
短編なので気軽にお楽しみ下さい
「あーあ、なにか面白いこと起きねーかなー。」
俺は退屈していた。毎日毎日学校に行くだけの日々
むしろ退屈しない方がどうかしている。そんな時、
空に一筋の流れ星が・・・・・
「流れ星ぃ?なんでこんな時間に」ドガーン
「なっ、なにが起きたんだ!」
誰かがそう叫ぶ。そんな時に教室の外へ飛び出していくクラスメイトを俺は見逃さなかった。
「なにか面白そうなことが起きそうな予感がする。」
そう感じ俺はクラスメイトの後をつけた・・・・・
クラスメイトの後をつけていると、流れ星が落ちた
方向へ向かっているのが分かった。
「この方向は街か。」
しかしそこまでだったようで俺はクラスメイトを
見失ってしまった。
街は異様な静けさに包まれていた、だが人が居ない
という訳ではない。人々は1つの場所を目指して
歩いていた。
「なんだ・・・これ。」
俺はその光景を見て言葉を失った。
そこでは脈動する球体に吸い込まれていく人々の
姿があった。うしろにはクラスメイト達の
姿もあり、そいつらも皆球体を目指しているようだった。だが俺はこの状況が退屈を吹き飛ばしてくれると
思えた。なぜだかそう直感した。そのとき!球体の脈動が激しくなり、光った!と思った次の瞬間
球体のあった場所には怪物としか言い表せないようなものが存在していた。
「やっぱ気のせいかも・・・・・・・・どうしよ。」
俺はこのとんでもない状況に立ち尽くしていた。
少し冷静になったおかげか、自分と同じような状況の子を一人見つけた。
「無事か?、早く逃げた方がいいんじゃないか?。」
「それはあなたもおなじでしょう?。」
不思議な声だったが、なぜか俺はその声にとてつもない魅力というか色気のようなものを感じた。
「名前を、聞いてもいいか?。」
そんな状況ではないというのに、俺はとっさにそんな言葉を口にしていた。
「ふふっ、こんな状況でそんなことを聞く余裕があるなんて、あなたはやっぱり面白い人ね。」
「やっぱり?・・・・・まあそんな状況じゃないのはわかってるいるんだけどな。なんでだろうな。」
ヤバイ、俺はどうやら一目惚れというやつを
してしまったらしい。こんな状況なのにな・・・・
「っと、早く逃げないと!幸いあの怪物は動いていない、あんなのが暴れたら2人とも死ぬぞ。」
忘れかけていたが自分たちがとんでもない状況に
置かれていることを思い出した。
「別に、逃げなくても大丈夫よ。それに、もう遅いから。」
「えっ」
少し遠くで建物が崩れる音がした。
「本当に大丈夫なんだな?」
俺は不思議とその言葉を信じた。
「ほら、彼女が来たわ。あの子に任して
今は見ることの方が大切よ、あなたも
あれに乗るんだから。」
すると、空からなにかが飛んできた。
「あれは・・・ロボット?」
「そんな総称で呼ばれるのは嫌よ。あれは機神、神々の力を宿した伝説の兵器よ。」
「機神・・・・・・・・・・」
そこからは怪物と機神の戦いが始まった。
殴る、蹴る、斬撃、ビームみたいなもの、触手など
お互いに一歩も譲らない攻防が繰り広げられた。
しかし、機神の方が少し押されているようだった。
「なあ、あれ負けそうじゃないか?」
「あぁ、恐らく彼女は負けてしまうわね。でもその為にあなたがいるのよ。」
「俺がなにかするのか?。」
「あなたは世の中が退屈だと言った、ならばあなたも機神に乗ってみるといい。
おそらくあなたには退屈や平穏などは一生訪れないだろうけどね。それでも乗るかい?」
「やるか、だって?やるに決まってんだろ!
で、俺はどうしたらいい?。」
「そうこなくてはな、なら儀式を始めよう、少しじっとしていてくれ。」
「わかった、いつでもばっちこいだぜ!」
「時と空間の女神の名において命ずる、この者に神域の力を、神々の加護を、魔を滅する力を!」
その瞬間、俺は理解した。自分の中になにかが
入ってきたことを、
そしてそれをどうしたらいいかを。
「あなたは理解したはずよ、何をすべきかそしてそれをどうすればいいのかを。
今こそ叫びなさい、魂の力を!」
「あぁ最高の気分だ、来い!万武機神レイヴァルグ!」
そう叫ぶと俺は突如現れた光の中に飲み込まれた。
光の中で俺は神の記憶を視た。
この機神に力を込めた神はかなりの強者だったようだ、しかも努力を怠らなかったみたいだな。
ん?まさかこのセリフ俺も言うのか、しかたがねぇ。
「気合があれば何でもできる、最強様のお通りだい!万武機神レイヴァルグここに参上!」
そう叫ぶと目の前に光に飲み込まれる前の光景が広がった。
「無事に機神に乗れたようだね、動かし方はわかるだろう?君の体と同じように動く
好きなだけ暴れてくるといい。楽しみにしてるよ。」
「ああ!最高だ。やってやんぜ!!!!」そう言って俺は駆け出した。
「まさかアイツの機神に乗るとはな。ふふっ、これも運命というものかな。」
「おいっ!そこの機神、後は俺に任せて下がれ!」
「はいっ!後はよろしくお願いします。がんばってください!。」そうして謎の機神は去っていった。
「こっからが本番だ!食らいやがれぇ!。」パンチが炸裂した。
「よしっ効いてる!」そこからはこちらがやや優勢だった。
そんな時ヤツの触手が急に飛んできた。
「そんなものは効かねぇ」触手を掴み引き寄せ殴った。
「かなりのダメージを与えたはずだが、まだ倒れねぇのかコイツ。」
そんな時だったヤツが徐々に光を帯びているのに気が付いたのは。
「何をするつもりかしらねぇけど叩き潰すまでだ!」俺は駆け出した。
「まさかっ、しまった!」俺は思い出した、ヤツがビームを放てることを。そして知っていたヤツがビームを放つ際に光ることを。
「くそっ、これはかなりきつい。油断したかっ!」ヤツのビームが直撃した。
「だがなぁ!そんなピンチが俺を強くする」その時、神の記憶が見えた、。そして叫んだ。
「いくぜ!必殺ゴッドマキシマムゥゥゥゥゥゥ」光る拳がヤツを貫く。
そしてヤツはドロドロにとけ、もう動かなかった。
「よっしゃあ、俺の勝ち!っとそれよりこのドロドロと壊れた街はどうなるんだ?」
「そこは私に任せて貰おう、それよりまずは機神から降りたらどうかい?」
「これってどうやって降りるんだ?うっ、なるほど簡単だな。」神の記憶が教えてくれた。
降りる、そう思うだけで降りれるみたいだ。
「おお、降りれた。で、どうするんだ?」
「ドロドロはこれで大丈夫だ。回収してこいバウバグ」そういうと犬と虫が合わさったような生物が
ドロドロを吸い込んでいった。
「へー凄いなこんなものがいるのか。壊れた街の方はどうするんだ?」
「それは私の仕事だ。
異常を正常に<リバース・クロック>」
壊された街が戻っていく。
「そんなこともできるのか凄いな」
「この規模だと一日に数回しか使えないけどね」
やっとひと段落して俺は思う、これからどうなるのだろうか。少し不安だ、でも何故だか
大丈夫な気がするのはなんでだろうか、不思議だな。
「何とかなるだろ」そうつぶやき俺は少し笑った。
「もしかして君笑っているのかい?なかなか頼もしいじゃないか。」
「笑顔は大切だぜ?」よくわからないがそんなセリフがでた。
「っ、いいこと言うじゃないか。さあて、そろそろ君には色々と説明をしてあげようかな。
<オープン・クロック>さあこの中へ君、君の知りたいことについてゆっくりと話そうじゃないか」
「よろしく頼むぜ、聞きたいことは山ほどあるからな」
これからどんなことが起ころうとも俺は絶対にくじけないだろう
だってそれは俺が俺自身で選んだ道なのだから。
死ぬまで、いや死んでも俺は負けはしない。
「まさかアイツと同じ言葉を彼から聞くことになるとはな、これも運命か」
もし好評なら続きも考えてますので
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