タヴィ7
しかし、その後、「アンヘメス」を追い出そうとした者たちは、彼らにあまり考える時間を与えなかった。
「アンヘメス」は地球についてはまだ知らないことも多かったが、決して愚かではなかった。彼らは以前から、一部の人間が自分たちに好意的ではないことに気づいていた。しかし、彼ら自身はそれをあまり気にしていなかった。また、「アンヘメス」と結婚した部族の者たちも、この問題についてすでに他の人々へ相談していた。「いい加減にしてください! 『アンヘメス』は何も悪いことをしていないでしょう!」
それでも、「アンヘメス」の子孫は人間性を失うなどという噂を流す者は後を絶たなかった。狩りの際には、「アンヘメス」の家族への協力を意図的に拒む者もいた。住居や蓄えていた食料を壊されることもあれば、部族の移動中にわざと誤った道を教えられることさえあった。
ある時、ついに「アンヘメス」の子供が命を狙われる事件が起きた。そして、それまで積み重なっていた対立はついに爆発した。「アンヘメス」は、自分たちがどれほど嫌われようと耐えることができた。だが、子供にまで危害を加えようとする行為だけは、到底受け入れられるものではなかった。彼らは家族と話し合った末、部族を離れる決意を固めた。
「本当に行ってしまうのか?」「はい、ゲブ様。人間が我々のような外から来た者たちと共に生きることを望まないのなら、もうここに留まる理由はありません。」「そうか……。すまない。」「これはゲブ様の責任ではありません。」こうして彼らは部族を去った。そしてその日を境に、「アンヘメス」と人間は完全に別々の道を歩むことになった。
参考文献
Emmerich, R. (2008) 10,000 BC(=『紀元前一万年』).
推定総盗用率:およそ0–5%




