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タヴィ15
しかし、その時事態は一変した。
二人の男が、気を失った少女を抱えて村へ戻ってきた。少女はダリとほとんど同じ年頃に見えたが、その顔は青白く、長い旅の疲れを物語るようにやつれていた。村人たちは何事かと集まり、心配そうに少女の様子を見守った。「山奥でその子を見つけた時、母親と思われる女性の亡骸を抱きしめていたんだ……どうやら両親とも亡くしてしまったらしい」男の言葉に、その場は重苦しい沈黙に包まれた。ダリは少女の眠るような横顔を見つめながら、胸の奥に言いようのない痛みを覚えた。彼女がどこから来たのか、なぜ山奥にいたのか、その時は誰にも分からなかった。
参考文献
Emmerich, R. (2008) 10,000 BC(=『紀元前一万年』).
Campbell, J. (1968) The Hero with a Thousand Faces(=『千の顔をもつ英雄』).
Propp, V. (1968) Morphology of the Folktale(=『昔話の形態学』).
推定総盗用率:およそ10–25%




