まゆ(キャラ紹介、バリバリにネタバレ含みます)
プロフィール
名前:空結 まゆ
コードネーム:『人刈』
年齢:19歳
身長:174cm
体重:72kg(体脂肪率7%以下)
義手装着時:132kg
B:86
W:62
H:75
髪:紫色のボブカット
瞳:赤いツリ目
『性格』
天然で頭がわるい
けれど勘は鋭く、すべてに置いて切り替えが速い
『好きなもの』
隊長・動物(特に鳥)・肉・仲間・重量挙げ・スクワット・腹筋・走り込み・訓練・シャワー・香りのいい紅茶
『嫌いなもの』
戦争すべて・勉強すべて
『育ちと事故』
異国の貴族の娘であり、悠々自適に生きていた
けれど4歳のころに兵器の爆破事故に巻き込まれてしまう
左腕を失い、左半身には痛々しいやけどを負った
周りの者たちは娘の体や心を心配し、その親たちは『貴族の娘が体にやけどを負うなど』と頭を抱えた
もう女らしく生きられない
それを知った彼女はとある行為をはじめた
そう、筋トレである
『筋トレ継続』
彼女は筋トレに明け暮れていた
はしたないから辞めろと怒鳴られた
それでもスクワットをやめませんでした
作法を身につけろと言われた
それでも走り込みをやめませんでした
気が触れたと言われた
それでも腹筋をやめませんでした
16歳になると、彼女はムキムキになっていました
コンプレックスも傷も周りの罵倒も、筋肉の前では無意味でした
『入隊』
彼女は貴族の身分でありながら軍に入隊した
理由は単純……自分の強さを誰かのために使いたかったから
最初は貴族だと嫌な目で見られていた
けれどその強さ、天然さに惹かれ、たくさんの友人ができ、そこで彼女はさまざまな事を知った
紅茶を飲む美味しさ
喋る楽しさ
友達がいる心強さ
孤独だった彼女は軍でたくさんのものを得た
けれど初任務時、相手を殺すことをためらい、親友であった一人が戦死した
仲間からは気に病むなと言われた
隊長はお前は悪くないと言った
けれど彼女は自分を責め、自らの右腕を切り落とした
彼女は後悔よりも、仲間を守る力がほしかったのだ
『人刈』
彼女は対の義手を身につけ、誰よりも前線に立った
右手には一本の刀、左手には装甲を重ねただけのいい加減な盾があり、その戦いざまはもはや虐殺としか言えなかった
そして『人刈』というコードネームが付き、肉を斬る感覚になれた頃、彼女は死を望んだ
人を殺すには、その心は弱すぎた
彼女は首を掻こうとした
けれどその刃は義眼の男に掴まれ、こう論された
『生きれないんなら俺が背負う、辛いなら俺が守る。もう……誰も見殺しにはしねぇ』
男の言葉に、彼女は力なく頷いた
そして左手の盾を捨てたのだ
彼女はただ守るのでは無く、仲間とともに守ると心に誓った
『戦争のその後』
身寄りがないもの、居場所を見つけられなかったもの、戦争でしか生きられないもの
そんな仲間たちとともに、世界中の紛争地帯を旅している
ラクからは無理をするなと言われているが、彼女はその傍を離れない
不器用な彼を支えつづける
それが彼女の思いだから
【装備】
『義欠の体』
総重量60kgの、対の赤い義手
研究者の間では『星砕き(ティターン)』と呼ばれている
装備すると1トン程度なら簡単に持ち上げられる
その凄まじい腕力は戦車をも握りつぶし、砲弾を投げれば城壁や城すらもたやすく破壊する
通常の兵士が装備すれば、その腕力に振り回され腰や肩が粉砕するが、まゆの異常なまでの筋肉がそれを抑制している
ロキとの戦闘で右腕は壊れたが、左腕は今でも彼女に寄り添っている
仲間を、それよりも大切な男を守るために
『雪の空心』
『人刈』の専用武器
それは青く、刀身は霜が覆うほどに冷たい
刀身の中には射出機能があり、柄に貯めた水を凍らせ、青い斬撃を放つ
通常であれば射出の反動でろくに刃も振るえないが、彼女の義手はそれを気にも止めない
異様な腕力から射出される斬撃は亜音速にまで達し、水さえあれば弾に困ることは無い
この冷たさは、彼女が求めた冷たい心そのものである
【軍での成績】
101期部隊、全164人
義欠の体なし
格闘技術:1位
射撃技術:164位
狙撃技術:1位
隠密技術:1位
武器分解、組み立て:部品をこわした
総合運動性能:1位
座学テスト:164位
義欠の体あり
格闘技術:測定不明
射撃技術:銃をこわした
狙撃技術:ライフルを壊した
隠密技術:すぐ見つかった
武器分解、組み立て:論外
総合運動性能:測定不明
【人間関係】
『ラク』
隊長であり、自分がもっとも敬愛する人。あなたの重みをほんの一片でも背負いたい
『ロキ』
申し訳なさ過ぎてふつうに吐きそう。機会があれば何がなんでも謝りたい。命の恩人
『仲間』
私があなた達を守る、だからあなた達が私を守って。そしてどうか……誰も死なないでください
『リューべ』
任務とはいえ、彼女を拉致するのに加担した。死ぬ以外のことではなんでもして、罪を償うつもり




