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クリスマスマジック  作者: ネムのろ
6/6

終わりの始まり

私はかならず貴方に会いに行きます。

次元を超えて、世界を超えて

貴方一人だけのために…私は存在しているのです。


             ~アレシアの日誌より抜粋~



「だ…だめだ…」


「アラン??アランですね?!」


苦し紛れにアランが意識をかろうじて浮上させることに成功した


「その力を…僕に使っちゃ…ダメ…世界が入れ替わる…

そうしたら…君の力は無効化されるんだ…」


「え?どういうことですか??」


「魔王はそれが目的で僕の体を支配しようと…

よく、聞いて…ヒカルと君の力で…剣を壊して……ぐっ!」


「わかりました!いきますよヒカル!!」


「ちょっと待った!どうやって壊すんだよ!!

俺何も持ってな「いきますよぅ~!!」人の話聞いてないしこの子!」


「ನಮ್ಮ ಜೀವನಾಧಾರ ಈ ದಿನ ನಮಗೆ ನೀಡಿನಮಗೆ ನಮ್ಮ

ಅಪರಾಧಗಳನ್ನು ನಿಮಗೆ ಕ್ಷಮಿಸುವನು」


彼女が唱え始め、傘の星が輝き、ヒカルの手元に光が集まっていく


「ನಮಗೆ ಅಪರಾಧ ಹಾಗೆ

ಆದರೆ ಎಲ್ಲಾ ದುಷ್ಟ ವಿತರಿಸಲಾಯಿತು ಹ್ಯಾಸ್ಟ್ ಪ್ರೀತಿಸುತ್ತಾರೆ」


光は剣となり、ヒカルはその現実にないはずの出来事を

ポカーンとしながら実感していた。初めて握る剣。

それなのになぜか、懐かしい。


「今です!!」


その掛け声とともに、彼は禍々しい剣目がけて思い切り振りかざす。

耳をつんざく悲鳴にも似た剣同士の音が聞こえた。


次に聞こえたのはひび割れる音。


苦しくも、ヒカルが持っている剣のほうだった。

ポキリと折れ、地面に空しく落ちて粉々に光の粒となっていく剣。







ふっと笑う相方。






「ずっと…信じてた…」


『よもや、この世界でこんな形で終わるとはな』



ザラザラと音を立てながら相方が持っていた剣は崩れていく。



『お前たちとの決闘は意外に楽しかった。お前たちの勝ちだ』



そう言い終わると、邪悪な気配は消えていった。




全てが終わった。




そういう安心感がある。



今までになかった感覚。きっとどこかでこのままではいけないと、

何とかせねばという使命感があったのだろうな。





「なぁ、俺ってさ、どういう風にそっちの世界へ行ったわけ?」


「見かけない白いワンピースの女の子に

連れられてきたとかいってた」


「そうそう、私もその子に連れられてやってきたんですよ」


「へぇ。どんな子?」


「そうですねぇ…」


10歳くらいの子供で、肌は恐ろしく白く、透き通るよう。

着ているのは真っ白いワンピース。

髪は真っ白な肩からちょい下の長髪で、大き目のクリクリとした蒼い目が

長い前髪に見え隠れしていましたね。


「眼も透き通っていて、まるで天使のような子でした!!」


「あながち、間違ってないかもな。不思議な力があるし

姿形なぁんかそれっぽいし…それにさ、疑う余地ないしなぁ」


色々と不思議体験しちまったもんなぁ。


「で、どうするんですか?」


「え?何が??」


「私と付き合ってくれますかって聞いてるんですよ!!」


「僕との婚約は魔王が王国を手に入れるためだったから

解消するし、聞いたところ君もフリーなんだろ?

丁度いいんじゃない?付き合ってみたら??」


「じょ、じょじょじょじょじょじょうだん言えっ!

なななななななんでこいつと?!?!」


「あれ、なに。恥ずかしがってる?」


「しょ、初対面で告白されて…!いきなり付き合うはないだろう!」


「初対面って…あっちではラブラブだったくせに。何をいまさら。」


「そうですよ。最後に『お前を一生愛してる』とか言ったじゃないですか」


その言葉に彼はプルプルと震え、両手をグーにしながら思いっ切り

上へあげながら真っ赤な顔で叫んだ


「俺は覚えてないんだぁぁぁぁあああああ!!!」




次元も世界をも超えて二人は再び出会い

本当の意味での勝利を手に入れた。

さぁて、いったい二人の関係はこれからどうなってしまうのか?

進展はあるのか?友達のままなのか?!


これからの物語にこうご期待!


…。じつはプロット出来上がってません。

なので、亀裂更新になってしまったら

皆様どうか、広いお心でお待ちくださいませ_(._.)_

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