北欧20
この戦争の最中、スカディの父ティアズは若さの女神イズンを誘拐した。イズンは、アース神族の神々が若さを保つために必要な「若返りの林檎」を司っていた。
ティアズがイズンを巨人の国へ連れ去ると、アース神族は急速に老化し始めた。事態の深刻さを悟ったオーディンは、イズンの救出を決意する。
オーディンは鴉を偵察に送り、ついにイズンの居場所を突き止めた。その後、テュールが戦士たちを率いて巨人族の注意を引きつける一方、オーディンはその隙を突いて巨人の姿に変身し、巨人たちの陣営へ潜入した。オーディンはイズンを発見すると、ルーン術によって転移を行い、その場から脱出を図った。しかし転移の直前にティアズに気づかれてしまう。
ティアズは巨大な鷲の姿となってオーディンを追跡し、アース神族の領域の境界まで迫ったが、そこで待ち構えていた神々の罠にかかり、ついに討ち取られた。
参考文献
小説家になろう (2004)『軍神の剣』.
Davidson, H. R. E.(1964)Gods and Myths of Northern Europe(=『北欧の神々と神話』).
茅盾(1930)北欧神话ABC(=『北欧神話ABC』).
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