クロウの過去
クロウの記憶は五歳から始まる
クロウが気付いた時には、公園の中に、ただ一人立っていた。
クロウ
「…ここはどこ?」
クロウは自分がなぜここにいるのかとどうやってここに来たのかが分からなかった
それどころか自分の名前以外 思い出せなくなっていた。
クロウ
「…グスッ…」
クロウは、泣き出してしまった。
公園内に泣き声が、なり響く
しかし、誰も近寄ろうとしない、みんな他人事だと言って、通り過ぎていく。
しかし、誰かがクロウの肩を叩く、
「どうしたの? お母さんは?」
女の人が後に、クロウの義母親となる人だ。
クロウ
「分からない…」
クロウは泣きながら、答えた
「じゃあお母さんの顔は、分かる?」
クロウ
「分からない…」
するとクロウの義母親は、少し考えてから
「じゃあ私の家でお母さんを待つ?」
しかし、誰かがクロウの肩を叩く、
「どうしたの? お母さんは?」
女の人が後に、クロウの義母親となる人だ。
クロウ
「分からない…」
クロウは泣きながら、答えた
「じゃあお母さんの顔は、分かる?」
クロウ
「分からない…」
するとクロウの義母親は、少し考えてから
「じゃあ私の家でお母さんを待つ?」
クロウ
「いいの?」
クロウが聞くと、
「いいわよ、なんなら見付かるまで、私をお母さんだと思っていいからね」
この頃のクロウには、この言葉が何より嬉しかった
義父親もいいと言ってくれた。
それから、一年後 クロウは義父親に、
「武術をやってみないか?」
そう誘われて、武術をやりはじめた 義父親は合気道や剣道等の有段者で 指導してくれたおかげで、クロウはかなり強くなれた。
しかし、クロウの幸運はここまでで、
小学生の頃、高学年が低学年をいじめている現場に出会し、いじめられたやつを助けたのだが、高学年のヤツはボコボコ、低学年のヤツは泣いている状態でのクロウの説明は、大人達には言い訳にしか聞こえなかったらしく、嘘つきと呼ばれ、親以外話しを聞いてもらえなくなった。
中学生の頃は、いじめの対象になっていた その頃には剣道等の大会で、上位に行けるほどの実力になっていたが、クロウは出ようとしなかった、相手を傷付けたくないから、しかし、その事で、上級生に目をつけられ、いじめに遭う それに不幸はまだ続いた。
それは義父親と義母親の死だ。
しかしクロウは義父親は、事故死 義母親は病死になっても泣かなかった
なぜなら、義母や義父が自分が泣いてたら、浮かばれないと思ったからだ、
そして、クロウはひとつの約束をした、
『いつになるか、わからないが俺も他人と楽しく過ごす』
高校入学が決まってから、クロウはそれを心に決めていた
こんにちは〜 ここはかなりウザイ内容になってしまったと思います 次からは楽しく書いていきますので