タヴィ2
その後、タウィには動物の姿をした神々や人間の姿をした神々が次々と現れ、各地に信仰と秩序の起源をもたらした。タウィの川の上流と下流には、それぞれ人々が都市を築き始め、流域に沿って異なる文化圏が形成された。都市が上流に集中していた地域では、豊富な資源と交通の単純さにより人口と軍事力の統制が容易となり、比較的早い段階で統一政体が成立した。一方、下流には広大な湿地帯や沼地が広がり、交通や交流が制限されたため都市国家が分散して発展した。その結果、政治的な統合は進まず、各都市は独立性を維持したまま対立を繰り返し、下流地域では戦争が頻繁に発生する不安定な状況が続いた。
参考文献
Wilkinson, T.(2010)The Rise and Fall of Ancient Egypt(=『古代エジプトの興亡』).
Diamond, J.(1997)Guns, Germs, and Steel: The Fates of Human Societies(=『銃・病原菌・鉄』).
Kramer, S. N.(1963)The Sumerians: Their History, Culture, and Character(=『シュメール人の歴史と文化』).
Assmann, J.(2001)The Search for God in Ancient Egypt(=『古代エジプトにおける神の探求』).
推定総盗用率:およそ60–85%




