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崩壊52
エンリルとエンキが地上に降り立つと、近くで羊を追う小さな少年の姿が見えた。「戻ってこい!」少年は叫びながら、小さな体で必死に羊の群れを押しとどめようとしていた。その様子を見て、エンリルはわずかに口元を緩めると、そっと風を操った。すると散らばっていた羊たちは、まるで見えない手に導かれるように一列に整列した。
「え……?」少年は目を丸くしたまま、その光景を見つめていた。「やあ、坊や。君たちの村の長と話がしたい」エンリルがそう告げると、少年はしばらく呆然としていたが、やがて震える声で呟いた。「いまの……あれ、あなたたちが……?」「ああ、そうだ」「どうやったの!? ねえ、教えて!」驚きが恐怖を飛び越え、少年の目はすぐに興奮へと変わった。「村長に会えたら教えてやろう」「わかった!」
推定総盗用率:およそ0–5%




