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タヴィ55
「どうして止めるんですか?まさか放っておくつもりですか?」と彼は焦った声で問い返した。しかし相手は静かに首を振り、視線を前方の闇へ向けたまま答えた。「あの悪魔はあまりにも異様だ。普通の存在じゃない。近づけば近づくほど、こちらの感覚まで狂わされるような気がする。追うべきじゃない」一瞬の沈黙の後、さらに低い声が続く。「追えば、何か良くないことが起こる気がするんだ。理由は説明できない。ただ、本能がそう告げている」。風が通り抜け、遠くで何かが軋む音がした。二人の間に重い緊張が落ち、追跡するか撤退するかの選択が、静かに迫っていた。
参考文献
Emmerich, R. (2008) 10,000 BC(=『紀元前一万年』).
推定総盗用率:およそ5–15%




