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タヴィ19
その後の数日間、「エベル」は毎日のようにダリのもとへやって来た。ヤゴ族の言葉はまだ理解できなかったが、それでも二人は楽しい時間を過ごしていた。
ある日、ダリは「エベル」にも石器作りをやってみるよう勧めた。彼は燧石を手に取り、別の硬い石で縁を軽く叩く。すると、小さな破片が少しずつ剥がれ落ち、粗い石塊はやがて鋭い刃へと姿を変えていった。「エベル」も真似してみたが、どうしても力を入れすぎてしまう。石はあっけなく真っ二つに割れてしまった。ダリは苦笑しながら彼女の手を取り、叩く角度を一つひとつ教えていく。しかし、「エベル」はなかなか力加減を掴めず、何度やっても失敗を繰り返した。
参考文献
Emmerich, R. (2008) 10,000 BC(=『紀元前一万年』).
推定総盗用率:およそ0~5%




