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家族の大喧嘩

時間はかかっているが、前に進もうと勉強している2024年11月の頃だった。


いつも通り父はものすごい量のお酒を飲んで酔っ払い、私が勉強してるところにこう言った。

「お前何してんねん。」

「高卒認定なんか今とっても意味ないわ。」

「早く、働く場所を探せや。」

そう言われた。


ものすごく腹が立った。人が変わろうとして頑張っているにも関わらず、邪魔をしては人の努力をとやかく言う。そんな父に腹が立ち言い返した。


「必要やからやってんねん。」


すると父は、机を叩きブチギレ。

私を庇う母に対しても怒鳴り散らし、私も母も泣きながら震えていた。だけど、ここで負けたくなかった。母はずっと苦労してた。私は母を守りたかった。

母のことを悪く言い始めた時に私は言った。


「早く働いて、お母さんに苦労させるんいい加減辞めようや。」


すると、殴りかかるような素振りをしてきた。


そして、父はこう言った。

「俺をあんま怒らせんなよ。」

「俺をあんまり怒らせんなよ。このボケ。」

父の拳は強く握られ、いつ殴られてもおかしくないと思った。だが、父は殴らず、また机を叩き、離婚を突きつけた。母は泣きながら止めたが、父の暴走は止まらず、翌日に離婚届をとってこいと言われていた。


私は、昔から言っていた。早く離婚してほしいと。

だけど、母にそれは出来なかった。

一番は私と離れることになりそうだから。そして、もう一つの理由は、そんなことしたら何をしてくるか分からないと言っていた。


私は、これが母と父が離婚して、幸せな道を歩めるチャンスだと思った。何とか母を落ち着かせ、母と私でしっかり話をし、離婚するという結論に至った。はずだった…


翌日、暴走した父は何も覚えていなかった。

いや、覚えていたのかもしれない。

だけど、何も言ってこなかった。


私と母は鮮明に覚えているのに、何事もなかったように振る舞い、挙げ句の果てには母に酒を買いに行くように言っていた。だが、母も恐怖からなのか、断ることも一切せず買いに行った。


夜、父が寝た後、母と話をした。

「離婚はしないの?」と聞くと、母は「出来ない」と言った。母は父にどんなに酷いことをされても父と離婚することは出来ないらしい。


母が決めたことなら仕方がない。

私は自分に合う仕事を探そうと思い、沢山探した。

そして一歩進むためにやっと見つけた。

それはスーパーだった。これから面接に行く。

受かっても受からなくても、前を向いて、母に早く恩返しをしたい。受からなかったらすぐ見つけて、どんどんチャレンジしていく。そして、父が私たちにしてきたことを何倍にもして返してやる。


父は現在も朝から晩まで酒を飲んで、酒に溺れ、働く気もなく、毎日努力もせずダラダラしています。


父は私がバイトの面接に行く話をすると機嫌が悪くなったりする。多分、私が働くと自分が惨めに見えるのがよく分かっているのでしょう。


父はすごくプライドが高い人間なので、これからどうなるんでしょうかね…

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