213/306
エリドゥ3
エンキが去った後、アルリムは結婚し、アラルガルという息子をもうけた。
アラルガルはその後、ジュシュルをもうけた。
やがてジュシュルは、ユーフラテス川の流路が絶えず変化することで、その支流が徐々にエリドゥから遠ざかり、都市が安定した水源を失いつつあることに気づいた。さらに土壌の塩分濃度が上昇し、人口は著しく減少していた。そこで彼は住民の大部分を別の地へ移住させ、その新たな土地をキシュと名付けた。やがてキシュとエリドゥは一体化し、ジュシュルはキシュの初代王として君臨することとなった。
その頃にはアルリムはすでに亡くなっていたが、エンキはなおジュシュルに知恵を授け続けていた。その導きのもと、キシュは文字と数字の体系を発展させていった。
推定総盗用率:およそ0–3%




