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回想と自覚

 (ここは……)

目の前に広がる田園景色。

そう、いつも登下校で見る景色だ。

(あれは夢だったのか?)

しかし、(あれ!?何で体が動かないんだ!)

そして、急に視界が右に動く。

そこには、軽トラック、を見た後すぐに先ほど見ていた方向に向く。

そのあと、ドガンと音がしたと思えば視界がぐるぐる。

「やべ~轢いちゃったよ~、しっしっし~ら~な~い」

と誤魔化す声がして、そのすぐあと、車はどこかに行ってしまった。

(まじかよっ!これで俺の人生終わりかよ~!)

と心の中で声を上げる。

(は~思い出した、これで俺は死んだんだな、案外あっけないよな)

 あまりのあっけなさに、自分を見捨てた運転手に怒りすら湧かない。

だから転生しちまったのかもしれないと今思う。

(ま~折角転生したんだし、出来なかったことでもしようかな)

自分の死に際を思い出したらなんかすっきりした気がした『元』山見太郎。

(よ~しそうと決まれば楽しむぞ~)

とこれからの決意を叫ぶ『リザードマン』

そして彼の意識は徐々に覚醒していく。

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