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異世界……………2


二分後、行ったときの倍近いスピードでクロウが帰ってきた


クロウ

「なに人ん家の窓ぶち壊してんだ!!!クソ親父!!!」


そう言いながらヴォルドに近付いていく


ヴォルド

「まて!!話せばわ

「分からない!!」


ヴォルドの言い訳を聞かないで、第二ラウンド突入

この日、10年ぶりにクロウは自分の本性を表した そして、生まれてはじめてキレた


十五分後、


仁王立ちしているクロウとかなりボロボロになったヴォルドがいた


クロウ

「親父、とりあえず修理費を出せ」

ヴォルド

「その必要はない、なぜなら、既に窓は直ってるからだ」


クロウ

「なっ!!?」


クロウは二階に向かった


クロウ

「直ってる!?」


居間に帰ってきて


クロウ

「親父…あれは一体?」


ヴォルド

「あれは"魔法"だ」


クロウ

「魔法だと、しかし、そんなものこの世界には無い!!」


クロウはヴォルドを見ながら、怒鳴った、しかし、


ヴォルド

「たしかに、魔法はこの世界にはない しかし、異世界にはある。

単刀直入に言うぞ、俺は魔法が使えるからこの世界の住人じゃない そして俺の息子であるお前も同じ事が言える。」


クロウはこの時、ヴォルドの目が嘘をついている目に見えなかった



クロウ

「そうか」


ヴォルド

「疑わないのか? 普通、魔法とか異事世界とか言われたら、疑わうと思うが?」


ヴォルドはクロウに問掛ける


クロウ

「今の親父の目は嘘をつくヤツの目じゃない それに、異世界からはるばる迎えに来てくれて、ありがとうと言う気持ちの方が強い」


ヴォルド

「そうか どういたしまして」



クロウ

「まぁもっと早い方が嬉しいかったな(笑 」


ヴォルド

「…悪かったな(笑」



何だかんだ言って、やっぱり親子である。 すでに馴染んでいる。



ヴォルド

「さて、そろそろいくか」


ヴォルドはそう言い、立ち上がる


クロウ

「行くってどこに?」


クロウは頭の上に?を浮かべている



ヴォルド

「どこって、異世界にだよ」


ヴォルドは笑いながら、言った


クロウ

「今からか? 何の準備もしてないぞ?」


ヴォルド

「いいぞ 準備とか 向こうで買えるしな!」


クロウ

「わかった けど、少し待っててくれ」


クロウはそう言うと、自分の部屋に、入ってある本を持ってきた


ヴォルド

「何だそれは?」


クロウ

「アルバムだ 何だかんだ言っても俺の思い出だからな」


ヴォルド

「用はそれだけか?」


クロウ

「いや、まだある」

クロウは仏壇の前に立ち、手を会わせた


クロウ

「義母、義父、俺やっと本当の父さんに会えたよ ちょっと混乱してるけど、10年前に、母さんに会えるまで ここに居いていいと言ってくれた時は嬉しいかった……」


クロウの目に涙が浮かぶ


クロウ

「まぁ母さんじゃなくて、父さんが来たんだけど(笑…… 」


クロウ

「ちなみにアルバムを持っていくから まぁ忘れる事は無いと思う…あと最後に…」


クロウは一歩下がる


クロウ

「10年間、お世話になりました」


そう言いながら礼をした

そして、ヴォルドの方に向かう


ヴォルド

「もういいのか?」


クロウ

「あぁ」


ヴォルド

「そうか じゃあ」


ヴォルドは呪文を唱える


ヴォルド

「よし!できたぞ!」


ヴォルドの前には形が不安定な穴ができていた


クロウはそれに入ろうとした時、


???

「………紅狼…」


クロウはそう呼ばれた気がした


振り返ると、もちろんヴォルド以外誰も居ない、だがクロウは


クロウ

「……行ってきます」


小声でそう呟くと、穴の中には入って行った、ヴォルドも入り、穴が閉じた


「「行ってらっしゃい」」

亡くなったはずの義父、義母がいて、そう言っていたことをクロウは知らない

最後の方は湿っぽく、なっちゃいましたが、楽しんでいただけたでしょうか? 頑張って書きますんで よろしくお願いします

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