日常1
クロウ
「…はぁはぁはぁ・・・」
クロウは必死に学園への道を走っている
クロウ
「はぁはぁ…ここまで来れば、間に合うか…ふぅ…」
呼吸を整え歩き出すクロウ その前方に歩いてくる人影、その人影はどんどん多くなっていく
クロウ
「…あっ!!…マズい(汗」
クロウは辺りを見回した。
前方の人影と同じような人達が 周りを囲んでいる…
クロウ
「どこかに、逃げ道はないか!!?(汗」
クロウが逃げ道を探している間に、完璧に囲まれた。
囲んでいる人達の中から一人出てきた
不良
「よぉ…クロウ、久しぶりだなぁ」
クロウ
「ああ…そうだね(汗」(コイツにだけは、あいたくなかったのに)クロウがそう思っていると
不良
「ところでさぁ…いきなりだけが、クロウ今、金持ってる?」
不良がニタニタと笑ってくる
クロウ
「何で?」(理由は大体わかるけどな)
不良
「いやぁ…クロウには悪いんだが、今からここは通行止めだから 金を払わなきゃ通れない だから、五千円ぐらいだしな」
不良が手を出してくる
クロウ(いつの時代の不良だよ、子供みたいな発想だな)
クロウ
「残念だけど…今は無いよ」
そう言いながら、不良の横を通り過ぎようとした途端、クロウの首に手が来てそのまま壁に押し付けられた。
不良
「俺様の横をタダで通れると思うなよ、カスが…」
バキッ! ドゴッ!……
不良が殴る蹴る等の行為をしてくる 周りの輩もそれ便乗してくる。 それが20〜30分続いた。